Thursday, December 31, 2009

大晦日

東京もパリも2010年に突入したようだ。このあとは北米を残すのみ。我が家は、訪問客がないせいか、地味な大晦日になっている。お掃除と買出しをし、プールで一泳ぎしたあと、一家でお昼ご飯(といってもピザとサラダ)を食べて午後は思い思いに過ごしている。夫は仕事を書斎で、上の娘は推理小説を書き、下の娘はPCでゲームをし、次男は犬の手入れ、末っ子は近所の子を招いてスパイごっこ。私はというと、みんなにカリカリしているといわれたのでふてくされて寝室にこもり、時折出没しては、洗濯物を乾燥機に入れたり、階段の雑巾がけをしたりしている。みんなのためにしているのだが、私以外はしていなくても気にならないらしいので、所詮は自分のためにしているのだろうと割り切ることにした。Lazy Elephantさんのいうように、日本のようには盛り上がらないのがアメリカの正月のようだ。元旦を迎えると、じゃあそろそろホリデーシーズンも飽きたね、って感じで普通の生活に戻っていく。ここ3年ほどは大晦日にパーティーに行かず招かずで静かに過ごすので、より一層盛り上がりに欠ける。でも、家族が健康で過ごせていることが一番の盛り上がりなのだと悟りなおしてみたりする。寝室から見えるゴールデンゲートブリッジとサンフランシスコ湾の絶景を眺めながら、心のゆとりを失った自分を見つめ、2010年こそはもう少し中庸を保てるように瞑想をしようと思う。今夜は何を夕食につくろうかなあ?、なんて急に考えてみたりする。炊き込みご飯とにじますのマスタード煮込みに挑戦してみようかな?でも、日本人らしく、年越しそばもいいかも。。。

さようなら2009年!今年もどうもありがとう!!

もう、日本は新年を迎えている。ここフランスは残すところ2時間弱。新年の歓びは日本ならではだし、でもフランスはまだ大晦日、気持ちはどっちつかずの、そんな優柔不断な一日を過ごした。

まず、義理両親と一緒のお昼は、フランス風に豚のローストにしたのだが、付け合せに白いんげんを煮て、おせちには一日早いのだが、「まめまめしい一年を」と掛けてみた。夜はフランス風にシャンパンで乾杯してから、前菜をミニ年越しそばにして、「長寿」を願い、フルーツバスケットにはクレマンティーンという、香り高い蜜柑を入れ、「代々」子孫繁栄でしたっけ?を願ってみた。お正月と言えば、の凧揚げは一昨日したし。年末・新年の行事、一日二日前後するが、OKということにしよう。

大晦日くらいは大酒くらって、小猿達も夜更かしさせて、家族で陽気に夜を明かしたいと思っていたが、予定外に登場した義理の両親がお疲れの様子なので、小猿たちを連れ部屋に退散した。ベッドに小猿をいれ、「明日、パリに帰ったら日本のおばぁちゃんに電話しようね」と話して寝かした。そしてインターネットで長いこと興味のなかった紅白のニュースを読んで一人お正月気分を盛り上げる。そわそわの師走はもうじきお仕舞いで、明日からはしんとした気持ちがお似合いの新年が始まる。そして明日からしばらくは「明けましておめでとう」という挨拶をするのか、と思うと嬉し恥ずかし。

皆さん、今年もご愛読いただきましてどうもありがとう。明日からも宜しくお願いいたします。
元旦の明日、素晴らしい朝日でありますように。

Tuesday, December 29, 2009

凧揚げの勧め

何十年かぶりにお正月(ちょっと早いが)に凧揚げをした。写真をアップしようと思ったのに、ケーブルをパリに忘れてしまったようなので、またの機会にするとして、凧揚げ、気持ちよかった!田舎の家に集合している自他の小猿たちのエンターテイメントにと思って揚げ始めたのだが、夫と私が一番盛り上がってしまった。

それにしても今日はよく揚がった。風がちょうどよく、気温も昨日よりぐっと上がって、ブルゾンが要るかどうかの陽気である。
風が吹くのをじっと待って、吹き始めたらその方角を見極め、走る。揚がりはじめたらずっと空を見る。
すると、スーッと頭の中の境界線が広がり、あぁ、自由!・・・そんな気持ちになる。

お正月に凧揚げるのは、きっと「運気をあげる」とか、そういう運担ぎだろうか。運気、揚がった揚がった!

