Friday, October 22, 2010

簡易裁判所

今日は、簡易裁判所に行ってきた。面白かった反面、あとで気がつくと胃が痛い。いかに小心者かということを思い知らされる。しかも、私は告訴をしている側である。裁判の始まる前に、相手の航空会社の代表がすりより、200ドルで折り合いをつけようと提案するのをピシッと跳ね除ける。これはお金の問題もさることながら、原理原則の問題であると。。。

本件は、なんとスヌーピーと同じ位いい加減で愛らしいわが愛犬チャーリーにまつわる訴訟なのである。米仏渡航を拒絶されたチャーリーの怨念をはらすべく、裁判所に出向いたわたし。友人の慈悲にすがり、ようやくフランスにわたったチャーリーの悲話をとうとうと語り、勝利は目前。ところが、アメリカにも慈悲の精神があるらしい。後で結果を郵便で伝えるというではないか?へ???ま、良いか?と裁判所を後にする。胃がきりきりといたいことに気がつく。鼻歌を歌いながら帰途につき、家に戻って愛犬に勝利の報告をするも胃が痛い。緊張と争いが嫌いな性格がわかる。付け刃の割にはしっかり自分の主張をし、判事にも良く事情がわかりましたと言われたが、こんなことで胃が痛くなるようではいけない気がする。公の前で話す練習をする集団のトーストマスターズに入ろうかなあなどと考える。

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