Friday, December 31, 2010

2010年を締めくくる夢なのに・・・

あけましておめでとうございます。2011年の東京の元旦はとても美しい日本晴れです。空気が澄んで青空には雲ひとつなく、太陽も美しく降り注いでいて、初春にふさわしい日になりました。朝から、お雑煮、煮物、蒲鉾、厚焼き卵、黒豆に、もちろん日本酒と、伝統的な元旦の朝食を済ませ、年賀状に目を通し、年末宝くじが外れていることも確認し、いつもより暑めの朝刊に目を通し目新しいニュースがない平和な日本を確認した。いつもと同じお正月である。おめでたいはずのお正月なのに、夕べは自分の歯が抜け落ちる嫌な夢で夜中目を覚ました。起きた時に、夢であったことを知りほっとした。寝る前に睡眠導入剤を飲んだせいかな?数日前は、家が動物に占拠される、これまた薄気味わるい夢を見た。何を意味してるのかわからないけど、夢診断なんかをしてもらったら絶対いいことを言われない気がする。。。2011年初日から明るくない話題で失礼しました。今日は初夢の本番、楽しい夢を狙います。皆様、本年もどうぞ宜しくお願いします!

日本の皆様、明けましておめでとうございます!

Youtubeで桑田さんの復活紅白映像を捕まえることができました。嬉しい年明けです、ってパリはまだですが・・・。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

寝正月練習中の怠け象より

Wednesday, December 29, 2010

ラオスコーヒー②

ラオスのコーヒーについて以前Soraさんのエントリーがありましたね。今それについて中国通の夫と話しています。

彼曰く、中国の雲南省(中国とラオスの境)は19世紀にフランス政府によってコーヒー栽培が始まり、アラビカ種を作っているんですって。そして、今後10年の間に30億元(370億円)投資してこのコーヒービジネスを盛んにしようとしているらしい。

中国のコーヒーより、ラオス・コーヒーの方がブランドイメージとしてはかなり上ですが、要注意ですね、中国パワー。

Tuesday, December 28, 2010

着物

Lazyさんきれいに撮れていること。日本の美って感じだ。大昔子供の頃、祖母にもらった着物を得意になってきたことがある。口の悪い母に、いかり肩の蟹股で歩いて本当に似合わないと断言され、以来成人の頃に一度これでもかと着た限りである。そんな口の悪い母も何を勘違いしたか、20年ほど前に彼女の若かりしころの着物をくれた。引越しするたびに、きれいなのにもったいないと思っていたが、先日思い切ってほどいてベッドカバーにしてみたら、なかなかきれいにできた。今日は大雨でやることがないので、娘らにドレスの縫い方を教えることにした。ついでにほどいた着物を私のドレスに仕立て直すことにしてみた。いかり肩の蟹股でも平気なように、サンドレスにしてみることにした。上手にできたら、写真とって載せてみようと思う。

「時空を超えて」 假屋崎省吾in プティパレ宮殿



先日、マダム・バタフライさんのご紹介で、華道家の假屋崎省吾がプティパレの個展を開かれるのにあたってそのベルニサージュ、オープニングパーティーにお招きいただきました。プティパレ、初めてかな、違うかな。グランパレは行ったことあるけれど・・・。入っても来たことあるのか、ないのかわからなかったです。こういう壮大な建物、一杯あるんです、パリ。

さてカーリー假屋崎さん、私が日本を発ったあとにブレイクされた方であまり存じ上げなかったのですが、じつは下積みの長い方なのですね。だからでしょうか、プロだなぁと感心してしまったのは、時差を乗り越え寒い寒いパリに来て、大きな作品を作り上げ、アラフィーの先生、さぞかしお疲れでしょうに、パーティーでは終始にこやかに、挨拶されたり、写真を撮られたり・・・。
セレブリティー、本当に大変ですね。余程の理由がなければできない、と思いました。
そして先生の作品は、何々流というのを超えた、現代アートですね。圧巻でした。

下の集合写真、今回大変お世話になった東京ソワールの伊藤さんに腕を引っ張っていただいたお陰で假屋崎さんと一緒に写ることができた一枚です。 その隣は、その伊藤さんと、伊藤さんのお友達で、エコールドプロトコールというフィニシング・スクールをモナコと日本で展開されている畑中さんと。背景はプティパレの入り口です。壮大でしょ?



















これは、假屋崎先生のスピーチする姿を写真に収めようとしている私を含めた群衆。
総勢500人あまりのパーティーだったとのこと。
ちなみに、今回の假屋崎先生渡仏にあたって、旅行会社のHISが「假屋崎先生と一緒に行く、パリツアー」を組んだのですが、何と100人以上が参加されたとのことです。本当に大人気なんですね~。




さて、その翌日に、ママ友らを率いて再度プティ・パレ・ツアーです。
残雪の白さが、冬の弱々しい日差しと重なり、館内に独特の明るさを映し出していました。
前夜観た作品とはまた違う印象。何故か元旦の朝の静けさを想い出したり。



そして、プティパレ訪れるの、今回が初めての機会だということに確信を持ちます。
20歳のときの一人旅以来何回も来ている、そして今や住みついているパリなのに。
なぜそうだとわかったかというと、とても素敵な中庭があるんです。もし、以前に来ていたならこれは忘れられないはずです。
ちょっとローマ風呂を思い出させられるのは漫画「テルマエ・ロマエ」を読んだばかりだからでしょうか。
南国風にナツメヤシの樹などが生え茂る横に素晴らしい彫刻があり、その上に雪が薄く積もっている。
「なんと贅沢な光景!」と、それこそ時空を超える美しさにため息漏れるママ・チーム。
その横でジャングルの子猿のごとく走り回る子供達。
いつ追い出されるか冷や汗ものでした、はい。

この中庭に面した回廊でお茶を飲むこともできます。とにかく、空間美とでもいうものが満喫できる庭です。
この日も、假屋崎先生の個展は多くのフランス人の方々に観られていて、高い評価を受けていました。

そして今日もしつこく、霧雨の降るなか、家族で観に行きましたが大盛況でした。
パリにいらっしゃる方でまだの方は是非、観てください。お勧めですよ。

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フランス パリ、プティ・パレ宮殿 個展「時空を超えて」
http://petitpalais.paris.fr/fr/expositions/au-dela-de-lespace-temps
パリ市の企画で假屋崎先生が招待され行われる、日本人として初の栄誉ある個展です。假屋崎先生デザイン・プロデュースの着物と花と、ドームの器との壮麗なるコラボレーションにご期待ください!!

会場となるプティ・パレは1900年パリ万博の会場として建てられた歴史ある壮麗な宮殿です。自然光を取り入れた気持ちの良い空間で、現在はプティ・パレ美術館としてグラン・パレ同様パリ市民にも親しまれています。
 
【会場】プティ・パレ宮殿(パリ市立美術館)
【会期】12月21日(火)~1月2日(日)
【レセプションパーティ】12月20日(月)
*休館日・開館時間をご確認の上、お越しください。

Monday, December 27, 2010

筋肉痛

今日は、崖っぷちから突き落とされあちこちぶつけながら底までたどり着き生還したような感覚がある。一年ぶりのヨガ、たいしたことないじゃないの~などと嘲り笑うとこういう目に遭うのだ。驕れる者久しからずである。冬休みで子供のための運転手兼掃除婦兼料理人と化した夕方ころ、子供を友達の家に送り届け、その足でまたヨガに行ってみた。迎え酒と同じように苦しみが癒されるかなと思ったが、考えが甘かった。筋肉が痛い、特に右の肩はひどい。明日は絶対に行かないことにする。

Sunday, December 26, 2010

エレクトリックギター

今日25日は素晴らしい冬晴れ。空気は冷たく乾いているが空は真っ青。日本で一番美しい季節は真冬の晴天の今日のような日だと思う。我が家の隣はカトリック大聖堂だから、今日は朝から鐘を鳴らしている。私はちっとも気にならないけれど、近所の住民からの鐘の音がうるさいとのクレームで堂々と鳴らせるのは日曜とクリスマスだけになった。ここはやはり仏教の国、除夜の鐘は大好きでも、キリスト教の鐘の音は雑音に聞こえるのか寛容ではないようだ。今年のクリスマスプレゼントはエレクトリックギターだ。夕方から近所迷惑顧みず、2本のギターをアンプに繋ぎジャカジャカやった。2011年は念願のバンドを組もうと思う。

Saturday, December 25, 2010

Californian Christmas

皆さんメリー・クリスマス!

今日のサンフランシスコ郊外は終日雨。昨日は快晴だったのに。朝は恒例のサンタさんからのプレゼントをあけるイベント。なんと、15ヶ月いつでもヨガにいけるようにサンタは計らってくれたらしい。このご時世に無駄を省こうと控えていたのをサンタは不憫に思ったらしい。ありがたい。明日はすっかり柔軟性を失った体をおでんの中の昆布のようにひねっていようと思う。子供らもそれなりにサンタさんのプレゼントに満足のようで、まずは一安心。去年は末っ子が、「毎年サンタに丁寧に手紙を出すのに、まったく違うものを贈ってくる!」と憤慨していたが、今年は大満足の様相で、サンタの遣いとしてはうれしい。

Lazyさんはフォアグラ三昧のようだが、ここマリン郡は、アンチ・フォアグラのようで、昨日はしごで駆けずり回ったお店のどこも売っていなかった。アヒルさんの扱いが非人道的だそうで、しかも太ることを忌み嫌う人々には敬遠されがちなようだ。ところがキャビアは売っている。お魚さんのおなかを咲いて取り出す卵は人道的でもかまわないらしい。というわけで、フランスの親戚への恒例のJoyeux Noel!コールの後の今日のランチはシェパード・パイとハム。




夕方はビジネス英会話教室のパイロット実験をSkypeでしてみた。一時間のはずが二時間になったけど面白かった。皆さんもいかが?

さあ、今夜はハムとマッシュルームのパスタと子供シャンペーン(シードル)と白ワインで乾杯と行こう。

メリークリスマス! Joyeux Noel!




今年のクリスマスはサルト州にある、義理の両親の田舎のシャトーに来ています。

昨夜は、聖夜のミサから帰ってきて、義母お手製のフォアグラとボンゾーというソーテルヌみたいに甘いワインで食べました。
今日25日のメニューは、フォアグラと、義父が狩人さんからもらってきたキジと、庭師が摘んできてくれた、マーシュ(羊草?)のサラダという、田舎ならではの野趣に富むもの。わが結婚式の時のシャンパーニュが残っていたようで、それを開けて飲み干しました。
このランチョン、子供達も同席させてもらいましたが、こちらのしつけとしては、子供は食事中、会話してはいけないのです。チビザルは何か言うたびに、周りから「シッ」といわれ、戸惑っていたのがちょっと可哀相と思う母猿。まぁ、これもお勉強だし、がんばってね~。

さて、メールをチェックしたり、他の方のブログを観ていると、タイ風そばとか、和食とか、美味しそうなこと!今夜はまたフォアグラか、明日はまたロティ(ロースト)か、と思うと「パリに帰ったら、先日友人からもらった秋田ラーメンとやらをゆでて熱々を食べよう」と心に決めちゃいます。

写真は、ラーメン、といいたいところですが、今朝のシャトーの風景です。

皆さん、よいクリスマスを、そして、Happy Holidays!良い年越しを!

Wednesday, December 22, 2010

jeez....

なんと明日の朝6時にコンファレンス・コールのあることに気がつき、思わずOh my god!とつぶやいたのがきっかけで、先日プールのロッカーでJeez!というつぶやきを聞いた事を思い出した。これは言うまでもなくJesusを崩した言葉で、ま、いわゆる冒涜ですが、なぜかというと彼女はボディー・ローションと勘違いしてシェービングクリームを体中に塗って、なんだか変だな、どうしてもっと肌になじまないんだろう?と思ってラベルをみたそうな。クッククと一人笑ってから、気の毒だなあと思った。さっきまでサウナで一緒に世間話をした仲だったから。。。昨日会った人は昔いたユリ・ゲラーかコジャックのような頭をしたおじさんだが、久しぶりにわが身の半生記を尋問され、人生の指針を鋭く示唆された。これは、世で言う"Come to Jesus"的なランチだった。これがきっかけで、ビジネス・プランをたて、シリコン・バレーのVC(ベンチャー・キャピタル)に出資をお願いするプランを起草することにした。その傍らでWuppaをテレビショッピングに売るように夫にアドバイスをされ、近所のおばちゃんにWuppaを売りつけたり、冬休みで家でごろごろしている子供らの世話をしたり、空っぽになりかけの冷蔵庫をあさって新料理を発明したりとバタバタが続く。このバタバタ状況を英語で説明するのにI'm raising a lot of dustとか I'm floundering aboutなどといってみる。Flounderは日本語ではひらめなのだ。釣り上げたひらめが地面でバタバタとあえいでいるのが由来と思われる。英語は本当にビジュアルな言語なのだ。何故、急に英語の解説をするかというと、大前研一に対抗して大人のための英語教室を始めようという話が盛り上がっているからなのだ。

Monday, December 20, 2010

しつこい


しつこいようだけど雪の降るパリにはMinni Wuppaはいかがだろう?新しいカメラで撮った自慢の写真。

今年の言葉、私は「出会い」

今日も雪のパリです。子供達の学校もクリスマス休暇に入り、めっきり年末モードに入りました。

先日、ネットニュースで、今年日本のキーワードの漢字は「暑」というのを見かけました。
夏帰省しましたが、確かに暑かった!京都で乗ったタクシーの運転手さんが、「なにやら、今日はフィリピンより暑いらしいですよ」と言ってましたっけ。日本は亜熱帯なのでしょうか。あの夏も今はもう懐かしい。

私の、今年を象徴する言葉は「出会い」。沢山の出会い、再会がありました。
週末には、ANA時代の友人が遊びに来てくれました。彼女はもうヒエラルキーも上の方で立派な社会人しています。
若い頃は、「やってられないよね~」「さっさと辞めようね~」「でも生活かかってるしね~」ってちょっと斜に構えていた私達。
私は6年働いたところで退職し、海外に出て、成り行き人生を続けている。
彼女はそのまま、踏ん張ってがんばっている。
縁あって、私の退職後も何年に一回は会う機会に恵まれています。そして、玉にしか会えない分、顕著にわかる彼女の「進化」というのがあって。まぁ、余計なこというようだけど、同期の桜ということで許してもらえるでしょう(?)。
何しろ、円熟しているのです、彼女。
随分前から「○×○×ね~」的なシニカルさは消え、代わりに、毎日を、毎フライトを真摯に勤め上げている、それが行間に伝わる、何と言うか、「静かなるポジティブ・シンキング」な言葉が振りまかれているのですよ、彼女の発言。
責任ある立場にいる今、きっと苦労は反比例して多いであろうに、愚痴など言わず、「今日ね、こんな良いことがあってね」って、小さなことでも大切に喜ぶのです。
そんな彼女と話しているとこちらの心まで温かくなります。私もがんばろーって思わされます。

そして、ちょっと前にバイリンガル教育のところで頂いたSoraさんのコメントの、「言葉の価値、重さ」というのを思い出したりします。
私も若い頃が斜に構えたことを言っていましたが、多分あの頃だって、ちょっとかっこつけただけで、実際には結構一所懸命に取り組んでいたと思うのです。唯々いわゆる「軽口」をたたいていただけなのでしょう。でも振り返ると言霊ってあるなぁと実感します。あの頃の私、自分の「軽口」に感化されて、やる気をそがれたり、見るべき方向を直視してなかったり、ってことがあったと思う。
年老いた(?)今は、もっと素直に気持ちや感情を言葉にして行きたいです。
そんなことを思った友人との再会。

テーマは「出会い」でしたね。色々な人に会いましたし、色々な本・漫画にも出会いました。この広い世界で何億といる人や本の中、出会えた運命というのはすごいとしか言えない。見えない力、引力を感じる年の瀬。来年も楽しみです。
ではまた!