Monday, December 28, 2009

最後の一週間

クリスマスとお正月をまたぐこの一週間は、休暇気分のようで特に休暇をとる理由もないので中途半端な週だ。サラリーマンをしていた去年までは、遅めに出社して長めのランチを同僚と楽しいみ、早めに引き上げると言う、楽しい週でもあった。ああ、自営業になると、そういうことをしてもちっともお金にならないのがいやらしい。

毎日出勤しなくなると、日中ごく当たり前に会社に行かずに過ごしている人がたくさんいることに気づき愕然とする。こんな恵まれた生活をしているのは自分だけかと思ったら、世の中には一杯いる。だんだんそれもなれてきたが、こういう生活が長くなるにつれ、倹約をするようになる自分に気がつきだした。黙っていても出社さえしていればお給料が入ってきたあの頃とは違い、多くの人が会社にいるときに会社にいなくて良い自分がいる喜びの反面、無駄にお金を使ってはいけないというケチ根性が沸いてくる。このバランスが難しい。

明日は、そんな隠居、引退、失業、専業主婦を集めて年越しランチをすることにした。みんなも私と同じように考えているのか聞いてみようと思う。ちょっと面白い。

クリスマスその後・・・

えー毎度お馴染み、 古今亭怠象でございます。

フランスのクリスマスは日本のお正月同様、家族、親戚が集合し、普段より長い時間を共に過ごします。久しぶりに顔を合わせれば、喜ばしいこともありますが、英語で「Guests start smelling after 3days 御客も三日過ぎると邪魔くさい」と言うように、あまり長居するのは禁物のようで。

今回のクリスマス休暇は義理両親の留守を狙って田舎の家でひっそりと過ごすつもりおりましたが、とんだ邪魔者って言ったらいけねえのかもしれませんが、なんというか、その、義理の妹家族が来てしまって大弱り。なんてったってこの末っ子の義妹、我侭と無邪気さが自然体という、最も大変な生物でね、(えっ、あんたもそうでしょって?)長男の夫も使われるが嫌で逃げまくっている次第でして、義理人情の世界から遠ざかっていたアタシには、つらいのなんの。いやいや、人間出来ていないからこうなっちゃうんでしょうね。

まっ、気を取り直して、と。
こういう時には音楽、それもロックがいいようで、美しい田園風景を見ながら、耳はIpod。するってーと、なんでか思い出すのはカーペンターズのYesterday once more。「あの曲を聴くとあの時に戻れる♪」、ロックを聴くと元気な自分を思い出す、そういうロジックでしょうかね。いやいや、音楽って奴は素晴らしいものです。

それではまた。師走でお忙しいこってしょうが、ご自愛くださいね。

Friday, December 25, 2009

Mele Kalikimaka

ハワイに負けないほどの快晴に恵まれたサンフランシスコからもメリー・クリスマス!今年は珍しく家族水入らずのクリスマス。先日子供の社会科見学の運転手に駆りだされていったごみのリサイクル・センターでは包装紙は印刷のインクのせいでリサイクルできないことを知り、今年はサンタと相談の結果、風呂敷バッグで子供のプレゼントが贈られた。

日本の友人によれば日本も不景気でクリスマスも下火のようだ。我が家も、こどもが大きくなってきているということもあり、物ではなく、自分で見つけてきた習い事や活動への参加費をサンタからプレゼントすることにした。聞き分けのいい子供を持って幸せだ。

子供たちからのフランスにいる祖父母、祖祖母、祖おじおばへの恒例の電話が終わると、何故か私もシャンパンで乾杯の気分だが、まだ9時半だとたしなめられ、仕方なくウーロン茶でこの素晴らしいクリスマスの朝を満喫している。

今年のクリスマスは、サンタに平穏な2010年をお願いしておいた。いい人間を心がけてきたので、ちゃんとお願いを聞いて欲しい。

メリー・クリスマス!

