Wednesday, March 24, 2010

書く喜び、読む喜び (パリ便り)

今日のパリは高曇り。午前11時現在、気温は18℃。昨日は国鉄、メトロはスト、一部学校もストでお休みでしたが、今日は一部国鉄以外は正常化していると聞いています。折角春なんだから、ストなんて人をいらだたせること、しないで欲しいですよね。

昨日、火曜日は子猿たちの学校がストでクローズしてしまったので、午前中は、子猿→レゴ大会、母猿→インターネットという、毎週水曜日のパターンを一日早く、そして今朝はPart 2ということで、同じ時間割りをリピートしています。そう、パリの公立幼稚園は週末と水曜日がお休みなのです。

最近、友人からあるブログサイトを教えてもらって、そこにあるリンクからまた別のブログサイトを見つけて、と、一気に10サイト位、「お気に入り」リストに加わっています。それにしても、皆さん、写真といい、文章といい、もちろん、内容といい、クォリティーの高いこと!ふと、雑誌の売り上げはどうなのだろうか、こんなに皆が皆、一流ジャーナリスト級だと、雑誌の存在意義が薄れるのでは、とお節介オバサンしてしまいます。

ブログを始めてどのくらい経つのでしょうか。最近読み始めてくださった方は二重人格者のブログと思われることでしょうが、当ブログはサンフランシスコに住むJubilancerさん、東京のMadam Butterflyさん、そしてパリの私、怠け象の三人が書き込んでいます。確か、リーダー、Jubilacerさんは他の方にも参加してもらいたかったかと。興味ある方はご連絡ください。

私にとってはブログを書くのは、自分の気持ちを整理したり、また小さな発見を皆さんと共有する喜びとか、また書きながら気づくこともあったりで、心の健康管理にすこぶる効果的なツールです。また、それを読んでいただける、感想をいただける、これがなんと申しましょうか、心の深いところから湧き上がる喜びでして、この場をお借りして御礼申し上げます。
読む方も同様。見も知らぬ方の真摯なるエントリーを読んで、「人生捨てたものじゃないな」と思ったり、違う視点でものをみることを教わったり。あぁ、ありがたやインターネット!

さて、グーグルは中国を撤退するとか。中国の人は私のように自由、効率的にネットサーフできなくなるのかと思うと、お気の毒で。内田樹さんの書き込み、グーグルのない世界というのを読んで、なるほどねぇ、と思ったところで、さて、今日のTo do list、ペンキ塗りを始めるとしますか。

4 comments:

  1. ブログは息抜き効果、テラピー効果、気晴らし効果、現実逃避効果、、、いろんな面ありますよね。時間を取られすぎないよう気をつければ、確かに有効なツールです。数年前は、読者が増えるに連れいつの間にか「人のために」書いてしまっていて息切れしてしまったので、今回はあくまでも「自分の空間、自分のため、自由に」をモットーとします。「自由に、締め切りに追われずに」というトコが雑誌と異なるかも。

    ReplyDelete
  2. 難しいですよね、「人のため」も自分の喜びだったりするし。でも、自然体でないと楽しくないですよね、なんでも。

    ReplyDelete
  3. 私はブログを始めてもうすぐ2年になるところで、何もわからなくてオタオタした状態からやっと抜け出した段階ですが、ブログを書くについてlazyelephantさんがおっしゃってるのと全く同じ感想をもっています。始めの頃はジャーナリストになったようで嬉しく、私の記事が人に読まれているという高揚感を経験したりしましたが、今は、自分に忠実に、自然体で書いていけばいいんだと考えています。ブログすることによって自分の心の整理ができるというのが一番のメリットだと思うのです。皆さんの生き方考え方を知るのが楽しみです。

    ReplyDelete
  4. esprit_coconさん、コメントありがとうございます。
    ブログって本当、色々な所にいる沢山の方たちの視点、毎日を知ることができて素晴らしいですね。
    流行のつぶやきも、瞬間の思いを公表するっていう、面白い試みだと思いますが、ブログだと、もうちょっと時間を取って自分の書きたいことを考えながら書き込みできる、そのスローさが私には合っているようです。

    ReplyDelete