Friday, December 17, 2010

地球ラジオ、その他

NHKのラジオ放送番組の地球ラジオってご存知ですか?
あさって日曜日の夕方放送分に、何故か登場させて頂く予定なのです。私の声が電波に乗るのは、電話でパリの様子をお知らせする計3分くらいなので、聴かなくてもいいですよ。でも、今回の話があって、ウェブで番組について調べよう、と思って、色々タブをクリックしてみたのですが、面白いです。GlobeNibblersさん達大集合って感じで。これまで、どんな田舎の町に行っても、中華屋さんがあるのにびっくりしたものですが、地球ラジオのサイトを見ると、どこに行っても日本人がいることにびっくりしますよ。

今まで住んだところで出会った日本人の方々は、その土地土地のキャラクターに合っていたと思います。
NYには勝気な頑張りやさんが多かったし、ロンドン在住者はどことなくトラディショナル、カタールには、何故か遊牧民のようなベールを被った日本人の方がいましたね、そういえば。あと、ひげを生やしている邦人の方を多く見かけました。何故だろう。

パリで会う日本人の方は、何故か優秀な方が多いです。先日参加した老若男女が集まる飲み会、「若い人や異業種の方もいるし、ついていけない話題も出るかもしれない」、と覚悟して出かけていきました。が、私の周りにいらした若い人たちの話を聞いていると、気さくで楽しい。そしてどうやら皆東大生だったり、研究者だったり、IT系だったり。学歴だけではありません、まぁ、皆さん博識なことで。話も色々な方面に飛んだり、戻ったりで面白かったです。これが文化の街、サロンの街、パリということなのでしょうか。

海外で会う日本人の共通項として、皆自分の意見がある、いう、というのがあると思います。皆が自己主張が強い、というのではなく、和気藹々とやっている中で、「私、昨日ね、」と堂々と自分の体験をシェアしたり、「で、こう思ったのよ」とか、「これっておかしいよね」とか、はっきりと話してくださいます。お茶を濁すっていうのが少ないような気がする。

海外で暮らすと不自由なことも多いけれど、しがらみがなくって楽チンだったりもします。住めば都ということでお茶を濁して・・・。
良い週末を!

Monday, December 13, 2010

Wuppa


ちょっと図書館で借りた本に刺激されてWuppaなるものを作ってみた。このWuppaはうずら豆とラベンダーの入ったショールなのだ。疲れ目に効くMinni Wuppaも作ってみた。電子レンジに入れて温めると気持ちいい。これで大金持ちになろうと思う。Wuppaは取りあえず20ドル、Minni Wuppaは6ドル50セントにする。ちょっとちたお土産にどうだろう?息子が作ってくれたウェブサイトも明日にはアップロードされるので、www.mywuppa.comに行ってみてほしい。Oh, wuppa life!というのが売り文句のいい加減な会社。

道が凍ってます、今朝のパリ。

そして、必然的に風邪が流行っています。バカと何とか、ってことで我が家は今のところ大丈夫か、と思っていたら我が家では一番知的な夫が今朝方から怪しくなってきました。学校に子供を送り、その足で所用を済ませ帰ってきたけど、身体が急解凍したせいか、ぼーっとしてます。寒かった~!

今日は月曜日。
幼稚園は来週から1月2日までクリスマス休暇です。
今朝は年少組に所属する弟猿の歌発表会でした。ワタクシ、すっかり忘れていて、紅白の服で統一を図られたクラスメートの中、紺色の普段着の弟猿君、そんなことも気付かずに、歌って踊っていたから好しとしよう。明日は兄猿の番です。昨年のコーラス、兄猿は不動の前川清状態(-マイナス)口も開かずだったけど、今年はどうでしょう。

明日火曜の幼稚園、コーラスの後、学校にてお芝居をみて、お昼のあとはクラス毎でクリスマス・パーティをするとか。親はケーキや飲み物を持っていくことになっています。

そして水曜日、パリは幼稚園がお休みなので、習い事にあてがわれることが多し。我が家もその例にもれず、兄猿が日本語の補修校に通っておりますが、こちらでもクリスマス・年末歌の発表会。兄猿、口パクでも良いから動きをとってほしいです。パリの学校とちがって、日本の環境は協調性をみせないと苦労しますからねぇ。その後懇親会があるので、またケーキ・お菓子を持っていくことになっています。
さらに、この日は柔道教室のクリスマス会もあるのではしごです。

こうしてせかされるようにクリスマスに向け突進していくのです、12月のパリってやつは。
ケーキや焼かなきゃだし、カードも書いていないし、プレゼントも追いついていないし、何もしていない割には、何だかもう疲れた。早くしーんとしたお正月になって欲しい。

・・・と書きながら卵を買うのを忘れたことに気付きました。卵なしでできるケーキ、ないでしょうか。外出たくないよ~。

Change of subject.
今週のエコノミスト誌に、「なぜブラッド・ピットは汚れた世界の女性に人気があるのか Why women in dirty places like Brad Pitt」という記事がありました。
女性の好みを科学的に分析すると、貧困・不衛生な環境に住む女性は、肉体派の、乱暴そうで汗臭いような男を求め、反対に小ぎれいで安全な高度社会に住む女性は、清潔で知的な優男を好む傾向が強い、これは、人間のサバイバル本能によるものだ、ということ。
これで、日本の草食男性が人気なのも理由付けられる?ブラット・ピット好きだけどなぁ。

Friday, December 10, 2010

アーメン

今日は図書館の基金を担当するおばちゃんたちの会に出てみた。ファンド集めのためのイベントを企画するらしいが、なんだかお金持ちのクラブって感じで腑に落ちなかった。図書館は大好きなのだが、大金を寄付する人たちのための感謝の会やらディナーやらでは、日々利用して楽しんでいる人々なんてそっちのけの気がして、でしゃばって意見をいってみたりしたけど、どんなもんだか。そして、プールで30分の後でランチを一緒に楽しむおばちゃんとキャリアやらビジネスのアイデアを交換しての帰り道、例の図書館に立ち寄り本を借りる。その間友人二人から別々にキャリア相談の電話があり、またアイデアを交わしながら、子供らを拾って帰途に着く。バタバタバタとは最近の私である。バイオリンのレッスンに出かける次男、学校のネオン・ダンスとやらに出かける三男。間に合うように夕食を作るが、見かけのあまりよくないスパゲッティー・ソースに夫は批判的。それがきっかけで不機嫌この上ない私に娘らは反抗期のふてぶてしさで火に油状態である。ワインを煽ると、日ごろ抑制のかかる怒りという感情に抑制がきかない。あんたたちなんかと話すよりもPCの方が心地よいといい放し、コンピューターに向かうと裏方で娘が「アーメン」というではないか?!!!
カッとするが激情するのも下品なのでYouTubeにいってみる。偶然選んだ歌が9・11直後のNYのもので、あれから9年たった今喜怒哀楽を経験できる自分の幸せを認識する。http://www.youtube.com/watch?v=9NXYNvqp_pM
そして、こんな生活を経験できる今の失業状況に感謝をしたりする。

嬉しい金曜日

なぜかというと、今日は用事がないから。
働いてもいない私の用事なんて、些細なもので、郵便を出す、とか、スーパーに買出し、とか、役所に行くとか、ママランチするとか、その程度なのですが、これが一つでも入ると、その他の家事・育児との兼ね合いで忙しいような気になってしまう怠け象なのです。それが今日は子猿のお迎えの16.15分までフリー!Yeah!

本当は翻訳プロジェクトやエトランゼのことなどやるべきことは山積しているのですが、まずは昨日読んだ漫画について・・・。

テルマエ・ロマエ」はもう読まれましたか?このリンクにいくと、第一話が無料で読めます。これめちゃくちゃ面白い!塩野七生さんもびっくりのローマ時代の話です。BBCの超ヴァィオレント且つエロティックなドラマシリーズ「Rome」の主人公だった生真面目兵士を髣髴させる建築家が、ローマ風呂と日本の銭湯を行き来するという、シュールなお笑い漫画です。こんな設定、だれが考えたでしょう。昨日は、役所に滞在許可証を受け取りに行くという、非常なる覚悟が必要(お役所で働くフランス人はとっても意地悪だから)な用事があったので、心の癒しにこの漫画をバッグに忍ばせたのですが、失敗です!メトロでも待合室でも「ぶっはっは」と噴出してしまうこと何回。完全に危ない東洋人と化していました。疲れているときなど、本当に、本当にお勧めです。

そして、夜は、小学館ブック大賞とかを受賞した神様のカルテという、現在も医師として働く30代前半の作家の作品を読み始めました。本の装丁からそうですが、漫画が活字化されたような話です。これはすごく売れていて、映画化もされるとか。読みやすくって疲れない。こういう書き方、売り方もありですね、今の時代。

出版不況らしいですが、一方で、こんなに面白い作品も売れているようですし、電子書籍でまた新しい動きも出てくるだろうし、面白そうですね、今後の出版業界。漫画はもっともっと翻訳して輸出したらいいと思います。

皆さん、良い週末を!

Thursday, December 9, 2010

今日、ラオスで農業を営む日本人のSさんとランチを食べた。ラオスという国はインドシナの小国で人口600万人弱だが、太陽、水、山と自然資源に恵まれた国らしい。昨今の著しいアセアン地域の成長のお陰で、ラオスも少しずつ観光客が増え昨年は年間300万人の旅行客が訪れたらしく、毎年数字は増えている。旅行の内容は仏教寺院見学と豊富な自然を体験するエコツーリズムがセットになって、主に欧州からの客が多いそうだ。Sさんは数年前よりラオス政府から借り受けた大規模な土地で現地の人々と協力して様々な作物を作っている。と言っても彼は農夫ではない。10年後に食糧基地として注目されることを信じて、安い労働力と土地を利用して主に日本向けに食糧を作っているのだ。初めて知ったのだが、ラオスというのはとても美味しいコーヒーが採れるのだそうだ。アラビカ種という高級な豆で間違っても缶コーヒーなんかには使われない。ラオスは知名度も商売も下手だからコーヒー豆は最終的にベトナムに買い取られ、ベトナムコーヒーとして出荷されているらしい。5ヘクタールの土地にコーヒーを植えると3年後には約16,000キロのコーヒー豆が収穫できる。今はお土産屋が皆無のラオスらしいが数年後には、きっと200g入り5ドルぐらいでラオスコーヒーがホテルや空港で外国人向けに売られていると思う。仮に16,000キロ全てをお土産として売ったとすると80,000ドルの売り上げである。コーヒーは木だから最初の年に初期投資が必要だけれど、それ以降は15年程度の間肥料と安い人件費だけ。大まかに半分が費用に消えたとしても40,000ドルは毎年手元に残る。初年度の投資が40,000ドル程度らしいから、悪くない投資だと思う。私がもしコーヒー農園のオーナーになったなら、ジュビさんにパッケージのデザインを頼んで、毎年のお歳暮やクリスマスの季節にオーナーからの手紙も添えてプレゼントして回りたいと思う。

Wednesday, December 8, 2010

自省

今朝は地元のおばちゃん連中と朝食会をかねてライフコーチをしているやはり地元のおばちゃんにご教授いただいた。おばちゃんといっても、うちの近所のおばちゃんはそんじょそこらのおばちゃんと少し違う。70歳代のおばあちゃんは実は世界でも有数の皮膚がんの権威で、有名な病院の臨床実験の部のかしらだったり、いろんなバイオテクの会社の取締役を勤めている。もう一人は、銀行のえら~い人だったのを引退して今は複数の銀行の取締役になっていたり、さらにもう一人は云々となんとなく雰囲気はつかめると思う。それでも、不思議とぜんぜん偉くもない私などが中枢になってイベントを企画すると面白がって参加してくれる。
今日のライフコーチおばちゃんの質問は2011年に向けて:
1)2010年を振りかえってみて何がワークしなかったか、それなので2011年は何を心がけるか?たとえば、自分のペースを無視して仕事を詰め込んだために燃え尽きたのならば、来年は仕事の時間を厳守し、それ以上は欲張ってやらないとか。
2)自分を振り返る時間を確保できているか?できていないのならどうしたら最低限の自分時間を確保できるか?たとえば、運動をするとか瞑想をするとか?
3)今まで実現できていない最大の望みは?
4)自分にとって成功とは何か?それを達成した自分を想像してみる。
いかにもという感じの質問ではあるが、人間はみな何か特別なことをするためにこの世にきているとすると、あなたにとってその特別なこととはなんなのか、考えながら年末を迎えると良いらしい。確かにそんな気がする。おばちゃんらもふむふむと考え込み、でも朝食が終わるといそいそと仕事やら作業をしに散っていった。私はというと、友人のおばちゃんとクリーンテクの機会について話したり、小さな人助けの会の発起をたくらんだり、ピーチクパーチク話しているうちにお昼になってしまった。雨の中泳ぎに行って2)の自分を振り返る時間を作ることにした。

Tuesday, December 7, 2010

バイリンガル狂想曲 by 中島さおりさん

パリの女は産んでいる」というエッセーで、日本エッセークラブ賞を受賞された中島さおりさんが、2008年に書かれたバイリンガル教育に関する連載がこちらのリンクで無料で観られます。フランス在住の著者がご自分のお子様達の日本語教育について書かれていて、読んでいると「そう、そうなのよ」と共感、共鳴するところが沢山。

我が子猿たちが日本語で私に話すのを聞くと、たいていのフランス人は感心します。そして日本人の方は、彼らがフランス語で話すのを聞いて、「すごーい!格好いい!」って言ってくれます。
「このレベルまで教えるのが大変だったのよ・・・。」ってため息混じりにエラぶってみたいのですが、実は、全く努力・苦労していません。
もちろん、うちの子猿が天才なわけではなく、知能レベルは全くもって普通の子猿です。子供の脳は柔軟に何でも吸収するようにできているって本当なのです。
フランス語に関しては、父親がフランス語で話すし、フランスに住んで、フランスの幼稚園に行っているのであの程度話せるようになって当たり前。日本語も、私との日常のやり取りや日本人の友達とのお遊びで、自然に会話力が付いたのです。

問題はこの先。
日本語力、読み書きができないと、ここで止まって進化できず、ゆくゆくは退化するのでしょう。
がんばって教えなくちゃ、あぁ、でも面倒くさい!このジレンマ!

教えたいのは、日本語と、ある程度日本的感覚というか、感受性というか。
多くの日本文学は日本語でないと伝わりきらない部分が多いと思うし、大好きな井上靖の「しろばんば」は日本語で読んでもらいたい、詩に至ってはあの繊細さ、力強さは天才を持っても訳できないでしょう。そして、我が愛しの桑田さんの楽曲は日本的感受性がないと、わかり方が違うと思う。
と完全にバカ母の押し付けなんですけどね。

感受性、表現力が豊かな子になってもらいたい、あぁやっぱり日本語、使えるようにになってほしい。

妊娠中は「健康であればいい」って言ってたくせに、既に欲張りばあさんになっていますね、はい反省します。

イーグルスがやってくる!

来年3月にあの、イーグルスが日本にやってくる。私自身は大したロックファンではないけれど、イーグルスといえば、ホテルカリフォルニアでカラオケの閉めにはみんなで大合唱するあの、イーグルスだ。ちょっと迷ったけれど、もうあの人達もいいおじいさんだし、これが本当に最後の日本公演になるだろうと思い予約をした。大御所と呼ばれるロックスターももはや60代や70代。大抵のアーティストは麻薬や事故で早々に命を落としているところ、高齢まで生き延びて日本に稼ぎに来れるのも、恐らくは彼らの”ロック魂”によるところだろうと思う。本人を見たらきっと自分にもロック魂が芽生えて、きっと何かのご利益がありそうな気がするので、お布施にも似た気持ちでチケット代の12,000円を支払うことにした。

Saturday, December 4, 2010

パリ便り

今朝も雪が降っています。風に漂うがごとく舞うごとく。今日は積もるかもしれませんね。
それにしても今週は寒かった!気温計は0度付近を微動するだけ。

でも慣れると大丈夫なもので、「冬のパリはやっぱりきれい」と思っていると、5歳の子猿も「パリは冬が一番」と言うので驚きました。きっと彼の場合は冬=クリスマスだからでしょう。

さて、師走に入り、なんだかせわしない一週間が過ぎました。
昨日は、高校時代からの友人で、パリで博士課程を云年間やっていたのが、ついに博士号取得!その歴史を知っているものとして感無量でした。
そして、口頭試問というものを初めて見ました。2時間位の質疑応答のあと、陪審員が退席し、協議すること5分、戻ってきて「おめでとう」っていう流れで、その後みんなでシャンパンでのどを潤すというところはフランス式なのでしょうか。

フランス式といえば、今週はフランス的なお受験も経験(?)しました。
子猿たちの幼稚園、公立なのに結構遠い。それを来年度から近場の学校に移すべく、私立の学校に「出願」していました。フランスに私立は、費用・敷居などは、日本や諸外国に比べるとそんなに高くないのですよ。
それでも・・・
「セレクションがあって、根回しが肝心よ」「ミッション系なら、教会に足繁く通って、神父から推薦状を書いてもらった方がいい」「私の叔母がその方面強いから紹介状を書いてもらいなさい」などなど、色々言われました。でも、怠け象な夫婦、ただ出願書をダウンロードして、出願料一家族30ユーロというアバウト料金の小切手を添えて投函したのが10月末。
で、早速面接の連絡があったので、(それも親だけ)、一時面接ってやつね、このあと、子供を見て、合否がわかるのは春ごろなのかしら、なんて思いながら、学校に出かけたのが木曜日。

ちなみに校舎はお城みたいなんですよ~。きっと、市の持つ文化遺産を学校にしているのでしょう。
前述の、友人博士がソルボンヌで勉強していた頃、もぐりで参加したことがあります。二十年近く前の話です。講堂での授業だから大丈夫っていわれたけど、「えー、部外者ばれちゃうよ」って、母校の西講堂と呼ばれていた四角い部屋をイメージしつつ侵入。でもそこは、アンフィ・シアターに天井近くはフレスコ画の広大さ、すばらしさで圧倒されました。
フランスってリッチだなぁ、と思う瞬間です。

さて、面接。校長先生が学校の方針について説明してくださいます。時折質問を促されるので、聞いてみる。
Q
「体育については何か特別なことをしていますか?」と夫。できれば学校で柔道を教えてもらいたいのです。放課後、道場に連れて行くのが面倒だから。
A
「はい、色々なチョイスがありましてね・・・」
Q
「音楽については?」と私。ピアノ教室に連れて行くのが面倒なので。
A
「音楽、当校の弱点でして・・・」まぁ、正直なこと。
・・・と質問されるのではなく、するだけ。面接って反対かと思っていた。

そして、20~30分後に、
「では、まぁ、後で何か質問が出てきたらいつでも連絡ください。こちらが入学に伴う必要書類です。」
と茶封筒を二枚渡されました。
「えっ、Are we in?」と夫に目で聞くと、「そうみたい」とうなずく。
嬉しいけど、拍子抜けなお受験でした。

・・・とだらだら書いていたけど、もう11時半。さっき朝ごはんだったのに、もう「お腹が空いた」コールってどういうこと?
我が至福の時は強制終了となりました。
皆さん、良い週末をお過ごしください!!