Merry Christmas!

皆様、クリスマスの今日、如何お過ごしでしょうか。今朝のパリは快晴、気温は7度3分です。先ほど、プレゼントをむしり開けた小猿たちは昨日から始まった高熱を忘れ、ヘリコプターと共に架空の「悪い奴」の追跡に忙しくしています。妊娠中に「24時間」シリーズを見ていたのが祟っているようです。

さて、海外に出てからは年賀状代わりにクリスマス・シーズンのカードやEメールのやり取りをしております。メッセージに添付されている写真を見てはお子さん方の成長に驚いたり、友人の幸せそうな、元気そうな姿を見てほっとしたり、うれしいものです。メッセージも、一年の総決算的な近況報告などはその友人の声が聞こえそうな文体で懐かしさでいっぱいになったり。
一期一会というものですが、一緒に過ごした時間は戻ってこなくても、こうして年に一回でも繋がりを確認できればいいじゃないか、そんな気持ちにしてくれる、Season's Greetingsです。

そろそろ、義理家族のクリスマスの集まりにいく準備をしましょうか。今年もフォアグラにシャポン(えー、もっと相応しい表現があると思うのですが、ようは去勢された雄鶏ですね)のロティと栗の添え物、そしてルノートルのブッシュ・ド・ノエルと聞いています。シャンパンを一杯引っ掛けて、出だしから陽気にいこうと思います。
読者の皆様にとっても素晴らしいクリスマスでありますように!

Wednesday, December 23, 2009

「脳みそ」について

今日のJubilancerさんの脳みその話、興味深く読ませていただいた。
諺にあるとおり、「可愛い子には旅させて」予想に反したことを一杯経験させると脳が活発化する、というくだり、これを私自身に強引にあてはめると、こうなる。

小生、昔から熟考することを知らないタイプである。毎年、この季節になると今までの数多き失敗、他人に掛けた迷惑などを思い返し自己嫌悪に陥ってみたりする。反省してもまた同じような失敗を繰り返すし、進歩がない。そして「旅」ではないが、海外に出ていつの間にか10年以上経つ。確かに日本にいるときと異なる類の、例えば言葉・文化の壁などが原因の赤っ恥も増えた。

これを先ほどの「子供にはの旅させろ」説に即して、都合よく解釈すると、
失敗(予想に反したこと)する体内のアドレナリンがウワーッと湧き出てくる脳がフル回転進歩がないようだけど、実は少し賢い人になっている?

来年はいっぱい外に出て、いっぱい失敗してみようか、と思います。

Tuesday, December 22, 2009

脳みそ

最近、たまたま図書館のそのセクションに行くことが多いからか、新刊の本に脳に関する本がやたらあるような気がする。The ESP Enigma とHow We Decideはともに脳のお医者さんの書いた本で、前者は人間の直感は実は誰にでもあって、これは左脳が右脳を抑制しない限り機能すると書いていて、後者は、意思決定に感情をつかさどる脳の一部が重要なことが書いてある。それと、失敗こそは成功のもとであるというのが脳のもうひとつの部分の役割から判明したと書いてある。人間は、予想に反したことが起こるとびっくりして、これを修正するために脳を動かすらしい。それなので、子供に旅をさせるというのは、本当に良いらしい。逆に出来のいいことをほめすぎると、失敗を恐れるあまり成長しないらしい。アメリカの商魂のすさまじさは、母校のスタンフォードからの一枚のはがきで実感した。脳外科の新しい発見を使っていかに自分の商品をもっと売れるようにするかというセミナーらしい。これぞ資本主義ってことなのだと納得した。

