先週のエコノミストに「Japan as number Three」という記事がありました。長いので勝手に気に入ったところを載せますと・・・
中国経済が思いのほか急速に伸び、四半期決算の結果、GDP(国内総生産)が日本を抜き、世界第二位(一位はアメリカ)となったことに発して、日本の現状、その脆弱さを見事にピンポイントしているレポートです。
世界レベルで立ち向かえる企業もまだまだあるが、その傘の下には、「しょうもない」日本が見え隠れしている、と。
まず、人。世界でも稀な高水準な「頭」を持ちながらも、いまだに若い人は「年寄り」に遠慮して意見が言えない。出る釘は撃たれるってやつでしょうか。
また、その昔、ニッポンのサラリーマンと言えばサムライと言われたものでしたが、いまや「草食男子」と呼ばれ、起業家を志す男子や2003年と比較すると半減(14%!)し、反対に終身雇用に憧れる二とは2倍に膨れ上がり57%!!!ちなみに外交官ですら日本を出たくない、というのが多いとか。
そして若いのほど、「グローバル」化を恐れており、日本人の米国留学生の数は2000年比で1/3ですって!日本人の英語力に至ると、先進国の中ではビリ!ねぇ、どうするの?
はい、締めは女性の社会進出率。
びっくりしないでくださいよ。管理職に就いている女性の率、日本8%、アメリカ40%、中国20%。この数字イスラム国のクウェート以下らしい。日本の女性のお給料は同レベルの仕事をしている男性の60~70%。或る大企業に於いては、女性の志願率は70%なのに採用は新入社員の10%。理由は、「仕事大変だから(とは言ってませんが、要はそういうこと)」
あの~、女の強さ、ご家庭でいやって言うほど見てません?
日本の3位転落も時間の問題という結論でした。
パチパチ!そのとおりです、エコノミスト誌。よ~くご存知で。
さて、どうしたらいいのでしょうね、わが祖国。
GDP、別に2位でも3位でも100位でもいいけど、生活の質、幸福度、ストレス・フリー度、上げたいと思いませんか?
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