Monday, November 29, 2010

人生は50歳から

今日近所の雑司ヶ谷に新しく出来たタンゴバーに行ってきた。タンゴが好きなわけではなく、昔働いていた証券会社のセールスのヘッドをやっていたおじさんが、一念発起して、自分の生まれ育った築70年の日本家屋を、その趣を残した形でバーに改造し、しゃれたタンゴバーのおやじになったというのを友達から聞いたので、遊びに行ったのだ。そのおじさん、とてもタンゴなんていう雰囲気の人ではなかったはずだが、いつか念願のタンゴバーを開くために若い頃から密かに計画を立て、タンゴ習ったり料理やらレストラン経営の勉強をしていたらしい。行ってびっくり。そのおじさんの楽しそうなこと。セールスのヘッドだった頃の意地悪で年中不満だらけな表情は消え去り、タンゴを愛するよきおっさんに変身していた。おまけに、彼が「つれあい」と呼ぶ素敵な女性もバーを手伝っている。お店が終わったら何と二人でタンゴを踊るらしい!二人でタンゴ!?気持ちわる~と昔の彼に対してなら、即座に思ったところだが、今日の彼には、「へぇ、タンゴ踊るんですか?素敵ですねぇ」と素直に言ってしまった。「人生は50歳からよ」とにっこりしながら言われた。本当に50歳からが正念場なのかどうかわわからないけれど、そんな風に言い飛ばせるなら、それはそれで羨ましい。

Saturday, November 27, 2010

雨期

今日も雨。最近節電と地球に優しくをモットーに物干し台を買って洗濯物を干している。昨夜取り込んで良かったと思う。これも連日いくプールのおかげ。ロッカーで着替えをしながら明日は雨らしいという発言を聞きかじったから思い立った洗濯物の取り入れ。

バイオリンのレッスンを雨の中フェリーと電車を乗り継いでいく息子の話をしたら、友人がひどい親という目つきで私を見るようになったので、久しぶりに送り迎えをすることにした。行きは当の本人である息子が運転した。一時間を雨の降るなか、男性の脳を説明する本を読んで過ごした。わかっていたけどそういうことかと納得した。思春期の男の子は母親の臭いを敬遠するようになるらしい。これは近親相姦をしないための動物的な防御らしい。そして、相手に感情を読みられないように無表情になるらしい。さらには、脳の大半が女の子やセックスに占領されるらしい。レッスンから出てきた息子にそうかと確認すると、「そんなの当たり前じゃないですかお母さん。」という。それでも、きちんと礼儀正しく話しをするところは、偉いと思う。

Friday, November 26, 2010

速報!パリ大雪

先ほど、空が薄紫色になってきて、「ムムッ、怪しいぞ」と思ってたのが15.35分。洗い物をして顔を上げたときには大吹雪になっていました。

初雪って、嬉しいですよね。何でだろう。遠くに見える、オトイュの競馬場は薄っすら雪化粧できれいです。

と書いているうちに向こうの方から青空が・・・。これじゃ積もらないわ。
欧米の天気ってほんとうに変わり方が激しいですよね。

週末から少しずつクリスマスの飾りを始めようかと思っています。
皆さんも、Bon weekend!

Thursday, November 25, 2010

Thanksgiving

アメリカは今日はサンクスギビング:昔々ヨーロッパから新天地を求めてやってきたけど厳しい冬で飢え死に思想になったいた人々を地元のインディアンが食べ物を分けてくれたことに対する感謝が発端である。七面鳥を買って塩・にんにく・たまねぎ・レモンの入った水に一夜漬け込んだ。この漬け込む作業をBrineという。ところで、ホルモンをまったくあげない七面鳥と、ホルモン漬けの七面鳥では、値段は倍、大きさは3分の4位で、ホルモン肉を山のように食べてきたアメリカ人が大きい理由がわかる気がする。カラッと晴れた秋晴れの朝。GoogleにHow toと入力すると、一番に出てくるのは"how to cook a turkey"で、その次は"How to lose weight"らしい。夫がこれを発見して喜んでいた。明日のジムは罪滅ぼしの人々で満員だろう。明日といえば、明日はブラック・フライデーである。毎年開店前に長蛇の列をなし、開店と同時にどどど~と店に流れ込み、人並みに押し倒されて死ぬ老婆たちがニュースにでるが、いったい何故そこまでしてお買い物をしたいのかわからない。

Saturday, November 20, 2010

奥泉光という作家

とある方よりご紹介頂いた奥泉光と言う作家、ご存知ですか。
最近では、「シューマンの指」というのが評判とのこと。
私が入手したのは、15年ほど前に芥川賞を受賞した「石の来歴」というのと、野間新人賞を受賞した「ノヴァーリスの引用」という本、どちらも子猿の日本語補修校の図書館で借りました。パリっていいところでしょ。

石の来歴、詳しくはこのリンクを見た方が私が説明するよりよっぽどお分かりいただけるでしょう。読んだあと、「こんな力強い話を、今に媚ない方法で書く人がいるんだ!」という感動の余韻がしばし。アマゾンをみたら、「新しいタイプの恐怖小説」とあって、あらまぁ、人の受け取り方とは何とそれぞれなのでしょう、と思いました。私には恐怖小説度0、ミステリー度30、人間度70の話だったのに。


ノヴァーリスの引用
は、冒頭が「死後の世界とは存在するのか、死とはどんな体験なのだろうか」という万人が興味を持っているだろう命題について、研究者らが酒を飲みながら話す、という、超そそる入り方。それがやがてミステリーになるのですが、クライマックスのところで、キーパーソナリティの一人が日本人と言うものを実によく表現している台詞を言います。長いので引用できませんが、私なりの解釈は、
「思想は明日を信じる、改善するためのものだが、あなたたち(日本人)は現実にどう自分をフィットさせるか、と言う目的といて思想を使う。何も信じない人々に、現実しか信じない人々に、思想も夢もへったくれもない」と言うことと理解しました。
言い得て妙だと思いませんか。

星の数ほどある本の中で、こういう秀作を書く人に出会えた喜び。
皆さんも面白かった本、作家、教えてくださいね。

Friday, November 19, 2010

クーポン

http://www.kooponez.comというところはどうやってお金をもうけているのだろう?Grouponはたくさんの客から得た収入の50%を商店から取っているらしい、などと急に書いてみるのもなぜかというと、日本はアメリカに次いでオンラインショッピング市場が大きいというレポートを読んだから。私はどうにかして主婦の労働力とパワーを換金化できないかなあと模索中である。こんなに報われないのに働き者の労働者階級はいないと思う。これまでは、外で働いてきて家のお掃除やら子供の面倒を他の方にお願いしていた私も週末はまじめに主婦をしていたが、スタートアップをしながら毎日主婦業をこなす今は、本当に主婦って大変だなあと思う。

Thursday, November 18, 2010

バゲットの値段

フランスといえばフランス・パン。こちらではバゲットと呼ばれている、長細いパン。
焼きたてのバゲットはおいしくって、お腹すいているときなんて、一本殆ど食べちゃうときが・・・・

でも、この頃は以前ほど頻繁に買うこともありませんでした。夫が夜にチーズ断ちをしているのや、子猿達は和テイストにもおにぎりを好むので、買わなくなっていたのです。

そんな先日、いつものパン屋に寄って「バゲットを」、といって90サンチームだしたら、95サンチームだ、と言われました。
「あれ、そうだっけ?」
と聞き返すと、
「そうよ、95サンチームよ、5サンチーム高いからって、大したことないでしょ?Cest pas grave, uh?」
っていわれました。
払うのは私だよっ、あんたにセ・パ・グラーブって言われる筋合いないよっ、と非常にムカッときて、パンつき返そうかと思ったけど、子猿の同級生のおばあちゃんなのでぐっとこらえ、5サンチームを全部1サンチーム硬貨で払って出て行きました。

勝手なる思い込みですが、バゲットの値段は国か何かが最高金額を決めていると思っていました。それが夏前は90サンチームだったはず。いつの間にか値上がりしたの?
トラディショネルとか、アンシエンヌと呼ばれる、もっと本格的(?田舎風?イーストが違う?)なのだと、パン屋に寄って値段がまちまちだったけれど。

さて、次に買いに言ったときは子猿同級生のお母さん。ストロベリーレッドに髪を染めていて、昔不良だったタイプ間違いなし。
バゲット95サンチームね、はい、と1ユーロ出したら、
「5サンチーム」
と言われました。え、なんで、なに?と聞き返すとまた
「5サンチーム!」
と繰り返す。
「95サンチームじゃないの?」
と聞くと、イライラしたような顔で
「だ・か・ら!釣りがないの、5サンチームあるんなら10サンチーム硬貨で返すことができるけど、ないならお釣りもない」
だって。

しばらくあのパン屋はボイコットします。Vive la France!

Sunday, November 14, 2010

言葉の力



昨日は雨がぱらつく日曜日。近所の教会に立ち寄ってみました。
モダンなデザイン、小さいのに光が一杯採りいれるようになっていて、こういうのもいいじゃない、と思うのですが、夫はあまり好きではないようで。
というのも、以前この教会付きの神父は、若いのに愚痴が多い人で、いつもフランス人お得意のAcid Joke、皮肉まじりのスピーチでちょっと疲れるなぁ、とこの教会に良い印象を持てずにいたのです。
と、思っていたのは私達だけでない??果たして飛ばされたのでしょうか、カタールから帰ると新しい神父様に代わっていました。

着いたときは、ちょうど家族向けミサが終わったところだったようで、教会から出てくる人々に逆流しながら二階席に向かいます。
同じく二階の出入り口の上で、盲目のオルガニストが無心に弾いています。二階から聴くといつもの上から降りてくるオルガンとはまた違う音響。そんなオルガン、兄猿の目が釘付けに。彼は、「聴く」と「見る」の動詞を良く間違えるのですが、きっと今も「目で聴いて」いるのでしょう。

上から、下の人々が退室して行くのをみます。知っている人いるかな。
10~12歳の、背丈に顔が追いついていない、ひょろっとした少年が祭壇の前ですばやく膝まずき頭をさげてから退室して行きます。
イギリスでは良く見かけたこの仕草、パリでは滅多にみかけません。ちょっと感動。

さて、ミサが始まります。まだ顔も知らぬ神父が入ってきて、「オープニング」の祈りを、力強く唱えます。なんて仰ったのか、思い出せませんが、「今日は喜びの日(日曜日は神が復活した日だから)。神は私達に自由を与えてくれました」といった内容だったかと。何故かミャンマーで解放されたアウンサンスーチさんのことを想いました。本当の解放、そして自由でありますように。

それにしても子供がちょっと愚図っただけでも咳払いしていた前任者と、随分違うわ~。
フランス人で「パブリック・スピーチ」が上手な人って少ないと思うのですが、この神父様は素晴らしい。前向きで、シンプル、ストレートなメッセージ、それを感情を込めて訴えます。

「『働くもの、食うべからず』という聖パウロの福音についての解釈、これは現代人お得意の理論、働かないなら飢えてもしょうがない、といっているように思われているが、もうちょっと掘り下げて考えよう。
私はこう思う。
ここで言う『働くこと』とは祈ること、信じること。
では、『食う』、何を食べるのか。神のお恵みを頂く、喜びを噛み締める、生きる。こういうことだと思う。
今日を生きる、明日を信じる、祈りを信じる、これが聖パウロの福音だと思う」
・・・子供達も大人もしーんとして聴いています。

まだ続きます。

「神は恐れるな、という。私がいるから恐がらなくても良い。これは貴重な贈り物だと思う。恐怖心で司られると、間違った道に行ってしまうものだ。」
うんうん、と、ブッシュJrがテロの脅威を理由に、イラク侵攻を正当化したことなど、一人連想します。
「怖がらなくて良い。どんなときも私がいる。独りじゃないから怖がらなくて良い。怖がらずに毎日を、今を思う存分生きて欲しい・・・(後略)」

最近、5歳の兄猿は恐怖を知り始めたようで、それは暗闇が怖いとか、一人が怖いとか、あのドアの木目がトラに見えて怖い、とか、そういうレベルの話ですが。あと、「死」という概念も薄っすらわかってきたようです。ほら、白雪姫が林檎を食べたあととか、オオカミが羊を食べるとか。「で、死んじゃったの?」というのが彼の新しいボキャブラリー。
今までは無知ゆえに無垢で恐怖を知らなかったのが、歳をとって、想像力がついて、今までに蓄積された少量の知識(ポニョとか、ドラゴンといった)をリンクさせて、頭の中で恐怖を生んでいるのでしょう。

大人になると死という究極の恐怖があって。でも、恐れなくてよい、付いていてあげるから、と神は言う・・・ふんふん、と考えてしまいます。

今までは素通りしていた言葉がこの神父様の声を通して聴くと、心に届いてくる。慰められるものがある。

こういう人がいるんだ。
沸々と喜びが沸いてきた日曜日でした。

Saturday, November 13, 2010

久々に作りました!

   










どうもこのBloggerの写真のレイアウトの仕方が良くわかっていない私。でもまぁ、沢山作ったということは判っていただけたかと。

久しぶりに我が家に人が集まることになったので、作ったのは、

①カタール帰りということでハモス

②Involtini by David Lebovitz フェタの替わりにフレッシュなシェーブル(羊乳チーズ)で作ってみました。

③何故かかき揚げ。インド出身の友人に受けるかな、ベジタリアンだっけな、と思ったら、豚も牛も食べていた。

④下にいって、鶏のさっぱり煮。日本に帰省したときに友人が作って持ってきてくれたのが美味しくって、まねしてみたのですが、クックパッドで見つけたレシピはミツカン酢提供で、だからというわけではないけれど、ちょっと酢の量が多いんじゃないの?酸っぱ目な味でした。
多分、お酢自体がいけなかったのでしょう。フランスでお酢といえばワインビネガーが定番なのですが、和食には向かないことが多いので、もっとも安く売っている穀物酢使っています。が、これ、ミツカンさんより酸味がきついようですね。

ところでいつものように脱線。ビネガー話を・・・。
去年まで居たカタールはイスラム教国≒禁酒国。当地でワイン・ビネガーを手に入れることができませんでした。「ワイン」という名前がついていたのがダメだったのでしょう。それが、ある日、「グレープ・ビネガー」なるものがブラジルから輸入されて売られるようになり。これ、中身はワイン・ビネガーと変らない。グレープ=ワイン?
ものは言い様とはよく言ったもので。ちょっと笑えませんか?

⑤子供用ミートボール。何故子供用かというと、肉団子の名の下に中身の半分はニンジンやほうれん草のこま切りを混ぜ込んでいるから。野菜嫌いの彼らはそうとも知らず、パクパク食べてくれるのです。

⑥ニューヨーク・チーズケーキ。ホルトハウス房子さんのレシピ。このケーキを鎌倉山の彼女のアトリエで買うと一万円するとか、しないとか、そんな噂を聞いたのは80年代終わり、バブルの終焉のころでした。
美味しいですよ~。でも超どっしり。一切れ食べたら、夜まで胃がもたれてしまって、若い頃はお代わりもできたのに、私、外見も中身もアラフォーだわ、と思った次第で。(でもハートはますます若返り中??)