Monday, December 21, 2009

鼻かぜをひいた

連日暖かいのに鼻かぜをひいた。ばい菌がきっと温暖気候に勇気付いたのだろう。子供たちは今日から冬休み。歯医者さんにいったりパズルをしたり、タルトを作ったりと、とりとめのないことをしている。末っ子はバックパックにおもちゃを詰めて家の前を自転車で徘徊していたが、戻ってきた夫いわく、怪しげなBMWに乗った四角い顔で意地悪な目つきをしたおっさんが不審な行動をとり、我が家を偵察してたらしい。よくきくと、娘が犬の散歩をしている時もいたらしい。ということは3時間ほど家の前にいたということ。急に心配になり、警察に通報をしてみた。ただの暇人だったらかわいそうだけど、こういうのは用心に越したことはない。くしゃみをしながら、心当たりに電話をしてみたりするけど、誰も該当しないらしい。今日は戸締りをしっかりすることにした。

Saturday, December 19, 2009

La Defense、エトセトラ

昨日はLa Defense、新凱旋門に出かけた。パリ北西、セーヌ川の向う岸にあり、パリ中心から30分くらいで行ける近さである。この周辺はオフィス街だが、駅と新凱旋門前は大きなショッピングモールとなっている。
キャビンアテンダントをしていた90年代始め、定宿はこの近くだった。当時はメトロの駅はなく、RERという郊外電車しか通っておらず、このモールも暗くって怪しい雰囲気を漂わせていた。今は随分様変わりしている。広々とした屋内に星の数ほどブティックがあって、下手にパリ市内に買い物に行くより、ここで済ませる方が効率的かもしれない。そう思うのはカタールでのモール文化に感化された為か、それともウィンドーショッピングを楽しむ時間のゆとりがない為か。

La Defense のFnacという大きな書店にてIain Pearsの最新本、Stone's Fallを探したが英仏版ともに売れ切れていた。(今、日本語でのタイトルを探したが出てこない。もし翻訳されていないのならJubilancerさん、やってみたら如何でしょう)彼のベストセラー、The Dream of Scipioは時代背景とか、プロットとか、倫理観とか、すごく良かった。
気を取り直して、先日借りた「沈まぬ太陽」を続ける。航空業界に身を置いたことがあるのに、未読だったことが悔やまれる内容である。今問題のJALがモデルらしいが、航空業界ってこういう感じ、というは経験からも推し量られる。十年前に出版され、その内容は70年代から始まるが、古臭さを感じないのは、旧体質の業界では時間が止まっているからだろうか。御巣鷹山の描写は凄まじく、遺族の無念さに涙せずにはいられない。

夜はブッフ・ブギニョンという、牛肉のワイン煮を食べた。前日に作ったものである。ワイン一本使ったシチュウのようなもの、身体が温まった。子猿たちが寝たあとに、Last Witnessという、長くって重い映画を観た。旧ユーゴでの虐殺に起因する殺人事件の解明という内容で、理由無く殺されてしまった人々を思うとやり切れない。が、それと同時にHelen Mirrenの若々しさにびっくり。60歳くらいのはずだが、40代~50代にしかみえない。努力の賜物らしい。ブッフブギ二ョンで膨れた腹に反省・・・。

そんなところでしょうか。クリスマスまであとちょっと。英気を養わなくては。また行きます!

Thursday, December 17, 2009

快晴

今日は快晴。ヨガに行き、帰りに屋外プールに立ち寄る。長崎ちゃんぽんのランチを平らげ、犬の散歩をし、一汗かいて家にもどり、子どもが一人足りないことに気づき暴走族のように村を徘徊し、家に戻るとちゃんと戻ってきている。しかも、村の衆がちゃんと、子供の名前と行方を覚えていてくれる。快晴とはこれしかり。

雪です!

パリは先ほどから雪が降り出しました。幼稚園に子猿を送るのをためらうほどの、本格的な雪です。今日からしばらく続くそうです。久々の雪にウキウキ気分ですが、いつまでそう思えるのかどうか。ベランダに出していたビール、椿を家に入れました。氷点下です。寒いです。
カタールの皆さん、ハワイの皆さん、雪ですよ!違う惑星の話みたいでしょう?

