Tuesday, December 28, 2010

「時空を超えて」 假屋崎省吾in プティパレ宮殿



先日、マダム・バタフライさんのご紹介で、華道家の假屋崎省吾がプティパレの個展を開かれるのにあたってそのベルニサージュ、オープニングパーティーにお招きいただきました。プティパレ、初めてかな、違うかな。グランパレは行ったことあるけれど・・・。入っても来たことあるのか、ないのかわからなかったです。こういう壮大な建物、一杯あるんです、パリ。

さてカーリー假屋崎さん、私が日本を発ったあとにブレイクされた方であまり存じ上げなかったのですが、じつは下積みの長い方なのですね。だからでしょうか、プロだなぁと感心してしまったのは、時差を乗り越え寒い寒いパリに来て、大きな作品を作り上げ、アラフィーの先生、さぞかしお疲れでしょうに、パーティーでは終始にこやかに、挨拶されたり、写真を撮られたり・・・。
セレブリティー、本当に大変ですね。余程の理由がなければできない、と思いました。
そして先生の作品は、何々流というのを超えた、現代アートですね。圧巻でした。

下の集合写真、今回大変お世話になった東京ソワールの伊藤さんに腕を引っ張っていただいたお陰で假屋崎さんと一緒に写ることができた一枚です。 その隣は、その伊藤さんと、伊藤さんのお友達で、エコールドプロトコールというフィニシング・スクールをモナコと日本で展開されている畑中さんと。背景はプティパレの入り口です。壮大でしょ?



















これは、假屋崎先生のスピーチする姿を写真に収めようとしている私を含めた群衆。
総勢500人あまりのパーティーだったとのこと。
ちなみに、今回の假屋崎先生渡仏にあたって、旅行会社のHISが「假屋崎先生と一緒に行く、パリツアー」を組んだのですが、何と100人以上が参加されたとのことです。本当に大人気なんですね~。




さて、その翌日に、ママ友らを率いて再度プティ・パレ・ツアーです。
残雪の白さが、冬の弱々しい日差しと重なり、館内に独特の明るさを映し出していました。
前夜観た作品とはまた違う印象。何故か元旦の朝の静けさを想い出したり。



そして、プティパレ訪れるの、今回が初めての機会だということに確信を持ちます。
20歳のときの一人旅以来何回も来ている、そして今や住みついているパリなのに。
なぜそうだとわかったかというと、とても素敵な中庭があるんです。もし、以前に来ていたならこれは忘れられないはずです。
ちょっとローマ風呂を思い出させられるのは漫画「テルマエ・ロマエ」を読んだばかりだからでしょうか。
南国風にナツメヤシの樹などが生え茂る横に素晴らしい彫刻があり、その上に雪が薄く積もっている。
「なんと贅沢な光景!」と、それこそ時空を超える美しさにため息漏れるママ・チーム。
その横でジャングルの子猿のごとく走り回る子供達。
いつ追い出されるか冷や汗ものでした、はい。

この中庭に面した回廊でお茶を飲むこともできます。とにかく、空間美とでもいうものが満喫できる庭です。
この日も、假屋崎先生の個展は多くのフランス人の方々に観られていて、高い評価を受けていました。

そして今日もしつこく、霧雨の降るなか、家族で観に行きましたが大盛況でした。
パリにいらっしゃる方でまだの方は是非、観てください。お勧めですよ。

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フランス パリ、プティ・パレ宮殿 個展「時空を超えて」
http://petitpalais.paris.fr/fr/expositions/au-dela-de-lespace-temps
パリ市の企画で假屋崎先生が招待され行われる、日本人として初の栄誉ある個展です。假屋崎先生デザイン・プロデュースの着物と花と、ドームの器との壮麗なるコラボレーションにご期待ください!!

会場となるプティ・パレは1900年パリ万博の会場として建てられた歴史ある壮麗な宮殿です。自然光を取り入れた気持ちの良い空間で、現在はプティ・パレ美術館としてグラン・パレ同様パリ市民にも親しまれています。
 
【会場】プティ・パレ宮殿(パリ市立美術館)
【会期】12月21日(火)~1月2日(日)
【レセプションパーティ】12月20日(月)
*休館日・開館時間をご確認の上、お越しください。

4 comments:

  1. 小猿君たち元気そうでよろしい。ところでLazyさんと私はほぼ同じへアスタイルであることを発見した。時空を超えたスタイルなのかなあ?

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  2. 友人らに会うたびに、「美容院いったの?」と聞かれるほど、寝起き具合で変わるヘアスタイルではありませんか?

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  3. 皆さん美しく着飾っておられて艶やかですね。パーティドレスを着る機会など日本では結婚式ぐらいしか無いのですが、そちらでは着飾る機会がいろいろあるのでしょうね。一度見学してみたいです。

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  4. ふつうこういったオープニングパーティーはもっとカジュアルなのですが、今回はカリヤザキさんより「華やかにして」と依頼があったそうです。なので、ジーンズの人も入れば、イブニングの人もいたり。こういうときに着物をきれい着ることができればよいのですが、私もいかり肩なもので・・・。

    パーティードレス着る機会、こちらもそんなにないと思います。今度、ティーンのソワレに呼ばれているので、その様子をまた報告したいと思います。

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