Tuesday, March 30, 2010

アメリカン・ライブラリーin Paris

こんなものがあるとは知らなかった。アメリカの、とある町の、とある図書館のようなのがパリにもあるのだ。
昨夜はここで催されたいじめに関するセミナーに行ってみた。

講演が始まるまで、図書館内を見る。雑誌コーナー。果てしなくある雑誌のタイトル、見出しをみているとアメリカに来ているような気持ちになる。Seventeen誌から主婦向け、男性向け、映画雑誌など、星の数ほど沢山。何故か「アメリカって大きい」と思ってしまう。雑誌の数なら日本もフランスも負けていないだろうにね。
参加費無料の講演なのに、ワインやおつまみがオファーされて、ここでもまたアメリカって大きい、と思う。

さて講演、いじめ問題。幸い我が子猿達は幼すぎて当該者となっていないが、将来の予防策として聴いてもいいかな、と、友人に誘われるがまま参加してみたのだが、勉強になりました。
今の時代、いじめの一種に、Cyber Bullyingというのがあって、どういうことかというと、SNS(Facebookなど)を使って、無視したり、醜聞を流したりするらしい。ふんふん、それは知らなかった。
フランス特有の環境として、子供達の間にライバル意識、嫉妬が強く、よって仲間意識が低いと思われる、孤独である、と。大人と一緒?
学校にどこまで期待していいか、親が介入すべきか、などなど。
いじめには「これ」という特効薬はないのだけど、子供の様子を注視して守っていく、と。

話し手はハラスメントの専門家のアメリカ人女性。アメリカ人って、どうしてこうも話し上手、プレゼン上手なのだろう。ユーモアを混じえながら、質問に答えながら、聴衆を引き込みながら、脱線せず、時間配分もばっちり。シャッポーです。
そして、いじめ。日本の方がもっと深刻な問題かもしれない。私自身も、今のいじめとは比較にもならない軽度なものだったが、被害者として、恥ずかしながら加害者としても経験している。我が子猿達がこのDNAを持っているかと思うと、まぁ、お母さん、しっかりしなくっちゃよね。

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