Wednesday, December 16, 2009

原動力

一日晴れたあと、今日も小雨混じりの天気。家の掃除をしてからプールで一泳ぎ。今日は隣人のポーラとランチ。景色のいいレストランを選んでくれたのに霧で何も見えない。でも、アシカやコーモランが水面に出てくるのはみえる。ポーラは、遅くに結婚し夫を看取り、60台後半の人のいい心の大きい女性で、隣人が大病にかかると必ず病院の付き添いや看病を買ってでる。裕福だからできることと、言い捨てられないほど献身的に人助けをする。自身も心臓が弱く、肥満から来る関節炎も痛いらしいけど、文句は言わない。何がこの人の原動力なのか、つめの垢を煎じて飲んでもわからない。

スパム・メールについて

LazyElephantです。
最近、小生のメールアドレスからスパム・メールが送られている。友人、知人に大変迷惑をお掛けしていて、心苦しい限りである。端末のウィルス・チェックは常時していて、何も察知されていないのだが、この手の技術はそんなことでは甘いのであろう。

スパム・メール、開けると空っぽだったり、ドラッグの斡旋だったりするようである。件名はHiとか、Mail delivery failureとか、もしくは件名なし、だったりする。

もし、小生のアドレスからそういうメールが送られてきたら開かずに破棄してください。
メッセージを送るときは件名に用件を書きますし、新しいメールアドレスから送ることになると思います。
本当にご迷惑お掛けして申し訳ございません。LE

Monday, December 14, 2009

冬将軍到来!

昨日の初雪に続き、パリにいよいよ冬将軍到来です。耳が痛いです。鼻が千切れそうです。肌がかさかさに乾燥しています。

こんな夜は脂ぎっとりの鴨のコンフィに、これまた鴨の脂で揚げ炒めたジャガイモに、コート・デュ・ローヌか、ボルドーの濃厚な赤ワインでしょうか。あっさりした鍋では太刀打ちできない寒さですから。

そうそう、明日の幼稚園のメニューは特別メニューだそうで、シャンパンで始まり(アルコール0%だそうです)ヒラメのムニエル。親達はケーキやキャンディーの受け持ちがあって、観劇のあと、サンタにプレゼントまで貰えるそうです。公立なのに、大判振る舞いですね。

子猿たちのお腹が妙に突っ張っている今日この頃(はい、私も))。
夏にまた光合成して背が伸びるまで、コロコロするのでしょうか。頬が落ちそうな子猿達です。

Sunday, December 13, 2009

雪がきれいです

サンフランシスコは大雨ですか。パリは今朝、雪が散らついています。

ところで我が家の子猿は希望的観測の名人です。
例えば初雪の今朝、「もしかしたら今夜サンタがプレゼント持ってくるから雪が降ったのかな?」と、関連性があるようでないことを言います。
その他も、いつも食べられないものだらけの幼稚園の給食、「明日のキャンティーンはチキンと御飯とチョコレート・ムースかな?」と自分の好きなものだらけのメニューを期待し、毎日、暦をめくると小さなお菓子が入っている待降節のカレンダーは「明日のはもっと大きいチョコレートかもね」と言った具合です。この期待は毎回裏切られることになるのですが、へこたれません。明日は楽しいことが待っている、という期待が、希望が小さな身体一杯に詰まっているようです。

小生も、若い頃は「呆れるほど能天気」と言われた口ですから、Jubilancerさんの隣人がおっしゃっるとおり、遺伝なのでしょう。

さて、そうこうしているうちに雪も止んだようです。子猿は子供部屋で「立体交差点」の建設に夢中です。今さっき、今日は雪だるま作れるかもね、と思ったことすら忘れています。
サンフラン、明日は快晴かもしれませんね。

Saturday, December 12, 2009

太陽に吠えろ

冬の暗~い天候に気分が鬱になる人とならない人がいるという。お隣さんの医者夫婦によると、これは遺伝だそうだ。女医さんは気分が落ち込むので太陽光に替わる電燈を使うらしい。私も欲しい、あの電燈が。私は単細胞なので、天気がいいと陽気になる反面、悪天候のときはかなり落ち込む。今日は3日連続の大雨で、自分でもおかしいほど気が沈んでいる。早く晴れて欲しい。太陽に吠えろというTVが昔あったけど、遠吠えをして呼び寄せたい心境だ。

Friday, December 11, 2009

Bon Weekend!