⑦チーズ・プラター。田舎で拾った胡桃を添えてみました。

⑧子供用のチョコレートケーキ。玉子が足りなくなり、それでも何とかなるでしょ、といい加減に作ったら殆どブラウニーでした。




これはお土産に頂いたポアラーヌのPunition(お仕置き)と言う名で知られているビスケット。
ポアラーヌはこちらでは老舗中の老舗のパン屋で、田舎風黒パンが有名。このパン、バブルの頃は空輸され、高島屋のデパ地下で3000円で売られていました。今もあるのかしら。
ポアラーヌでパンを買うと、売り子の人が、このプ二ションを一枚くれるのです。

今は亡き友人が、このプ二ションが大好きで、パリからのお土産に良く頼まれました。「Bien cuit(焦げ気味)のがすきなの、よろしくね」ってね。
今回の集まりは皆彼女にゆかりのある人たちで、「このビスケット、好きだったよね、彼女」なんて言いながらポリポリ。




そして、これはイタリア帰りの友人からの「おまけ」。
「高級なものじゃないんだけど、私が大好きなチョコ。食べるとコーにー飲んだ気になれる。」
お腹一杯だったけど、好奇心に負け、食べてみました。
本当!
イタリアン・エスプレッソ飲んだみたいな、ほろ苦いパンチがチョコレートに包まれている。
イタリアに行かれる方、これはお勧めです!

その他にも宝石のようなお土産を沢山頂いてしまって。この場を借りて御礼申し上げます。

さて、食べもの、実はこのほかにも、ローストを用意していたのですが、ちょっとやり過ぎか、と思って焼きませんでした。
パーティの残り物と、このローストで今週前半は料理しなくてもイケそうです。Yeah!

Thursday, November 11, 2010

今日パリは祝日です



11月11日は、第一次世界大戦の終戦記念日ということでフランスは祝日です。第二次ではなく、第一次です。その後も戦争が続く世の中で、第一次世界大戦はすっかり記憶の彼方と思うのは私だけでしょうか。フランス人でも「オーンズ・ノバンブル」という名で知られているこの祝日の理由がパッと浮かばない人も少なくないとか。

余談ですが、今日からソウルで開催されるG20はフランスが議長国。何故開催国が議長国でないなんて複雑なことをするのでしょうね。
Anyway,11日は上記の通り、サルコジはフランスで外せない用事が一杯。G20の開催日を一日送らせて欲しいと頼んだらしい。でも韓国は、「そんなのダメ。もう警備・準備もしたから。なんだったら、ソウルで第一次世界大戦の戦没者に敬意を払えばいい。」と提案。あれ、韓国って参戦したんだっけ?案の定フランス側は「あのね~」と却下したらしいですよ。サルコジは式典のあとソウルに飛ぶとのことです。

そんな祝日。明日金曜日はポン(橋)と呼ばれる飛び石連休の間の日ということで会社はお休みのところが多いようです。夫もそうで、久々の長期休みにのんびりモードの我が家。
先ほど、台所で一人でコーヒーを飲んでいると、サロンいる夫と子猿達の会話が聞こえてきました。笑えたのでここに・・・。

子猿達が走り回っているのを夫が止めます。
子猿達「でも悪いヤツを追っているんだ。」
夫「『悪いヤツ』なんて、この家にはいないから走らなくて良い」
子猿「いるいる!そいつはムシュー・パキニヨ-ルって言うんだ」
夫「なっ、なにを言うんだ。ムシュー・パキニヨ-ルは下に住んでいるムシューで、とても、とっーてもいい人なんだよ」
子猿「でも、いつも文句ばかり言っている悪いヤツだってパパも言っているじゃないか」
・・・・M.パキニヨンは親愛なる隣人で、細かすぎるところがあるけど、それをからかってM.パラノイヤと言ったりしていたけど、それを、子供は「悪いヤツ」と理解していたようです。冷や汗タラリ。

また子猿達が新聞を読んでいる夫に絡んできます。
子猿「パパ、遊ぼう!」
夫「(威厳ある声で)いいか、僕はパパなんだ。君達の遊び相手じゃない。」
子猿「でもパパは泥棒なの。だからパパは逃げなくてはならない。」
夫「・・・何でパパが泥棒なんだ?」
子猿「僕のタンタン(漫画Tin Tin)盗ったから。」
夫「・・・いいか、君達、よく聞け。タンタンはパパが自分のために買ったのを、善意から君達にも見せてあげていてね・・・」

そんな感じでしょうか。パリは今日も雨降りです。昨日は雹もパラリと降ったし、まさに11月らしいパリ日和。
皆様良い一日、週末を!

Tuesday, November 9, 2010

中年でよかった

今夜は息子の高校で開催された大学進学説明会に出てみた。なんといっても、アメリカの大学に申請をした経験がないので基本を学ぼうと、息子と雨の中いってきた。行ってみてまずわかったのは、子供たちがよく言うように、私たちはとても若い親だということ。たいていの親は私よりも5~10歳は上のようだ。そして、もうひとつわかったのは、もう二度と大学とか青春を味うことなく過ごせて幸せだということ。もう一度16歳に戻ってそれからの30年をやれといわれたら断ろうと思う。大変なエネルギーを心身ともに費やさなければいけない。ああ、中年でよかったと初めて実感した。

Monday, November 8, 2010

アメリカから日本が撤退中?

今日の内田樹さんのブログに面白い(?)話が伝えられていたのでお知らせします。

元三井物産の社員である寺島氏が
(1) 日本の21世紀の外交戦略・経済戦略のメインターゲットは欧米ではなく、大中華圏(中国、香港、台湾、シンガポール)と韓国である。
(2) 日本の経済的・文化的なポテンシャルはきわめて高いが、それを適切に発現するためのシステムは整備されていない。
というお題で講演をされた中で、現在、日本がアメリカから撤退中!とあります。

びっくりの事実は・・・・
①三井物産のSF支店が撤退した。シリコンバレーとのやり取りが少なくて経費がでない。
②NYの日本料理屋が減った。

ですって。まぁ、①は、シリコンバレーは商社を通さずにビジネスしているだろうし、商社を飛ばした商売が増えた、という事情もあるのかな、と思いますが、大手商社がSF支店を閉鎖ね~、一つのうねりかしら。②も、多分、日本料理店が多く出すぎて、淘汰され始めたってことかもしれないけれど、怪しいアジア屋さんが全て「Sushi」と看板に書き加える、パリの日本ブームを体験中の身としては、日本のアメリカ離れ、NY人の日本離れが始まっているのかしら?

ブログの中で、「今東シナ海貿易が熱い」とあり、その中で日本はどう売り込むか、と続きます。内田氏は、日本を教育のメッカにすれば?と提案しています。これって、カタールが目指していたこと。カタールはお金にもの言わせてアメリカの有名大学を誘致していますが、さてワークするのでしょうか。

あと硬いお題ですと、アメリカの議会で与党民主党が惨敗したことについて、カリフォリニアのばあさんが、オバマは戦争を終わらせ、保険システムを変えるという難題を成し遂げているし、なによりも、まだ二年しか大統領職に就いていないのに、民衆は結果結果と焦りすぎなのでは、おっしゃっています。私も同感!

そんなところです。良い一日を!

Sunday, November 7, 2010

希望があるところには試練がある

ベストセラー、村上春樹のIQ84(イチキューハチヨンと読みます)を遅まきながら読んでおります。

村上春樹を次期ノーベル文学賞に、と推す声もあるようですが、私は何故か彼の作品にクリックできないんです。彼の理屈っぽく、細かい状況説明がまどろっこしく感じるし、あの奇可解な話が一般大衆に受けるのも不思議に感じます。彼が現代日本人の深層心理、世界観を巧妙に表現しているのであれば、私はかなり日本人度低いんだな、って思います。エッセーなどを読むと、巧いなぁと思いますが、フィクションはいつも同じじゃん、って。
単に合わないってことなのでしょうが、このIQ84の売れ方をみても、少数派なんでしょうね、私のような人。

それでも読み始めたIQ84、これは面白いです。現在3巻目のはじめで、結末はまだみえていません。またアンニュイな終わりなのでしょうか。だんだん、その気が強くなってきており、ページを繰る手がスピードダウンしておりますが・・・。
読み進めていく中、これは名言!と思ったのを忘れないうちに、書留めようと思います。

「希望があれば試練がある」、こんなような一文。

これ、本当にそうだ、と思いませんか?
私ったら、この当たり前の事実に気づいていなかったようです。
「試練があって当たり前、だって、希望に向かっているんだから」、そう思えば、もっと前向きに苦難、不運に立ち向かえそうな気がしてきます。

ノルウェイの森も、羊の何とかも、読み終わった後に、なんとなく鬱っぽい気持ちになったものですが、今のところ、ポジティブな気持ちで読み進めているIQ84なのでした。

Thursday, November 4, 2010

La petite rose ショコラティエ/サロン・ド・テ

先日、元パティシエの友人から教えてもらったチョコレート屋さんに行ってきました。現在デジカメが壊れてしまっているので、写真は、他の方が書いたリポートをリンクごと載せますね。

写真のリンク

記事と写真とショップ・インフォ
La petite rose は日本人のシェフがやってらっしゃるのです。元々は、サンジェルマン・デ・プレにある有名なパン/ケーキ屋/ショコラティエーのGerald Murotで修業をされたとのこと。こちらにお店を構えてからも長いようですし、そんなに長続き出来るのも、クォリティーが高いからこそでしょう。本当に美味しいのです。

私、たとえ海外で、日本人が頑張っていても、バリュー、クォリティーが付いて来なければ、興味ないんです。ドライでしょうか。
一方で、日本人が現地で、現地の人が顔負けするような商品・サービスで頑張っていると、Wow!!って、俄然応援したくなっちゃう。

美味しいチョコって、パンみたいにパクパク食べられるものなんだ、というのはパリに来てから学びました。濃くはあるけれどくどくない。それは、唯々カカオ含有度が高ければ良いってものでもないのだと思う。La Petite Roseのチョコレートは危険なほど、美味しいブレンド。どんなに食べても胸焼けしない。あぁ、幸せ!

こちらはサロン・ド・テも併設されていて、「イギリスのコテージの隅」みたいなコージーな喫茶店です。軽いお昼もたべられるようですよ。

チョコレートのお値段は、小箱のアソートメント・チョコレートが18ユーロから、売れっ子のオレンジピールのチョコレートがけは小袋が7ユーロちょっと、その他予算、量、種類によって色々と選べます。そうそうマカロンもあって美味しいこと!

パリにいらっしゃるときの一休みタイムにお勧めなスポットのご報告でした。

La Petite Rose
11 Boulevard de Courcelles
75008 Paris
tel: 01.45.22.07.27
Metro: Villiers
Th-Tues: 10am-7.30pm

Wednesday, November 3, 2010

私の歯医者さん

SFの中華、おいしそう。そして野球ね。どれどれと、フィガロを見ましたが、特に触れていないようですね。フランスでは野球は本当に人気がないようです。日本は日本シリーズらしい。それでもヤフー・ニュースでSFジャイアンツの勝利を伝えていますよ。

こちら、パリでは、と。
昨日は、久々に歯医者に行ってきました。5歳猿の検診。歯医者さんは、夫の亡くなった祖父の代からお願いしているDr.オブレー。
・・・と、いうことは。そうです、もうおじいちゃん先生なのです。「いつ隠居してもおかしくない。その前に診て貰おう、あの先生は痛くしないから」と夫に押され、行ってきました。

ほんとうに、この先生は痛いことをしません。私も足掛け5年くらい、お願いしていますが、痛いことするのがお嫌いのようで、どうしても痛みを伴う治療(神経を抜くとか)だと、他の先生に委託するのです!「えぇ~っ、他の先生行くの面倒だわ」、とでも言うと、「う~ん、じゃ私がやりますか。・・・いや、やっぱり行ってください。私は患者が痛がるのを見るの、苦手なので」って。「ちょっと、貴方先生でしょ」って思わないでもないのですが・・・。
優しく気弱なおじいちゃん先生なのです。

さて、私は悲しいかな歯が悪い。なって言ったって、2歳のときに、虫歯で前歯二本とも抜歯ししたという筋金入り。昨年も3本も神経を抜きました。トホホ・・・。
いつもDr.オブレーにお願いしていますが、彼の好きなところは、何でも急がないところ。
「神経抜いたからって直ぐにクラウンをかぶせる必要はない。完全に周囲の神経、細胞が、この(神経のない)新しい状態に馴染んで、落ち着いたことを確認してから、次のステップにいきましょう」
と、時間の経過を待つ。その間もメンテナンス的治療の面倒くささを惜しまない。(こういうメンテナンス治療は無料)
そういえば、カタールで一番の腕と言われている先生は、「まだ、痛いんですけど」と言っても、「大丈夫」と言い張るので、むかっと来たものです。

そうですよね~、歯だって、あの小さく細い神経だって身体の一部。治療したからって即OKっていうのは変です。身体が新しい状態に呼応していくのを待ってあげなくちゃ、と思うのです。

昨日に戻って、と。
子猿の歯。夏に帰省しているとき、時折「歯が痛い」といってたのを今まで放置していたので、覚悟していましたが、嬉しいことに問題はないとのこと。既にぐらぐらしてる乳歯があり、そこに圧力を掛ける時に痛く感じるのでしょう、と。
「あぁ、よかった!この子、私の歯を受け継いでいるなら弱いかな、と心配してました」
というと、
「子供の歯は親の責任ではありません。親が丈夫な歯を持っていても、子供がガタガタ、またその逆もよくあります。引き続きよく磨いていれば、丈夫な歯になりますよ」

・・・「親の責任ではない」、ワタクシ、この一言、じ~ん、と来ました。
頭が悪けりゃ親の責任、性格悪けりゃ親の責任、豚顔や猿顔を見る度に「ごめんね、私に似て」と思うし、次男の足の太さ、短さ、これも私の責任・・・。特に、週末は義理両親と過ごして、「(時折グズる次男に関し)子供をコントロールできていない、親の責任」という主旨の批判的なご意見を頂戴してきたばかり。
「ふん、そんなこと言われても、ブツブツ」とフラストレーションを溜め、淀んでいたのが、先生の一言で心がふわっと軽くなりました。

温かい気持ちで診察室をでると、そこはシャンゼリゼ大通のそばの雑踏の中。排気ガス一杯の空気でもいいわ、と深呼吸し、背筋を伸ばします。
Dr.オブレーの診察室は、歯だけじゃない、疲れた心も癒してくれる、優しさ一杯のオアシス。

Tuesday, November 2, 2010

世の中平和

なんとサンフランシスコGiantsはワールド・シリーズで勝ったらしい。昨日は中国人の友人の招待で中国人6人に混ざりおいしい中華料理をたのしんでそんな世紀の大試合が展開していることに気がつかないままに過ごした。中国から来た方がタバコを吸いに席をはずして戻ってくると、みんなが街中で大声で歓声を上げて走り回っていると報告してくれた。サンフランシスコは変な人が多いからね、なんていい加減にいなしておいた。一夜あけてやっと1+1=2でわかった。ちょうどあの頃、勝利の雄たけびだったんだな~と。

ところで日本は文化の日らしい。こちらは、11月というのに、すばらしい天候で、夕方屋外プールにでかけ、袖なしシャツと浅草で母が買ってくれた草履をはいて戻ってきた。



世の中平和な感じである。明日はGiantsの優勝パレードの真っ只中をSFにランチに出かける。ちょっと心配。

Saturday, October 30, 2010

森は生きている



3週間ぶりでしょうか、いつもの田舎に来ています。

先ほどは、裏の森へ、セップ茸(ポルッチー二、上の写真です)を取りに出かけました。

前回来た時は、真緑の森のグリーンパワーにリフレッシュしましたが、(下の写真)



今回は、この写真の上の方の緑の葉が、黄葉となり、地面一面は松と栗の葉の枯葉で埋め尽くされていました。写真のコードを持ってこなかったのでダウンロードできませんのでイメージしてください。

一面黄金色の壁と、地面の渋い落ち葉色のコントラストが、圧巻の美しさでした。
湿った腐葉土の臭いにキノコの豊香が混じり、「あぁ、秋ね」と独りごちてしまう・・・。

この季節はキノコやら栗やら目を皿にして探しつつ、そしてナメクジをよけつつと忙しいのですが、って、このナメクジがすごいんです。日本のとは違いますよ。肉厚で(ごめんなさい、気持ち悪いですよね)、大きくってしっかり茶色いの!うっかりすると落ち葉と間違えちゃう。カメレオンだけじゃない、この成りきり方のレベルの高さ。

閑話休題。

きのこ、きのこ、と探す、欲張りキノコ婆さん、ふと目をあげると、黄金色の木々がそよいでいることに気づき、その自然の奏でる音楽に心が捉えられます。
天を仰ぐと、先月より葉っぱは随分落ちてしまったようで、少し空が見えます。先月までは、緑の天井で、時たま光のカーテンが降りる、幻想的な瞬間もあったけど、今日は秋晴れの空が見える。
視線を遠くにやると、何処までも続く木々が身体をゆするように揺れていて、そうそう、ここは生命体の共有地なのよね、と実感します。落ち葉はふかふかのクッションのように積もっていて、少しずつ土に戻っていく。拾い切れなかった栗も虫が食べ、やがて朽ちて土になる。美味しいキノコも毒キノコも土になる。

そして先月と同じように、亡くなった友人の声が聞こえます。
・・・って大丈夫ですよ、ホラーへ話が展開するのではありません!

