Saturday, March 5, 2011

コーヒー農場の夢かなうか?

去年から農場を持ちたいと思って闇雲に追いかけてきたのだが、ようやく現実味を帯びてきた。ラオス南部のパクセー郡にある標高1100メーター程のボロベン高原に5ヘクタールの土地をコンセッション(パクセー郡から農業投資をすることを条件に長期で賃貸を受ける制度)で借り受け、4月末に約17,000本のアラビカ種のコーヒー苗を植える予定である。うまく育てば来年の冬からコーヒー豆が収穫できる予定だ。去年カンボジアのカンポートという地で、カンカン照りの大地に広がる胡椒農園を見て以来、どういうわけか農場というものを、それも大規模の農場で農作物を作りたいという強い気持ちがフツフツと湧いてきて、その後いろいろと紆余曲折を経て、ラオスのコーヒーにたどりついた。整然と見渡す限りに植えられたコーヒーの木を見たらどれだけ感激するだろう。ラオスはコーヒーの産地として無名だけれど、かつて宗主国であったフランスがコーヒー苗を持ちこみコーヒー農場開発をしたが、その後ベトナム戦争を経てフランスの影響力が低下した結果、フランス人によるコーヒーのプランテーション事業は縮小し、現地の農民は現金収入を得るために細々と庭先でコーヒーを栽培し続けてきたが、商売が得意ではない小国のラオス産のコーヒーは主にベトナムに輸出され、ベトナムコーヒーとして売られている。ここ数年アジアの経済発展が進み、コーヒーをはじめとする商品作物への需要が高まり、農場開発の余地があるラオスでも少しずつコーヒー栽培が復活してきた所である。まだ、植えてもいないのに収穫を夢見るのは早すぎることはわかっているが、麻袋に詰められた赤いコーヒーの実が農場から倉庫に次々と運ばれてくる光景を夢見ている。数年後、これが現実になるかどうかはわからないけど、もしそんな風になったなら、毎年取れたてのコーヒーをプレゼントしますので、どうぞ楽しみにしていてください!

3 comments:

  1. 朝のコーヒーにぴったりの濃厚でクリーミーなのを夢見ています。ああ、おいおいしそう!とりあえず一月1kgで計12kgお願いします。

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  2. Jubiさんのところは大家族だから1KG。私は自分用に6キロ(年間)、商売用に20キロ(初年度、買います)お願いします。ゲランドの塩と一緒に売り始めて見たいと思います。

    素晴らしい夢を実現させつつあるのですね。おめでとうございます。ああ、私も頑張ろう、そんなエネルギーを頂きました。ありがとうございます。

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  3. Soraさん、初めて会った頃からはおおきな転身ですねー!でもいつも”何かすごい!”と尊敬・応援してます。個人的にはお酒を飲まなくなった私にとっては、コーヒーはもはや私の日常にはなくてはならないものです。期待してます!

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