12月に入ると、子猿の学校が引ける頃は既に暗くなって月も出ている。その為だろうか、放課後、子供同士を遊ばせる間は夏・秋はママたちのティー・タイムだったのが、最近はアペリティフ・タイムになっていることが多い。このあと子猿らをお風呂に入れ、御飯を食べさせ、寝かせる、という緊迫のハイライトが待っているところで飲むアルコールと大人とのおしゃべりはギターのチューニングのごとし。イライラ気味の神経を調整してくれる。
そして今日は金曜日。シードルをシャンパン気分で開ける。
(フランスのシードルはシャンパンと同じボトルとコルク閉めなのだ)

そして金曜日の夜は休息モード。
今日あったことを夫と報告しあう。仕事で納得が行かなかったことや、To doリストを終わらせることができなかったことも、金曜日なら「Let it go」と流せる。Youtubeでミステリー物を観て、あとは明日寝坊できることを夢見つつ、うとりうとり。
(大概夢で終わる、2歳児の母なり)
皆さん、良い週末を!

Thursday, December 10, 2009

酷寒

サンフランシスコも寒い。するとクリスマス気分も盛り上がる。ラジオが連日放送するクリスマスキャロルがいつも頭の中で歌っている。最近のお気に入りはMele Kalikimakaというハワイがテーマの歌。なんだか常夏の気分になる。

年間の気温差が15度程度のサンフランシスコのはずが、今年は35度のぶれを見せている。今日も屋外プールで泳いだが、結構勇気を要した。プールを出たあとのシャワーとサウナが楽しみなのに、今日は夫を誘ったため、早めに切り上げたけど、それでも13分かかった。寒くていらだっている夫はいやみな行動をとり、私はこれに反撃して強気発言をしたのが功を奏して今晩は大変礼儀正しい夫が晩餐に参加する「和」である。大和なでしこも、たまには強いフランス女性に見習わなきゃいかんと、悟った。

今日は、娘の作ったビデオを披露してしまおう。


ドリームブック

以前、Soraさんに教えていただいたアルファポリスという、オンライン小説エトセトラのサイトに、これまた以前、宣伝させていただいた、アラフォー・スチュワーデス物語を掲載しました。リンクは↓
http://www.alphapolis.co.jp/dream.php?ebook_id=1072606

小説の方は再々々々・・・度手を入れてあります。このサイトのドリーム・ブック・クラブというのに入ると投票数によって出版してもらえるのです。アルファポリス、結構複雑なサイトで、且つデジタルというか、ヴァーチャル・リアリティ世代のデザインだったりして、アラフォーの私にはちょっと気後れするところもあるのですが、他の日本語版オンライン小説サイトの中では気に入った方でした。他のは、超オタクだったり、若向けだったり、若しくはポルノ風だったり・・・。

また、このアルファポリスの「エッセイ・ブログ大賞」というのにも、当Globenibblers をエントリーしてみました。この大賞、バナーを入れるとか、投票するのに「市民登録」しないとダメとか、ルールがイマイチわからなかったこともあり、お見事最下位!と思って、今みたら何と!100ポイントゲットし、現在62位!
http://www.alphapolis.co.jp/citi_cont_prize_kaisai.php?step=1&count=112&category_id=120000&order_kind=1&refer_code=
こちらも投票していただけると幸い也。

師走、忙しいですね。私は毎日、用事に追われ、文字通り走ってます。皆様、良い年の瀬迎えてくださいね~。また行きます!