風のさわさわとした音が、彼女の静かでハスキーな声に似ているなぁ、なんて思っていると、彼女がそばにいて、「フランスの秋はいいよねぇ」とか、「自然の中にいるのが一番休まるわ」なんて言っているような気がする、それだけです。そう思うと、心が慰められる、それだけのことです。

秋は優しい季節だと思います。

Thursday, October 28, 2010

World Series

サンフランシスコは興奮状態である。何十年かぶりにサンフランシスコGiantsがワールド・シリーズに進出したのである。今日は2回目の試合。この日のために何年も前に球場近くにマンションを買った友人のエッちゃんは大満足である。7回の試合のいち最初に4試合勝った方が勝者となることもエッちゃんから学んだ。隣人のさとこさんも永年のGiantsファンである。毎年地元の小学校の生徒が球場で国歌を歌うのだが、その発起人は彼女である。うちの娘も歌った。先日イベントに一緒に行った折もひそかにGiantsの靴下を履いていた。ディナーでは、夫がチケットをもらったけど興味がないので断ったというではないか?何~?という私をみて一家がびっくりする。野球は好きだといい東京にも読売Giantsがいると話す。昔有名な選手がいて中国人でワンさんという名前をもじって背番号が1だった、歌まであったというと、みんながまたMommy/Mamanのほら吹きが始まったという目配せをするではないか?永年連れ添った夫までが疑惑の目をむける。そんじゃあ、とばかりにピンクレディーの歌「背番号1のすごいやつが相手。フラミンゴみたい、ちょいと一本足で。。。」http://www.youtube.com/watch?v=RkMUOkSD2M8とふりを披露すると、さすがにみんな納得の様子で、大和撫子の奥の深さを噛みしめている様子。今日の勝利を実感する。そんな中、軍隊の戦闘機が近辺パトロールで轟音をたてる。平和とテロリズムの綱渡りである。

Sunday, October 24, 2010

地球に優しい

子供らは雨の中、社交に励んだために今日は、風邪が見事に悪化している。今日も暴風雨が吹き荒れる。窓の前を大小さまざまな鳥が風に乗ったり飛ばされてりしている。わが駄犬も暴風雨は嫌いらしい。ちょっと出かけて用をたしては、さあ帰ろう!と促す。そんな中、掃除、洗濯、料理に忙しむ私のご褒美はワイン。あ~、働けど働けどである。でも、まあ、健康な家族とワインがあればいいっか?と妙に納得したりする。4時過ぎには雨があがり、急いでプールに行って30分泳いで、30分シャワーとサウナを楽しむ。こんな簡単な喜びがうれしい。帰宅して、枯葉を集めて明日のごみの回収にそなえる。最近は枯葉とともに生ごみを集めてくれる。これを肥やしに変えてくれるらしいので、一生懸命生ごみと枯葉を集める。地球に優しいことをしてみようと、心がけてみる。

キャラメルのジャム



Jubiさんが雨やお化け屋敷で生と死について感慨にふけっている中、快晴のパリで、朝から食べ過ぎている怠け象です。
気温は、9度。きっと今日から冬時間になるんだ、と勝手に信じて寝坊していたら、来週かららしいです。

昨日からはまっているのが、このConfiture de Lait、牛乳のジャム。味は見たとおり、濃厚なキャラメルソース。危険でしょ?これ、私が、ティーンエイジャーだったら一気に食べちゃっていたかもしれない美味しさです。

今朝はパンを切らしていたので、子猿達にパンケーキを焼いてあげたのですが、そこでもう体力消耗してしまった母猿。このキャラメルジャムのお陰で、何枚焼いたことか・・・。

そこに起きてきた我が夫。
「これからブリコマルシェ(東急ハンズみたいなところ)に行ってアレとコレを買いに行く!」と、またいつもの気紛れ日曜大工気分になっているらしい。私が「ふーん」と流していたら、「君はこなくてもいいんだよ」と当たり前のことを言うから、別に気にも留めずに「そう」と応えると、「坊主達も連れて行くよ」と言うから、「はぁ」と言ってみました。

Meanwhile、子猿達は朝寝坊したし、朝食で大量に糖分を補給したし、きょうは学校だと勘違いしていたのがそうでないとわかって、大はしゃぎの野猿状態。そこに「メトロに乗って買い物」という、彼らにとっては夢のような話に益々ハイになっていました。
車移動よりもメトロに乗る方がランク上なんて、子供の価値観って可愛い。Jubiさんのところの今や東大生のご長男も、昔は地下鉄大好きなちびっ子でしたね。

私はもうここで完全に傍観者になりきることに決めました。日曜だもん。もう、叱る気力も、手伝う気力もありません。あんたが言い出したんだから頑張ってね、と突き放してみていました。すると面白いこと!

「早く靴下履いて」
「やーだ。まだ遊ぶ」
「メトロに乗りたいんだろ」
「うん、でもあとでがいい」
「Now or never!」
「フランス語で言って」
「とにかく履け!」
・・・チビ猿を見ると兄猿の靴下を履き始めている
「ボカッ」「ウェーン」
「(父)なんでそんなことするんだ」
「(兄猿)・・・言い訳が思いつかず、ウェーン!!(注・嘘泣き、でも父は騙される)」

******中略********

「このブルゾンはやだ、あのブルゾンがいい、この靴はやだ、あの靴がいい」
「勝手にしろ、もういくぞ!じゃぁ、行って来るね!」
「ママ、バイバイ!」

ココまでに小一時間経過。ふと玄関から消えていく三人を見ると、チビ猿、靴を履いていない。兄猿は上着を着ていない。パパ猿はズボンのすそが靴下に入っている。

数分後・・・
「ウェーン!!」
チビ猿大泣きで戻ってくる。
「く、く、くつがな、な、ない~、パパが待ってくれなかったからぁ。」
パパ、日本語でも自分が責められていることがわかったようで、
「ほら、泣かなくってもいいんだよ、幾らでも待ってあげるよ、どの靴がいいんだい?」
「(兄猿母猿に解説する)パパが悪かったの、だからフィリップは泣いているの」
・・・・・パパ段々腹が立ってくる。
「もう二度とお使いに連れてかないっ!」
「ドードー。ここまでやったんだから、折角だし、今日は行ってきなよ」

その後3人、笑顔で出かけていきました。

こんな日曜日の朝。束の間の静けさが、母猿の耳に、胸に染み渡ります。
明日からフランスは万聖節のヴァカンスです。静けさなしの10日間となることでしょう。
Bon dimanche! 良い一週間を!

Saturday, October 23, 2010

雨がざーざー降っている。こんな時はワンパターンだが、八代亜紀の歌をおもい出さずにはいられない。「雨、雨ふれふれも~と降れ」ってやつ。すきでもないのに思い出すCMとかはRecall能力が高いというらしい。この歌も忘れたいのに忘れられない。やめられないとまらない、カッパえびせんなのである。

昔ニューヨークにいたときに、冬になると落ち込んだのを思い出す。雨が降るとなんとなく悲しくなる。こうなっては、常夏の島に移住するしかないとおもう、年老いたら。

先日、友人のお母様が心臓発作で亡くなった。歯医者さんで歯の治療をしている最中だったらしい。こんな死に方はいいような悪いような。こころの準備など必要ないので楽な反面、歯医者でなんか死にたくないと、子供らと話していて、理想の死に方で盛り上がった。常夏の島の浜辺でワインをかっ食らって、本を読んでいるうちにうたたねしていて、気がついて見たら、天国に行っていたというのが一番ということで意見が一致した。そして、灰は海にまかずに、暖かい草原がいいねということにもなった。

ま、先の話だとおもう。今のところは子供たちの面倒で手一杯なので。雨のなか、お誕生会とお化け屋敷をはしごする末っ子、映画に行った帰りにピザを食べに行き、夜道を黒装束で歩く長女、お化け屋敷に早く着きすぎて、雨の中ずぶぬれになり帰宅する次女、等々、行動を把握するだけで大変である。携帯電話に電話をかけ、身の安全を確認すると、なんでそんなにパニくるのかと、問いただされる。母の愛情はこんなにも軽くいなされる。いずれ彼らも親になったときに思い知るがよい。文句でもいうものなら、ふふふと笑うことにしよう。こんな仕返しをするまでは、天国にはいけない。

Friday, October 22, 2010

簡易裁判所

今日は、簡易裁判所に行ってきた。面白かった反面、あとで気がつくと胃が痛い。いかに小心者かということを思い知らされる。しかも、私は告訴をしている側である。裁判の始まる前に、相手の航空会社の代表がすりより、200ドルで折り合いをつけようと提案するのをピシッと跳ね除ける。これはお金の問題もさることながら、原理原則の問題であると。。。

本件は、なんとスヌーピーと同じ位いい加減で愛らしいわが愛犬チャーリーにまつわる訴訟なのである。米仏渡航を拒絶されたチャーリーの怨念をはらすべく、裁判所に出向いたわたし。友人の慈悲にすがり、ようやくフランスにわたったチャーリーの悲話をとうとうと語り、勝利は目前。ところが、アメリカにも慈悲の精神があるらしい。後で結果を郵便で伝えるというではないか?へ???ま、良いか?と裁判所を後にする。胃がきりきりといたいことに気がつく。鼻歌を歌いながら帰途につき、家に戻って愛犬に勝利の報告をするも胃が痛い。緊張と争いが嫌いな性格がわかる。付け刃の割にはしっかり自分の主張をし、判事にも良く事情がわかりましたと言われたが、こんなことで胃が痛くなるようではいけない気がする。公の前で話す練習をする集団のトーストマスターズに入ろうかなあなどと考える。

Thursday, October 21, 2010

立身出世

先日久しぶりに立身出世という言葉をきいた。男は子供の頃から立身出世という言葉を聴かされて育ってきたという発言であったが、私の世代の女で立身出世せよと言われて育った人はまれな気がする。やさしい、賢い女性になるようにという風潮だった気がする。

そういう世代で育った女性が世の中の公平・正義を目指して勤労に勤めていると、現実と理屈の歪みの板ばさみを余儀なくされる。最近、母校の組織行動学の教授の著書を不快感たっぷりで読みきった。世の中で力を持つ者持たざる者がなぜいるのかというテーマだが、わかっていたけど言わないでほしかったということがつらつらと、しかも文献となるデータたっぷりに書かれている
名著なのだ。http://www.harpercollins.com/books/Power-Jeffrey-Pfeffer/?isbn=9780061789083
男性は、立身出世という大義名分のもとで腹をくくり理解しているルールが私には本当にいや~な感じがするのだ。

ま、ゴマすり・自画自賛をすることにより、大半のビジネス・リーダーといわれる人間は大成しているというのが要約なのだが、思い当たることばかりで悲しく苦しい。こんなゲームだったのかと、ルールを知らされずに参加したような気になる。

Monday, October 18, 2010

また一つ歳を重ねて・・・

先日、43回目の誕生日を迎えました。当日はバタバタで喜びもへったくれもありませんでしたが、日が経つに連れ、既にこの世界を旅立った同世代の二人の友達へ想いが馳せられます。

一人は大学時代のバイト仲間。
石野眞子のような大きな瞳を輝かせながら、仕事への夢を語っていた彼女。就職活動の時期でした。いつも背筋がぴんとしていて、健康そのもの、みずみずしいという言葉は彼女のためのものって思っていました。
幼い子供を二人残しての旅立ったけど、最期は病魔との散々なバトルだったようだけど、それでも、「人生は良かった」という言葉を残して永眠についた、と聞きました。

もう一人はMBA時代のクラスメートです。この夏に亡くなられました。
西洋医学ではもう駄目、と言われているのに、「生命の神秘を信じているの」と、最期まで、愚痴一つ言わず、生きる望みを捨てず、生きる喜びを噛み締めて、旅立ったと聞いています。
もともと笑顔が美しい女性(ひと)でしたが、この夏に会ったときの、あの笑顔はなんと表現したらいいんだろう・・・。優しく、静かで、同時にダイヤのような透明感ある輝きでした。
・・・なので、「息を引き取られた」、と聞いたときは、「あぁ、あのひとは星になったんだな」と、自然に思えたのが、残された私へ優しさなのでしょう。

二人とも、早すぎる旅立ちで、別れを惜しむ時間がなくって、あの時は悲しかったけど、今も悲しくなるときがあるけれど。
二人とも、最後の一滴まで生きることを慈しみ、最後の最後の一滴まで人生を愛して旅立ったんだ、そんなことを確信しながら、自分はこの世でまた一つ歳をとって行く。

いつまでも彼女達のことを忘れたくない。

そんなことを思った誕生日付近でした。

Saturday, October 16, 2010

キャプテンEO in Euro Disneyland

昨日は、初めてのユーロ・ディズニーランド体験をしてきました。大したディズニー・ファンでもない割には、ロスの元祖、東京の、そしてフロリダのディズニーにも行く機会に恵まれており、行く度に、ディズニーの完成度の高さに感心していました。そして、今回は、あのサルコジ大統領も現カーラ夫人と結婚前にデートしたユーロ・ディズニーです。ディズニー未体験の、乗り気でない夫を説得するのに長いことかかりましたが、ついに、成功!

・・・と前振りだけ長く。

正直、今までのディズニーの中では、「ふ~ん」って感じ。それは私の歳のせいでしょうか。

一番の理由は、従業員の態度が冷めていて、その数が少ないこと。
日本やアメリカは、オーバーなほど、「Welcome to Disneyland!!!」とびっくりマークを本当は5個つけたいほどのテンパり方なのに、全然そんなのなし。カールフール(スーパー・チェーン)の店員ほどふてくされていないけれど、若干投げやりな「Bienvenue」(びっくりマーク・ゼロ)で迎えられます。

そして、他のディズニーでは、と言ってもこれは20年~15年前の体験との比較ですが、掃除する人、バレードする人、インフォメーション・ブースの人などが、そこらじゅうで可愛いユニフォームを着ていて、何か聞くと親切に教えてくれたのに、そして、ミッキー・ミニー・ドナルドが沢山いて、子供に愛嬌を振りまいていたのに、昨日はもう数えるほどにしか、いませんでした。
これは時代がそうなっているのか、雇用コストが高いというフランス特有の事情なのか。結局ミッキーには会えず、子供らに期待させていた母猿としてはマズい状況でした。

そうそう。
今、幼児保護者の目でみると、全てのアトラクション(そしてその元になっている話も)恐怖があって、砂糖菓子の結末がある、という、恐怖ベースの話であることに気づきます。カリブの海賊にいたっては恐怖しかない。果たしてこれは原風景、幼児心理にいいのか、どうか、なんてね。ブッシュJrは、イラク侵略にあたって、「テロの恐怖」を使い、恐怖心を煽ることで国民に戦争開始の正当性を認めさせたと言われていますが、これと相関性は??
まぁ、ないでしょう。
My favorite,メアリー・ポピンズは恐怖なしのおふざけファンタジーでしたが、あれはもう忘れられたディズニーのようで、アトラクションはありませんでした。

さていよいよ本題!
今回の感動は、20年ぶりでキャプテンEOに再会したこと。
汚名・醜聞ですっかり忘れていたマイケル・ジャクソンの少年心、キャプテンEO。86年製作とは思えないSFXです。イントロで登場するジョージ・ルーカスも若くって・・・。
このマイケル・ジャクソンをみていると、あの醜聞の真偽性を疑いたくなります。
そして、あんなに才能豊かで、プロフェッショナルで、ピュアななスターが、若くして悲劇的な最期を迎えたのを思うと、この世が汚れて残酷なところだと言う通説を受け入れるしかない・・・。
正義の味方、キャプテンEO。私の中のマイケル・ジャクソンは、この姿で封印してあげることにします。

