Monday, March 15, 2010

パリの春 (パリ便り)

今日はお天気のパリです。ベランダの温度計は13度まで上がってきました。
昨日植え換えたオリーブの木が風にそよいでいます。オリーブの銀色がかった葉の色どことなく人工的で、建物だらけのパリに意外と合うようです。さぁ、この日差しの少なさに負けずに、頑張れ光合成!

春を感じ出したのは先月終わりくらいだったでしょうか。How?それは、鳩がやたらにやってくるようになってからです。
このつがいの山鳩風カップル、なんと、私がこのアパートに住み付いた頃からいます。というと、5年くらいでしょうか。年々肥えてくるようで、落し物が多く、来ると家族総出で追い払っています。山鳩夫婦、子猿達に見つかろうものならやんややんやの大騒ぎです。

でも、心の底では、元気でいてね、と思っているのです。君たちは春のメッセンジャーだものね。そう、話しかける自分が、往年の義祖母のようで笑っちゃいます。彼女がテラスにパン屑を撒いているのを見る度に、家族らは目配せで「ほらほら、ボケてるだろ?」と心配そうに確認しあっていたものです。

パリでは鳩に餌をあげるのは禁じられていると聞いています。気持ちはわかりますが、私の山鳩達にお恵みを!

2 comments:

  1. 同じ山鳩ですか??巣がどっかにあるのか、食べ物が見つかるのか?前にテレビでパリのハトを網で捕まえては一羽一羽避妊手術を行っている団体を見ました。労力の割には焼け石に水だろうに・・・

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  2. 多分そう、同じ鳩だと思う。向かいの学校の屋上と、我がビルの、多分、うちの階と上の階がちょうど並行線上にあるがため、行き来しているのが人生の目的みたいです。

    他の鳩はもう、ねずみどころでない汚さですよね。パリ、鳩、犬のトイレ、人間のゴミ箱(ポイ捨てが多くないですか?)と化していて本当に道が汚い。

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