Wednesday, December 9, 2009

師走

サンフランシスコも寒波に襲われ、霜が降りたりしている。でも、屋外プールは暖かいので、連日通っている。今日は特に寒く、Physical therapistに行ったので、プールはサボった。背中の下部が硬いことが判明し、これを柔軟にすべく体操をしているけど、机に向かう時間の長い人間はなかなか柔軟にならない。

NYにいる友人と久しぶりに話をした。景気はいまだに全快していないけど、回復の兆しは出てきているということで意見が一致し、安堵したけど、こういう希望的観測が根拠もなく金融を動かすことも身をもって体験している。もう、今年は考えるのをやめて、来年に賭けようと思う。

Saturday, December 5, 2009

プランタン界隈

昨日は、3年ぶりにデパートのプランタンに行って来た。

兎に角疲れた!
何がって、ほら、洗剤か何かを買いにスーパーに行って、そのチョイスの多さに立ち眩みすること、ありませんか?ジャスミンの香り、敏感肌用、白いもの用、色柄物用、開封ドア上式、横式、液体、粉末、と商品棚は洗剤だらけ。特に二日酔いの時等にこういう状況に遭遇すると、血圧がカーッと下がって、ね。スーパー嫌いの夫なんて、こういうのに耐えられず、目を瞑って一箱選び、それが得てして一番高くって用途に合わない物だったりするから、お使いも頼めない。

脱線したが、昨日のプランタン界隈はまさにそんな感じ。似たようなものが沢山、ブランドも細分化されてしまっていて、何が何だか。この夏までいたカタールでは、大手のチェーン店は出揃っていたが、その数は昨日のプランタン界隈よりずっと少なく、そしてどんなに混んでいても、平日のプランタンの半分くらいの人混みで、そんなのに慣れてしまった小生には辛かったなんの。

プランタンに隣接しているH&Mや、ZARAと言った手頃価格のお店も人でごった返し、商品もぐちゃぐちゃ。見る気もしない。さて、もう一踏ん張り、と、同じ界隈にあるUniqloを覗くと、こちらもやはり沢山の人で賑わっている。クリスマス前に週代わりで一アイテムを値下げして売っているのが受けているのか、大体的に展開している宣伝がよいのか。店内はアイテム数がHやZのより少ないからだろうが、整然としている。小生もどれ一つ、と選び、長蛇の列のレジに向かった。予想以上に進みが速い。各レジでは日本式にお金の受け渡しを両手でしていた。

いずれにせよ、私はこういうの、もうついていけない、と思ってしまった。人と物の多さ、どちらも求めていない。20代の頃は、こういう賑わいの中にいることに充足感のようなものを感じたこともあったのに。歳を取るとこうなるのか、性格的なものなのか。

小一時間の社会見学を終え、メトロに乗った。
読みかけの本を開き、トリップする。束の間の一人的時間に魂がストレッチ運動しているかのような気持ちよさを実感した。

Friday, December 4, 2009

特になにか言いたいわけではない

先日プリザーブド・フラワーなるものをみた。生花とドライ・フラワーの中間を行く感じのお花で、色と水分を抜いて、すかさず色とアルコールを代替するという手法を使って作るらしい。半永久持つので、最近の日本の花嫁さんはプリザーブド・フラワーのブーケを良く使うらしい。クレムリンで永眠するレーニンをなぜか思い出してしまう。マイケル・ジャクソンも連想してみたりした。

Thursday, December 3, 2009

教えてください!胸のない人向けのブラ

昔、ベルギーの下着ブランドでDewe(デヴェ)というのがあって、これは現地、ヨーロッパではオバサン向けのようであったが、日本ではブラ・フリークの間で受けていた。デヴェの素晴らしさは、パットなどの力を感じずに、平たい胸をリシェイプしてくれるところであった。

故あって、デヴェを探しているが見つからない。ウェブでサーチしても情報量が少ない。オーナーが変わったらしい、その位のことしかわからなかった。ご存知の方いらしたら教えてください。

その他、海外ブランドで胸がない人、小さい人向けのブラジャーをご存知でしたら教えてください。
宜しくお願いいたします。