そして夫は・・・。
次回来るときは、夫抜きで来ることにします。

「何故、毎回待つのは興ざめだね」・・・・ディズニーランドだからしょうがないじゃない。日本ならこの倍は待つのよ
「ミッキーは何処にいるの?」 ・・・しーん、ほんとに・・・・。
「ピーターパン、40分待ち?並びたい?一体何があるっていうの。家に本が二冊もあるだろう」・・・何があるって言われても・・・本が立体的に繰り広げられるから、感動するんでしょう。
「早く帰ろう、パリに帰る渋滞が怖い」 ・・・東京ディズニーなら、駐車場から出るのだけでも一時間かかるのよ。

こういうとき、フランス人は恵まれすぎている、と思います。同時に、待つのが当たり前、渋滞当たり前、多少のがっかりも計算済み、そんな我慢強さをDNAに注入されている自分が哀しく感じられます。

とにかく、夫にディズニーの素晴らしさを理解してもらえなかったのが悔しい、ユーロ・ディズニーでした。

Thursday, October 14, 2010

身長の公式

先日、子猿達の定期健診で、知ったこと・・・。

(父親の身長+母親の身長+13cm(女の子の場合は-13cm))÷2≒将来の遺伝的身長

とのこと。夫は、この計算式がドンぴしゃり。息子達も現在の成長カーブに沿って成長したとしたら、上記の式プラスマイナス2,3センチ内と予測されます。私はこの答プラス5、6センチなので例外。

ということで、栄養状態や、色々な要素から絶対そう!ではありませんが、面白いな、と思いまして。それだけ。

Tuesday, October 12, 2010

野生の王国

我が家には野生の動物が頻繁に往来する。ゴミの缶を外に置くと夜中にたぬき(というのかRacoon)が来てはふたを開けて荒らして行く。今日の午後は庭でごそごそしている動物をチャーリーが追い出し、いつもはコアラのように転寝をする犬とは思えぬ速さについていけず遅ればせながら見に行くと鹿が2頭走り去る。最後は静止状態から垂直に飛び上がり、なぜできるのか不思議ながら、空中で平行移動をして庭から出て行く。朝は窓をあけると、アシカが眼下でほえてみたり、時折恐竜時代の名残を彷彿させるペリカンが魚をさがして飛行する。そして何故かこの借家には蜘蛛がいっぱいいる。毎朝起きると蜘蛛の巣がベランダ中に張られている。急にクリーンとかグリーンに目覚めたわけではないが、地元のごみ回収の会社が生ごみを庭の草木のごみと一緒に持って行っては有機肥料にしてくれるというので、まめにごみを分別してみたり、せっかくの太陽光を使ってみようと物干し台をインターネットで注文して配達を待つ間、バルコニーの椅子で洗濯物を干す。アメリカの高級住宅地では洗濯物を外に干すのは景観を壊すので禁止されているらしい。わが村も例に漏れず、前庭にはほしてはいけないらしい。でも裏庭とかバルコニーに干すのは許容されるようで、これからは干してみようとおもいたつ。庭のレモンの木にレモンがいっぱい実り、種からうえたしそ、シラントロ、バジルがすくすくと育っている。玄関先にはブーゲンビリアやジャスミンが咲き乱れ、東京やパリ、ニューヨークでは経験できない野生の美しさがここにはあることに感謝する。最近は外に行ってクリーンテク関係の人に会う以外は、日焼け止めにアイライナーくらいしか化粧をせず、Target(という安いものを売る店)で購入した14歳児用のジーンズと、母が妹に買った草履が小さすぎたために私がもらったものをはいてぺたぺたと家とプールを往復したり、犬と丘を散歩したり、図書館で自己改善やどうやったらPsychicになれるのかという本を借りたついでに子供らを自転車ごと家につれて帰ったりという、書いていてとても牧歌的に聞こえる生活をしている。先日中国街に行ったときに夫が買ったアヒルはあたまも脚も全部ついているので今晩の料理は辞退してこのブログに書いている。昔東京で新婚生活をしていたころ、近くのお肉屋さんに注文して配達をしてもらったとりにも脚がついてきて(ひづめつき)、大ショックで悲鳴をあげたのを思い出す。当時の夫には散々馬鹿にされたような気がする。あれから20年たつが、今の夫もこどもっぽい。拳法の悲鳴を上げては包丁を振り下ろし、娘たちに「馬鹿みたい。」とか「子供じみている」と批判されながらアヒルを調理している。そんな現場にはいたくないので、さっさと机に向かう。野生の王国には(自称)ターザンがつきものなのだろう。

Monday, October 11, 2010

キレル子供

先日、オーストラリア人の仲良しが9歳の息子を連れてうちに来ました。9歳の男の子は元気で、ちょっと乱暴なところもあるけれど、まぁ、9歳児こんなものかと思って気に掛けていませんでした。お母さんは知的でとても穏やかなタイプ。フランス人のお父さんも大らかで優しい人です。
小一時間して彼らは帰りました。

その午後、子供部屋に、陶器のかけらが落ちていることに気づきました。子供部屋は、防音にと、敷き詰めてあるカーペットの上に毛足の長いカーペットを重ねています。そういえば、そのカーペットとカーペットの間が盛り上がっている。何だろうとみると陶器で出来ている子豚の貯金箱が二つ、見事に粉々に割れて、カーペットの下に隠されているのです。そのとき、9歳児と一緒にいた我が3歳児に、「コレどうしたの?」と聞くと、9歳君が壊してそこに入れていたと。カーペットを持ち上げて、きれいに(?)隠すこと、身体的に3歳児には無理だと思うので、多分言うとおりなんだろう。

その後、他にも楽器類などに、車に良くある、十円玉引っかき傷など発見。

こんなとき、皆さんならどうしますか?

私と夫は、結構ショックを受けました。物的ダメージも去ることながら、9歳ともあろうコが明らかに割れ物の貯金箱を粉々になるまで壊す、そして隠す。隠し方も、なんか、遊び心があるというか、本当に隠すことを目的としていない隠し方だし、からかってる?大げさかもれないけれど残虐さを感じました。
後日、勇気を振り絞って、友人である9歳児のお母さんに状況を伝えました。それなりのショックを感じていたようですが、終わりの会話で、「また来週も息子と寄るね~」とあまり気にしていない様子。「来るのか、何かいやだなぁ」と思いながら私も自分の気持ちを量りきれず。

そして「その後談」を、先ほどお母さんから聞いたところによると、貯金箱粉々について息子さんは、
はじめは、「うっかり落として壊れた」(母追及続ける)
「Ok Ok,面白いから蹴ってみた」(母なおも追及、母は中のお金が目的なのではと疑っていたようです。十円玉2枚くらいしか入っていないからそれはないと思うと言ったのに、前科があるのでしょうか)
「いや、実は、天から『怒りの感情』が降りてきて、気が付いたら粉々にしていた」
  ・・・・。

ワタクシ、またまた勇気を振り絞って、友に告げました。「貴方のことは大好きだけど、悪いけれど、息子さんには我が家にもう来てもらえない」、と。週一回、故あって彼女は子供連れで来ることになっていたのです。
友は、「えぇっ、何で、何でそんなこというの?折角、Aも、詫び状を書くって張り切っていたのに、代わりの貯金箱も買いに行こうって言ってたのに」
何度も、貴方は好きだから、悪く取らないで、と無理を承知で言ったけど、最後は涙混じりに別れました。

私がおかしいと思う方もいらっしゃるでしょう。でも怒りか何か知らないけれど、人の家にてものを粉々にする子の心を信頼できません。落として割れちゃったとかとは違う。「天から怒りが降りてきて」殴ったのが子供の頭だったら、「面白いから窓から落としてみた」と言って、ミニカーが誰かの頭をかち割ったら、また楽器に傷つけられたら・・・悲しい連想は付きません。

そしてコレ、明日はわが身なのは知ってます。
うちの5歳児と三歳児、喧嘩するときなど激しいし、時々、ムカッと来ると蹴リあったりしています。歳と共に落ち着くものと期待していますが、どういうものなのでしょう。
放課後のお稽古で柔道の先生に、「遠慮なく、びしっとやってください、ビシッと。セルフ・ディスプリーン、ここんところ、よろしくお願いいたします」といつになく積極的にお願いしてみたりする、他力本願な今日の母猿でした。

Sunday, October 10, 2010

寒中水泳

フランスの教育論で考えさせられたが、我が家の近所のイギリス人の男の子が寒中水泳をすることにしたらしい。これをチャリティーにつなげるところが13歳の子供ながらにえらいとおもう。


Dear all,

As you may have heard, I will be swimming the Tiburon Mile again this year. The event will take place next Sunday, October 17th. It is a world-renowned open water event that attracts current Olympians and open water champions from all over the world. It comprises of just over 1 nautical mile (2000 yards) from Angel Island State Park to Sam’s Cafe in Tiburon. I will swim it this year again without the aid of a wetsuit and I hope I will not get too cold again. They say that this year will be a bit warmer – a cozy 60 degrees! I’ll be hoping all the jellyfish have left the area.




This year I have decided to put my efforts to good use by raising money for the Hospice by the Bay. This is the primary charity that the event supports. The Hospice by the Bay is the main hospice in Marin and Sonoma counties and provides much needed assistance to people in their final stage of life and their families.




I would be grateful if you would consider sponsoring me, but please don’t feel obliged. However, keep me in your thoughts next Sunday morning and hope for calm, sea-life free waters with favorable currents.




There is a link below to my electronic pledge page.

http://www.active.com/donate/rcptiburonmile10/xxxx




I’ve also attached a link to the Tiburon Mile website if you would like to learn more about it.

http://www.rcptiburonmile.com/

Saturday, October 9, 2010

ブルー・エンジェルス

今週末はサンフランシスコにブルー・エンジェルスがパフォーマンスをする。http://www.blueangels.navy.mil/
軍隊に憧れを持たせるために空中アクロバットをする飛行隊がいるのである。軍隊のよしあしはさておき、毎年このころに来てはうちの丘の真上を通過してショーが始まる。予行演習の昨日おとといなどは、本当に窓の前を横切ったり、ゴールデン・ゲート・ブリッジを渡る最中に上を通ったりで、楽しい。思わずわれを忘れて大手を振って声援すると、クールな子供らは恥ずかしそうにしている。あれだけ練習して完璧に近いパフォーマンスをするのに手のひとつもふれないのかと、青少年の見栄を哀れむ。しかし、これはアメリカだから面白いのであって、こんな恐ろしい飛行機が村を旋回したら、パキスタンやアフガニスタンの村人はさぞかし怖いだろう。丘の中腹の岩に一家6人犬一匹が座りながらそうおもう。

フランスの教育システム by Peter Gumbel

昨夜は、7区にあるアメリカン大学(American University in Paris)に出かけ、ピーター・ガンべルというジャーナリストの講演を聴いてきました。彼は、「On achève bien les écoliers (子供にとどめを刺す教育とは、ということか、と)」という著作で今話題の人です。

本は読んでいませんが、大体の内容は、フランスの教育システムは、子供の自尊心を傷つけ、臆病な性格を形成している、というもの。ガンべル氏は第一線のジャーナリストとしてフランス文化に精通しており、一流大学で講師として教鞭をとったこともある人です。
教室で、優秀なのに、意見を求めても何もいえない生徒達を見て、何かがおかしい、と思ったことから、調べていくちに、フランスの教育システムの穴ぼこだらけなことに気づいた。教師は教えるということに関してトレーニングもされていない、そもそも、教師の役目は、自分の知識を生徒に伝授すること、と定義づけられていて、学校として、クラスとしての一体感を創り上げる、生徒の個性を伸ばす、成長を助けるなどといったことは、教師の、学校の仕事ではないとされている。80%強の中学生(コレージュ)が学校は楽しい場所ではない、と感じている。体育は最近まで授業になかった、それよりも数学至上主義で、詰め込む、プレッシャーを掛ける、常に隣のクラスメートと比較して、競争心をあおる、自信喪失させるようなことを言う、エトセトラ、エトセトラ。

長所としては、公立校はタダであること、またカリキュラムの水準が高いこと。この二つだそうです。

日本の教育現場も大変なことになっているようですが、フランスもテコ入れ時のようですね。いじめ・自殺の話ばかりの日本も嫌だけど、フランスで過ごす思春期もかなり最悪っぽい。
夏に再会したJubiさんのところのティーン・エイジャーらは、のびのびと「青春を謳歌」していて美しかった。やはり教育はアメリカが良いのでしょうか。ガンベル氏は以前はロスアンジェルスに住んでいたが、あそこの教育は素晴らしかった、めちゃめちゃ高かったけれど、と言っていました。

さて、怠け象レベルでの洞察・感想は・・・
・確かにフランスの先生はドライな人が多い。割り切って仕事しています、言われたことはやってます、公平にやってますので愛情は期待しないでください、感じで。人との距離感が掴めない人懐っこいタイプのコは、先生に疎まれることが多いように感じられます。
・何か問題があると、学校側はすぐにカウンセラーや心理学者を紹介するが、これは教師の責任転嫁のケースが多いのでは。
・中学、高校が楽しい場所でない、なんて青春時代の喜びの半分をむしりとられているようなものでは。タダでさえ、青春は残酷なものなのに。フランスでは、躁うつ病になる子供が多いわけだ。

そして、日仏比較というところでは、
・フランスでは学校の掃除を生徒にさせないようだがこれは残念だなぁ。あれはコスト削減にもなるし、良い教育なのに。
・あと、日本は儀式好きというか、入学式、始業式、終業式、卒業式と色々あるけれど、あれもけじめにもなるし、いい想い出にもなるし、フランスも取り入れたらいいのに。
・そして、日本の学校は親に求めるものが多い(かばん、お弁当、PTA、運動会、学芸会、などなど)というのを聞きますが、フランスももっとそうすればいいのに、と思います。自分で自分の首をしめているかもしれませんが・・・。教育って、学校と家と環境の三者がシームレスにタイアップしてするものではないでしょうかね。

ともかく、頑張ってね子供達!

Wednesday, October 6, 2010

顔が命

今日は朝から友人と近くの島(BelvedereとCorinthianというれっきとした島なのである)の階段を上り下りして散策をし、その足でプールで30分泳いできた。昨日は家で内向的に過ごした反省が外に向かわせてくれたので、作用・反作用だろうか?
最近アメリカではソーラー太陽電池の設置産業に絡んだ金融会社があちこちで誕生し、これまでの私の金融経験と世の中のためになることをしたいという希望を合併させるべくいろんな人に会いに行っているが、時折、こうして家にいる日がある。そうすると、悪い癖でものを深く考えすぎたり、不安になったり。まったく非効率的で無用の長物なのがわかっている。半日を運動に費やせる生活は贅沢である。これを楽しみながらリサーチを続けるのが一番だろう。末っ子が学校から戻り、今日は学校に顔に障害のある人が話にきたという。http://www.youtube.com/watch?v=gMMW7T1yOrw
見かけよりも中身。。。というみんなが知っているけど実際はとてもこれと違う行動に出る社会に生きる私たち。地元に住むこの人が印象を受けやすい年頃の子供たちに話をしに行くのは、勇気があり、かつ大切なこと。

Tuesday, October 5, 2010

パリ、朝7時50分

水曜日の今日、パリの幼稚園、小学校はお休み。久しぶりに静かな朝を迎えている。

PCに向かっていると、まだうす青紫の空の中、目の前の建物が燃えるような珊瑚色に浮かび上がっている。多分、東向きの、うちのビルを染める朝焼けが窓ガラスに反射して、対面のビルをピンクにしているのだと思う。

なんて、書いていたら消えてしまった。空中、薄紫とピンク色のグラデーション、そして今や唯のブルーグレー。
魔法は一瞬で終わるものなのね。

8時でこれだから、この先怖い。もうじき暗闇の中の通勤・登校が始まるのだろう。
今日も雲が多そう。

Trader Joe's

アメリカにはこういうお店があり、不思議とワインが安い。ずっと前に長男を産んだころその店の目の前に住んでいたことがある。友人は我が家に夕飯を食べにくるたびにワインをそこで買ってきてくれた。みんな貧乏学生だったので、大事にワインをすすっていた。そのころの私はワインを一口すすっただけで真っ赤になって椅子から転げ落ちていたので、ほかの人にとっては都合がよかったことだろう。そんなTrader's Joeで夫の買ってきた2005年の赤ワインサンテミリオンはおいしい。10ドルくらいだったという。どうしてこんなにおいしいワインを売って益を出していけるのか不思議である。

Monday, October 4, 2010

今日の一日一善

先ほど、ナイキのランニングシューズを買いました。セールで30ユーロ。めちゃくちゃ軽いのは嬉しいけれど、ランニングシューズとやらは何故ああもグロテスクな形、色、デザインでなくてはならないのでしょうね。
ともかく、明日はこれで5キロほど歩いてみようかとおもいます。


