Monday, March 8, 2010

レッド・クリフを観て (パリ便り)

昨夜は子猿らが早く寝付いたので、DVDで「レッド・クリフ(仏題はLes trois royaumes)」を観た。

ご存知、三国志の赤壁の戦いに基づいたストーリーである。結構良かった。戦いのシーンはちょっとやりすぎかもしれないが、その他、娯楽性有り。
それにしても、金城武演じる孔明が良かった!この役者は薄っすらと興味を持っていたが、これを機にウィキペディアを見てみると、日本人と台湾人のハーフで台湾で育ったらしい。今はアジア全般で活躍しているようで、これも昭和の私には嬉しい発見であった。
私が子供、若かりし乙女でアイドルに夢中だった頃の芸能界は、日本かアメリカ・イギリスの二手しか存在しなかった。あの頃の台湾、香港、中国は西欧より遠い文化圏であったように思われる。これは西欧にて育った帰国子女の頭の中の話かもしれないが。

ちなみに仏訳を読んだ夫いわく、孔明は諸葛亮という名(チュングリアンと発音)で知られているらしい。映画ではクンミンと呼ばれているように聞こえた。世界各地の地名、氏名を結構正確にカタカナにしている日本だが、中国に関しては和読みしていることが多いのは、どう解釈すべきなのか。
Anyway,金城武はしばしマイ・ブームになりそうである。

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