オサンデファム
という、フランス発祥で日本にも支部がある、乳がん・子宮ガン予防+女性のウェルビーイング啓蒙の動きを知りました。一昔前までは、女は自分のことより家族のことを慮るべし、
といった風潮があったかと思いますが、今の時代、自分の健康は自分で守るのが大人の女、なのだと思います。そんなこともあって購入したランニングシューズ、走ってもいないのに、もう良いことをした気になっています。

今日も享楽的な食生活をしてしまったけれど、これはこれで、精神的には良いことだったと思い込むことにして、皆様おやすみなさい。

Saturday, October 2, 2010

時間の経過

バタバタしていて、PCのOSもフランス語から英語に変えたりしてすっかりご無沙汰の間にもLazyさんはしっかり書いていてありがとう。わたしも、ふと気がつくと子供たちが大きくなっていて、びっくりするほど大恋愛の相手が17年の伴侶になっていてたまに腹を立てたりしている自分に愕然とする今日この頃である。天職を求めて連日200キロ以上運転していろいろなことをしている方々に会いに行っている。そんな時に見たこの卒業式の言葉は重みがある。http://www.ted.com/talks/steve_jobs_how_to_live_before_you_die.html
少しすれば半世紀生きたことになるのに、未だに天職を見つけられていない私は、いつまでたっても子供なのかもしれないと思う半面、未だに天職を追求する子供心が残っているのも七転び八起きの人生には必要な気がする。それにしても世の中には面白い仕事をしている人がいることが最近わかってきて面白い。今まで金融という狭い世界のなかでも、特化した分野にいたので、突然の目からうろこが、連日新鮮である。

Friday, October 1, 2010

Pleasant surprise

ちょっとした嬉しい驚きがありました。

携帯電話を紛失して早10日。
どうせアンティーク入りしそうな古いNokiaのモデルだったし、近くのスーパー、カールフールのプリペイド・システムを使っていたし、大したアフターサービスも期待できない、しょうがない、買い直すか、と思っておりました。

これを機にアイフォーンにするか、インターネットが使えるのにするか、など色々検討しましたが、現在の私の使用頻度を考えると、非常に割高なので、辞めました。
そうですよ、日本の皆さん!携帯後進国と呼ばれるフランスでは、インターネット対応の携帯は少ないんです。携帯電話の技術とサービス水準の高さに関しては、ニッポン大いに誇りを持ってくださいね。

Anyway、先ほど、カールフール・モバイルに、紛失の連絡をしました。
すると、「はい、では、新しいSIMカードをご自宅に送りますね、来週頭には届くでしょう。もちろん、以前の番号と同じですよ」というではありませんか。えぇっ、新たに買わなくって良いの?毎月10ユーロも落とさないプリペイド如きのマイナー・ユーザーにもそんなに親切にしてくれるの?

嬉しいです。新規登録の手続きを思うと頭が痛かったし、知人達に電話番号変更の連絡もしなくて良いし。
サービスに関しては後進国どころか、未だ暗黒時代にいるフランスで、こういうサービスの良さに出会うと、その喜びの大きさったら、日本在住の皆様にはわからないかもしれませんね。
情報化社会って、ネガティブなニュアンスを感じ勝ちな言葉ですが、こういうときには便利ということも体感。私の携帯番号、住所、名前が全部記憶されているから再発行もスムーズなこと。他には何を知っているのだろう、と怖くもなるけれど。

爽やかに金曜日を迎えたところで、こんな写真は如何でしょう。



実り多き秋でありますように。
Bon Weekend!

Thursday, September 30, 2010

ベトナム麺、ガーブン



ベトナム料理屋、中華アジア屋に行くと必ずメニューに探すのが、この麺もの。良くあるのは、ボーブン・パット、この言葉を分解すると、「ボー」が牛肉、ブンは不明、「パット」というのが、フランス語で麺の意味。豚肉だとホエブン・パット、鶏肉だとガーブン・パットとなる。何回もチャレンジしたけど、どこもこの店のガーブンにはかなわない。

この店、初めて行った時からもう十年近く経つ。・・・そう書きながら、時の経つのの速さに胸が詰まされる。昨日のことのようなのに。

この店、といっても実は名前も覚えていない。Courcell駅の近くにある、どこにでもあるような地味~なアジア屋なのだ。中華風カレーもあれば、ベトナムもある、タイ風サテーもある、そんな主義主張がない店。おばちゃんは北京語を話す。忙しいときに、水など頼むと目線を合わせないようにして聞こえない振りする、そんな、パリにはよくいるおばちゃん、よくあるアジア屋。

この近くには日本大使館もあるし、日本企業も何社かあるよう。近所の日本人にとって、ここはちょっとした社食の代わりとなっているみたい。もちろんフランス人も沢山。日本人の食べているのを覗くと、大抵ガーブンを選んでいるから、私たちの口に合う味付けなのかな。

さてMちゃん。彼女は「あのさ」、とさばさばと話す、性格もさばさばっとした、実にカッコいい女性(ひと)。でも、一方で九州出身の女性に共通する、南の太陽よりも暖かい優しさも持っているのを知っている。
十年近く前に、当時不案内な新地パリで職探していた私に、友人の友人であるMちゃんは、何か手伝えることがないか、と短いランチの時間を割いて相談に乗ってくれるべく、この店に連れてきてくれたのだった。これがMちゃんとの付き合いの始まり。そしてこのガーブンとも。

あの時も出だしっからMちゃん節で、
「ここね、このガーブン以外は美味しくないから、これ注文するよ。牛も豚もあるけど、鶏肉のが美味しいから、それでいい?飲み物はキャラフドー(水道水、これはタダ)?」
とタッタと頼んでくれて、早速モノが来ると、
「これに、この甘酢をかけるんだけど、おばちゃん、気が利かないな、一つじゃ足りないっていつも言っているのに」
とおばちゃんを呼んで、小皿でくる甘酢ももう二皿要求し、
「そして、この唐辛子ペーストを多目に掛けて、しっかり混ぜる」
・・・私はただただ真似を。

お・い・し・い!!! もう、これを食べているときを表現するには、ガッガッと頬ばる、というしかない。いつも一気に食べ尽くしちゃう。

写真を説明すると、ビーフンをゆでた(温)のに、レタスの千切り、ミント、コリアンダー(野菜類は冷)、ベトナム揚げ春巻きのぶつ切り(温)、鶏肉の炒めたの(温)、ニンジンの千切り、砕いたピーナッツ、この温・冷混ざったのをMちゃん式に食べる。

ここには、今まで何回来たことか。
ある時は、結婚前の夫をMちゃんに紹介しに、そして後には長男を抱っこ紐でおなかに巻きつけて来て、そのままの姿でガーブンをすすったり、更にそのあとには、寝ている次男をプセットに入れたのをテーブルに横付けして食べたこともある。おばちゃんは子供の姿を見るたびに、その成長を喜んでくれ、自分も孫が出来た、と同じ話を繰り返した。Mちゃんは、そんなとき、「はいはい、無駄話はそれ位にして。それよりガーブン!」とそっけなく、それがまた可笑しくって・・・。
時は経ち、そんな赤ん坊だった子猿らが、二人とも幼稚園に入ったので、私はまた気軽な一人者となって出かけた。すると、おばちゃん、過去の対応と異なり、見事に無関心な態度!10年来の客でも、子連れでないとこうも冷たいのか。この白黒はっきりしているのが可笑しい!!

ちょっとした私の十年史が、このアジア屋のおばちゃんに記録されている、と甘えたことを思ってはいけない。多分移民だものね、おばちゃんの人生全部覚えていたらつぶされるくらい色んなことがあったのだろう。このおばちゃんの中では、人は流水のごとく、右から来て、左へと消える。
あぁ、なんだか小気味良いわ、そういうのも。

この麺、ご家庭でも真似事はできます。お勧めですよ~。

Saturday, September 25, 2010

醜悪と美と・・・

先週末、パリでは、普段は一般にはドアを閉ざしている重要建築物が無料で公開される、Journees du patrimoine というフェアが催されました。Hotel particulierと呼ばれるお城みたいな古い家や、政治関連の建物なども公開されるという、文化度高いフェア。
怠け象一家の我が家も、のっそりと腰をあげ、行った先は、歩いて5分の旧区民プール跡。


ここは1996年までは、プールとして使われていたのが閉鎖され、あと数年の間には改築されて、また区民プールとして営業再開することになっているらしいですが、何故、20年も間を置かなくてはならないのか、よくわからない。今使いたいんですけど、プール。パリに長く住むと、色々「何でかわからない」ことがあって、そのうち疑問に思わなくなってきます。よくないですね~。

これ、グラフティーアートってヤツですか。ここまでこういうポップアートで埋め尽くされると圧巻です。





夫は、「こんなのアートじゃない。だって、美しくないじゃないか」と。
私は、どう思って良いのか、わかりませんでした。圧巻であることは存在意義があるということなのか、この美しくないのが今の時代の象徴なのか。でも、希望やメッセージを感じないものはアートなのだろうか。う~ん、わからない。

そんな中、昨日はアート研究者である友人とランチをしました。このプール跡について話すと、「グラフティーってさ、スラムや、本来描いては駄目なところに描かれるから、メッセージがあるっていうか、見手は描き手の怒りやフラストレーションを感じるもので、『さぁ、どうぞ。こちらで描いてください』ってなると、意味無くない?」と明快なるご意見。
うん、確かにそう。
グラフティーって、あの落書き部分だけがアートなんじゃなくって、その壁、街全てと一体化して初めて、人の胸を打つものになる。プール跡、圧巻だったし、驚いたけど、それだけじゃ、アートじゃない・・・・、とりあえず、私の中ではそういう結論となりすっきりしました。


皆さんはどう思われますか?
グラフティーアート、ポップアート、現代アート。まだ心に残るような感動するものに出会ったことがありません。こんな感性鈍い私にも届くようなアート、ご存知の方、ぜひ教えてください。

Thursday, September 23, 2010

漫画「大奥」

漫画「大奥」を借りてきました。まだ第一巻。これ、面白い!

大奥といっても、何と男女逆転の設定です。
男人口が激減してしまった江戸中期、将軍職も女です。世間では男は珍重され、女はお金を払って寝てもらう、力仕事、いや労働力は女が担い、男はイコール子種だから、って大切にされている、そんな世の中です。そして将軍なるオンナ上様は、男性800人ほどの大奥を持っている。そこで蠢く人間模様、そんな話です。

他の価値観は変えずに、男女だけ入れ替わった江戸時代は大奥。一見、ひどい話に思えるけれど、実際、この時代の女は子孫を残すための通過点であり、男に頼らざる負えない、運命の翻弄されざる負えない生き物とみなされていたわけで、現実は漫画より奇なり。

漫画冒頭に、「貧しい女は夫をもらえないから、「男」郎屋に買いに行って子種を植えてもらう。お金を払ってまででも、子供が、生き甲斐が欲しいから」とありました。

ふと先日読んだ、野田聖子さんのご懐妊ニュースを思い出します。

今の世の中、江戸時代より人生哲学も進化(?)しているから、「子供イコール生き甲斐」とは言えない、言っちゃいけない風潮がある。それでも野田さんは卵子をもらって人工懐妊した。

この件については賛否両論でしょう。子供って何だろ、子孫ってなんだろ。何で欲しいのだろう。
私も分からない。自分が其の立場にいたら同じことをしたでしょうか。

・・・Back to 漫画、大奥。
男が女と入れ替わっても、大奥は、暗く、じめじめとするという仮定が、「絶対そう!」と思いました。女だからじめじめしているわけではなく、人間じめじめした環境におかれると、じめじめっとクラ~くなるだけ。
悔しいかな現在も引き継がれている、「女はじめじめ」という認識が、女の性質的なものではなく、環境的なものというのが肯定されて、すっきり、すがすがしい「まんが大奥」です。

最後に、漫画版ではなく、本当の大奥は女の悲しみということで、久々にサザンを付けます。

Wednesday, September 22, 2010

漫画喫茶 in Paris!



秋晴れの続くパリ。冬将軍が到来するまでアウトドアを楽しめば良いのに、どうしても「20世紀少年」の続きが読みたくって、ついつい、行ってしまいました、漫画喫茶「裏バス」。

漫画喫茶、行ったことありますか?私は、ジャズ喫茶、インベーダーゲームが流行った頃のゲーム喫茶すら経験したことがなかったのですが、この歳で、ここパリで、漫画喫茶デビューをするとは思いませんでした。

裏バス、その昔はバスティーユ駅の裏にあったことから名づけられたこの漫画喫茶は、インターネット喫茶も兼ねていて、パリはど真ん中、ピラミッド駅の近くにあります。テュルリー庭園も、ヴァンドームも近いこのシックなアドレスに、よもやジャパン・サブカルチャー、漫画喫茶があるとは、パリのマダム達もつゆ知らずでしょうね。

一時間5・5ユーロでコーヒー、ボンボン等は自由に頂いてよろしく、漫画の数は星の数ほど。静かでどことなくレトロな雰囲気が懐かしくって、少フレ、週マの発売日が待ち遠しかった少女時代にタイムスリップしたような小一時間でした。

パリって、色んなカルチャーを許容してくれるところがあると思います。そういうところは大好きです。

Monday, September 20, 2010

パリのPTA

金曜日の夕方、子ザル達の幼稚園の父母会に出席しました。

パリの幼稚園は、Ecole(学校)Maternelleと呼ばれるので、幼稚園というよりは、英語でいうプレ・スクールという方が近いようなところで、例えば5歳児は読み書きも習います。また小学校が併設されているところも少なくなく、場所によっては、給食や校庭を小学生と一緒にするところもあり、日本の幼稚園と比べるともうちょっと大人(?)な場所です。公立、私立あまり大差ないカリキュラムかと認識しています。

さて、父母会。拙宅は年長組と年少組がいるのですが、そんな親への気配りなく、同時間帯に会が催されました。年少組の先生はよく知っている方なので、欠席させてもらって、年長組に出席。親御さんの出席率は1/2くらいでしょうか。開始時間が17時というのは、やはり無理があったようです。せめて18時くらいでないと働いている人は無理でしょう。
息子のクラス、初めて見ます。普段の送迎は中庭で行われ、そこから先は親は入ってはいけないことになっているのです。そういえば、給食を食べる食堂も見たことない。図書室もあるらしいけれど、ここも見たことない。昨年一年、長男猿が年中組で通いましたが、一度も、親の学校見学の機会はなかったなぁ。
そして、ミーティング。ベテラン先生が良くしゃべります。親御さんたちは黙って聞く。
「質問ありませんか」
「し・・・・ん」。
日本的でしょう?フランスの教育についてある記事を読みましたが、ここフランスは日本同様、人前で自分の意見を言うという訓練をされていないようで、この父母会でもそれを確認しました。で、申し訳ないんだけど、先生も、よくしゃべるんだけど、的を得てなくって、それでも、最後にまとめて、ポイントは教えてくれるのかと待っていたけれどそのまま終わってしまいました。結局、この一年のゴールは何とか、病気の時はどういう処置まではしてくれるのかとか、一年のプログラムのマイルストーンとか、何もわからずじまいでした。聞けばよかったのかなぁ、それともかき乱さなくて正解だったのか。別に機会に聞けばいいか、ってそんな機会はあるのだろうか。
「皆さん、お子さん達よりお静かね。まぁ、質問等あったら、パリ市が配る小冊子に色々書いてあるから、大丈夫ね」、と先生は明るく〆め、やんわりと親達を遠ざけたけど、そんなパリ市長さんが表紙の小冊子通りに、そんな画一的なプランで、千差万別の子供達を一括りできるものなの?

とにかく、園児の学校生活、あまりわからない。
二年目に入って、何となく感じる日仏の違いは、フランスにおいては先生と生徒間には距離があって然るべきもの、先生はあくまでも目上の方で、親近感を持つべき対象ではない、もちろん皆がみんなそうではないと思うけれど、其の傾向が強いように思われます。よって、子供目線で話してくれる、とか、期待してはいけないような・・・。実際、先生によってはあまり人懐っこくされるのを敬遠される方もいらっしゃるようだし。そして、親の参加を好まないところがあるような。昨年一年、親の参加を求められたのは、クリスマスと学年最後のお遊戯大会の見学(どちらも5分で終わる)だけでした。そして、先ほど書いたように、子供の学園生活を見せてもくれない。親御さんたち、皆働いているからそんな時間は取れないでしょう、という前提がゆえかも知れないけれど、子供の日常をもうちょっと知るのは親の義務という気がします。

日本だと、先生は威厳を見せるよりは、子供のような話し方してでも、子供の信頼感を得て、時には母(父)親のような温かみを見せて、親近感が大切、というところがあると思うのですが。また、手作りバッグ、お弁当、父母参観、運動会、エトセトラ、親の参加を過剰なまでに要求している昨今では。どうでしょうか。

フランスは先進国の中で稀な、多子化している国で、その理由の一つに、母親(あえて母親と言わせてもらいます)への負担が少ないインフラが整っていることがあげられます。出産したら3ヶ月から保育所に入れられるし、ヌヌと呼ばれる乳母さんも比較的簡単に見つかるし、其のあとは、幼稚園時から学童があって8時過ぎから18時過ぎまで預けられる。働いているお母さんには有難い仕組みです。実際、休みのときの学童とか、キャンプ(林間・臨海学園みたいな)のとか、よくコーディネートできていると感心しています。

でも!!と敢えて、ヒステリックおばさんになって言いたい。
本当にこのシステムを信頼していいのでしょうか。不透明な学校生活なのに、何を根拠に信頼したら良いのでしょうか。まるで、インフォームド・コンセント以前の医療のような、何もわからないうちに手術されるような不安感があります。いい先生がいれば悪い先生もいるでしょうし、3人子供が寄ればいじめもあるだろうし、いじめも、目に見えるいじめと、そうでないレベルだけど、或る子供には深く傷つくことだったりするだろうし、それをこの自己犠牲という四字述語を知らなさそうな、クールな先生方はどう対処されるのでしょう。
パリでよく聞くセリフ、「セ・パ・マ・フォートゥ(私のせいじゃないから)」、もし先生方もこういうメンタリティーを持っていたらどうしよう・・・・。

子供を24時間見守ってあげられないのはわかっているけれど、過干渉したくないけれど。でも私の感覚ではフランス式子育てはちょっとリスクが多すぎるような気がする今日この頃です。

Sunday, September 19, 2010

田舎シリーズ ④



そして、パリに戻ってきました。もちろん、収穫物を抱えて。
これをベランダに放置して、食べる分だけ取り込んでいたのですが、葡萄を取ったときに、其の中に潜んでいたらしいゲップと呼ばれる、ななんと、スズメバチの一種に小指の先をかまれました。このゲップは蜂の振りして蚊のように噛むんです。そして毒素を残す。
そこで大急ぎで、噛まれたところを吸出し(苦い味がしました)たところ、ちょっと痛かったけど、大事に至らずにすみました。

パリはハエよりもゲップが多いくらい。あぁ、むかつく。



・・・と、ののしりで終わるのは良くないですね。田舎で撮った、朝顔(それともインゲンの花?いっしょに巻きついていました)で〆ます。

田舎シリーズ ③





そして、夜、星を見に行った夫が見つけてきたのは、ふくろうの死体。車に当たったのでしょうか。きれいでしょう。






あと、面白いところといえば、酒蔵でしょうか。
入り口、内部、そして今夜の一本の3連写。

ブーゴイュはボルドーやブルゴーニュと比べると格が下とされるワインで保存も何十年とはいきませんが、モノによってはもう素晴らしい出来です。これなんて1996年ものだけど、今が旬って感じでした。主にカベルネフランというぶどう種で作られ、青ピーマンを切ったときのような爽やかなタンニン感がご馳走のワインです。

田舎シリーズ ②








次は、プラム。これはQueche(クエッチュ)と呼ばれるもので生食だといまいち。
これ、日本でいうところのプルーンですよね。
これをジャムにします。

確か新婚旅行もジャム作りをしたような。
お互い晩婚で、且つ、色々なところに行く機会があった二人だったので、新婚旅行はとにかく休めるところが良い、と義理の両親を追い出して、この田舎の家に滞在したのでした。年寄りくさいですね~。そしてひたすら二人で、プルーンの種を取り除いてはジャムを作ったという、かなりロマンティックでないハネムーンでした。
うーん、これは何時か、ちゃんとやり直さないといけませんね。今の調子だと、あと5年くらいはお預けだと思いますが。

最後の写真は、カーヴの中にある、プリザーブ棚。
赤いのが真空加工したトマト達(義母担当)、其の横は現在のところのジャム類。いつフランスが攻撃されても、ここにいる限り飢え死にしないわよ、という義母は戦中派、そうですね、と答える私は20世紀少年読みすぎの漫画っ子。

田舎にやって来ました




週末に、Sarthe(サート?)発音ができませんが、パリから西に250キロ程走ったところに行きました。24時間耐久レースのル・マンの近くといったら少しイメージが沸くでしょうか。

此処に、義理の両親のメゾン・ド・カンパーニュ、田舎の別荘があり、時折訪れます。秋は最高の季節です。なぜなら、庭の果物や、義母のポタジェ(菜園)の野菜の収穫の季節だから。この地方のワイン、シノンやブーゴイュも、秋風が良く似合う、フレッシュ感あふれる味わいなのです。

このサイト、写真の添付時間が掛かるので、マラソン形式で日記、行きますね。

まずはポタジェより、トマト。大きいアップはクール・ド・ブフ、牛のハートと名づけられた巨大トマト。来週くらいに食べごろでしょうか。

Thursday, September 16, 2010

乱読日記 其の二

第一回目はいつだったのか、何について書いたのかも覚えていませんが、行きます。

この一週間はフランス的雑事に追われ、ちょっと疲れた~。
ま、それでも、木曜日の夕方現在、電気はついたし、水漏れは直ったし、滞在許可証は取れたし、家族皆健康に過ごしているので、よしとしています。

さてさて、私のストレス解消法は何といっても読書。最近読んだのは・・・・

20世紀少年、現在16巻まで。柔ちゃんを書いた浦沢直樹の漫画です。日本に帰ったときに、某Biscoさんに勧めていただきました。これ、滅茶苦茶面白い。ストレスも疲れもぶっ飛びます。
腕白坊主だった頃、秘密基地で悪友らと書いた「予言の書」、世界滅亡とそれを救うメシアという筋書きなのですが、それが現実に起きて、いまやコンビ二の店長をしているケンヂが立ち上がる、という、大人の子供心をくすぐる、センチメンタルながら本格サスペンスという盛り沢山な内容です。こういう、スピード感がキーのストーリーには、漫画ってぴったりですね~。
あぁ、早く続きが読みたい。

レディー・ジョーカー
久々に読んだ高村薫。何かと公安と左翼、右翼が背景に書かれる彼女の本、今回も絡んできます。一言、ブラボーです。いやいや、読み応えあります。プロットも複雑ながら良く書けている。こういう作家がいる、ということに希望を感じます。
そして映画化もされたのですね。こういう秀作が映画化という形などで、評価されているのが嬉しいです。

筋は「BOOK」データベースより借ります。
人質は350万キロリットルのビールだ―業界のガリバー・日之出麦酒を狙った未曾有の企業テロは、なぜ起こったか。男たちを呑み込む闇社会の凄絶な営みと暴力を描いて、いま、人間存在の深淵を覗く、前人未到の物語が始まる。
・・・と上手にまとめること。
この高村さん、お会いする機会などないでしょうが、例えあったとしても、ちょっとこわい。厳しそうな人、という印象を受けます。甘ちゃんの私など、ばっさりと斬り捨てられそう。そして彼女に何か聞いてみたいこと、思い浮かびません。それくらい、彼女の思想、価値観が本に現れている。
長いお休みが取れたときなどに読まれることをお勧めします。照り柿の続編的小説ですから、計何文字か、広辞苑よりは少ないと思いますが大作です。

西の魔女が死んだ
筋はまたまた、「BOOK」データベースより
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。

梨木香歩さんという、初めて読む作家です。可愛い話だけれど、どうしてこれが135万部のベストセラーなのか。そういった意味で勉強になります。今夜は同作家の「裏庭」を読み始める予定。

「パリの女は産んでいる」
中島さおりという方のエッセー/ルポルタージュです。
最初はタイトルに引いてしまったのですが、読み出したら止まりませんでした。筆力があるって、こういうことなのでしょうね。少子化が進む先進国の中で、唯一多産化傾向にあるフランスについて、主婦的視線から分析されています。少子化ということを抜きにしても、「フランスの毎日を覗く」的な面白みもあるかと。
よくおしゃべりするオーストラリア人の友人は、フランス式子育てに批判的です。「そりゃ産むわよ、だって産んだ後は他人任せ、政府の引いたシステム任せだもの。そしてバカンスには子供を置いて、大人だけで、でしょ。あれじゃ、孤児と変わらないと思うこともあるわ。本人は産む事で存在意識を持てるしね。」と辛辣です。
まぁ、それでも子は育つわけで、現代日本でよく聞く、下手に成長し切れていない親に洗脳されて育てられるよりいいのかな、とも思うし。ともかく、そんなことを考えさせられる本でした。

後は何読んだっけなぁ。もっとあったのですが、とりあえず。
先ほどの高村薫氏は、デジタル化、ビジュアル化、ゲーム化、この行く先には本はない、消えるであろう、と予言されています。
本当かなぁ、本を読む喜びって、一度知ったら止められないものじゃないのかしら。自分の想像力次第で、幾らでも登場人物、設定をカスタマイズできるわけだし。
買う買わない、とまだ電子ブック体験していない拙宅。これも賛否両論あるようで。でも紙か、電子か、チョイスがあるのはいいですよね。

進化する時代に、流されることなく、しなやかに対応してきたいものです。

Wednesday, September 8, 2010

ワインは生命の水!

子供たちの新学期始まってから初めての水曜日。そう、水曜日、パリでは殆どの幼稚園がお休みです。

5歳と3歳、可愛い盛りです、子猿達。でも、やはり一日中、それも雨降りで外出ももたもた。夕方になるとついにキレそうになることも・・・

そんな午後六時過ぎ。ちょっと早いかなと思いつつ、キレル代わりに赤ワインをグラスに一杯。
この小腹すいた身体に、赤ワインは血液がごとく染み渡っていきます。そしてブラックチョコレートを一かけ。舌の上でとろけ、う~ん、濃厚。糖分が、カフェインが脳に染み込みます。

身体中が温まり、てっぺんからつま先まで、酸素が、水分がごくごくと循環し始めました。(本当は逆の効果なのでしょうが・・・)

折角神様に頂いた、母として(女としても?!)黄金の時期。眉間に皺寄せるより、笑顔で過ごしたい。

ワインとチョコレートに救われるアラフォーでした。

Sunday, September 5, 2010

ブック・クラブのお勧め

本や漫画を読んだ後、備忘録かのようにその感想を当ブログやエトランゼに書いていますが、すると、他の方から、同じ本について別の反応があったり、「じゃ、この本もお好きかもしれませんね」と知らない本を教えてもらえたり。
このやり取りがとても面白い。人の感じ方、観点がこんなにも違うのか、とか、自分が見落としていたことを気づかせてもらえたりとか。

さて、ちょっと前に生物と無生物の間という本について書いたことがあります。

生物学者の福岡伸一さんの本です。内容をアマゾンから引きます。

「内容(「BOOK」データベースより)
生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。
・・・とのこと。

先日、この本を読んだ友人と、感想を述べ合いました。
彼女は本、漫画の師匠で、若いのに本当によく読んでいる。そして意見がウニョウニョとした曲線のように、私と接点があったり、異なっていたりで、いつも、お互いの感想のピンポン・ゲームで盛り上がります。

さてこの本、ワタクシ、読んだ直後は感動したのですが、生物という、一番苦手な分野だったこともあり、今やかなりぼやけた記憶しか残っていません。
確か、すい臓の遺伝子を取り除いたネズミを作り、すい臓のファンクションを確認するというのをやったら、な、なんと生まれてきたネズミは健常なネズミと同じであった、と。ということは、生物は身体の欠けた部分を補正する、他の内臓が欠けている内臓の役目を兼任することが可能?ということ。
それと細胞が常に変化している話とか。
神秘的な話でした。

さて、友人の感想はというと、この細胞の話について、もっと深く哲学的な受け取り方をしています。
福岡氏は、細胞について、どう説明していたかいうと、要約できるか自信がありませんが、やってみます。

人の細胞というのは、常に新陳代謝をしている。この瞬間の細胞と、次の瞬間の細胞は、外見が一緒でも、中身が別のモノである。今の私と一秒後の私は、同じ人間のようでいて、細胞ベースで考えると別の人間。

友人は、この部分が、「目から鱗」だったと。

彼女はこの事実を知り、人間って、じつは実体がないもので、或るエネルギーのようなものが中心にあって、何万、何億という細胞を集めている、(私は話を聞いて、磁力が蹉跌を呼び寄せホールドしている状態をイメージしたのですが)そんなことを思ったと。そうなると、人間の存在と宇宙の関連性が見えてくるような気がした、と。

宇宙の星も惑星も或るパワーが浮遊物を呼び寄せている状態なのか、これは彼女の話を聞いていた私の連想。

実は、最近まで、星の住む闇の世界が怖かった私ですが、このところ、急に親しみを感じるようになりました。そして、もっと星の世界を知りたいなぁって。
折りしも、彼女との会話が宇宙に及んで、人間の、生命の神秘と絡まる。

生と死の理由を誰も明確に説明できないといいます。
「それでいいじゃない」、と怠け象の私、普段は思っているのですが、時々、やっぱり知りたい、と思ったり。
そんなときは、星の世界にトリップしてごまかしちゃおう、と企んでいるのです。
(プラネタリウム、大人に人気なんですってね。皆考えることは一緒?)

ちょっとした話から、色々イマジネーションが広がる。
読書感想交換会、お勧めですよ!

Thursday, September 2, 2010

ジャパン・アズ・ナンバー3!

先週のエコノミストに「Japan as number Three」という記事がありました。長いので勝手に気に入ったところを載せますと・・・

中国経済が思いのほか急速に伸び、四半期決算の結果、GDP(国内総生産)が日本を抜き、世界第二位(一位はアメリカ)となったことに発して、日本の現状、その脆弱さを見事にピンポイントしているレポートです。

世界レベルで立ち向かえる企業もまだまだあるが、その傘の下には、「しょうもない」日本が見え隠れしている、と。

まず、人。世界でも稀な高水準な「頭」を持ちながらも、いまだに若い人は「年寄り」に遠慮して意見が言えない。出る釘は撃たれるってやつでしょうか。

また、その昔、ニッポンのサラリーマンと言えばサムライと言われたものでしたが、いまや「草食男子」と呼ばれ、起業家を志す男子や2003年と比較すると半減(14%!)し、反対に終身雇用に憧れる二とは2倍に膨れ上がり57%!!!ちなみに外交官ですら日本を出たくない、というのが多いとか。

そして若いのほど、「グローバル」化を恐れており、日本人の米国留学生の数は2000年比で1/3ですって!日本人の英語力に至ると、先進国の中ではビリ!ねぇ、どうするの?

はい、締めは女性の社会進出率。
びっくりしないでくださいよ。管理職に就いている女性の率、日本8%、アメリカ40%、中国20%。この数字イスラム国のクウェート以下らしい。日本の女性のお給料は同レベルの仕事をしている男性の60~70%。或る大企業に於いては、女性の志願率は70%なのに採用は新入社員の10%。理由は、「仕事大変だから(とは言ってませんが、要はそういうこと)」
あの~、女の強さ、ご家庭でいやって言うほど見てません?

日本の3位転落も時間の問題という結論でした。

パチパチ!そのとおりです、エコノミスト誌。よ~くご存知で。
さて、どうしたらいいのでしょうね、わが祖国。
GDP、別に2位でも3位でも100位でもいいけど、生活の質、幸福度、ストレス・フリー度、上げたいと思いませんか?

Wednesday, September 1, 2010

大きな願いごと

今日は趣向を変えて、先日旧友からもらった本から、詩(?言葉)を引用します。


生涯の使命、これをいつも眼前におきなさい。
人生を歩むあなたの星として。それは生涯の理想・あなたの存在理由・
この生が終わるときに問われること、あなたがそのために存在し、考え、
働いていることです。あなたはそこにこそ、あなた自身を見いだし、
勇気と力とやり遂げる忍耐を得ることができるでしょう。

・・・ヤコブ・アリべりオーネという司祭の、「大きな願いごと」という本の中にある言葉です。

今日夏休みを終え、パリに帰ってきました。
すっかり秋晴れのパリ。
帰途、MBA時代の友人より、或るクラスメートが亡くなったと連絡が入りました。
以前パリに住み、パリが大好きだった彼女。「いつもブログ、みているよ。パリの天候がわかって嬉しい」と言ってくれていた人です。

彼女と出会えた喜びが、ふと気づくと今の悲しみとすげ替わっている、その時が待ち遠しいです。

Friday, August 27, 2010




Lazyさんは、海体験をエンジョイされている様子。太平洋でも日本と対岸のカリフォルニアの海を撮ってみた。

寒かった夏もそろそろ終わり、サンフランシスコでは一年で最も熱いIndian Summerといわれる秋到来である。お隣さんの庭には鹿が頻発している。
















子供らも新学年が始まり、みんな張り切っている。そんな中、一人だけ相変わらず怠惰な生活を送るチャーリーは本当に独立独歩である。