Friday, March 25, 2011
東京の問題
午後3時頃、友達と銀座に行った。銀座に行ったのは地震後初めてである。一番賑やかな4丁目のあたりは昼間で明るかったせいか、いつもよりは多少人は少ないけれど左程地震の影響を感じなかった。その後、一旦日比谷に戻り、面白いと評判の「英国王のスピーチ」を見て、あー面白かったと感想を話しながら、映画館を出て日比谷から海に向かう晴海通りを見てみると、いつもの見慣れた銀座とは全く違う、どこか地方都市のような感じであることに気付いた。デパートは6時で閉まり、電飾や電気を使った広告も灯りが消され、オフィスビルの窓から見える光もまばらである。ついこの間まで中国人環境客で賑やかだったグッチやカルティエなどの高級ブランド店もしんと静まりかえっている。有楽町から新橋に向かうJRのガード下の居酒屋にも人はまばらだ。一緒に映画に行った友人が、日本の原子力発電所に関する資料を見せてくれた。今は福島の原発に皆が注目しているが、それ以外でも今回の震災で、問題は起こしていないが使っていない原発があり、今後稼働が見込まれる火力発電所の発電量を合わせても圧倒的に電気が足りないことが一目でわかる資料だ。火力発電所を増設するだけで3兆円かかることも書いてあった。東京の電力不足を理由に拠点を関西や他のアジア諸国に移す企業もでてきている。2週間前に東北で起きた大地震は、確実に東京の問題になりつつある。
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このまま計画停電などで弱っていく東京では困るので、原子力や火力に頼らないエネルギーはないかと探していたら、大田区の町工場から、オオマサガスという水から作るガスがあることをしりました。国は水素ガスが爆発の危険性があるとして認可していませんが、特殊な方法で水素と酸素を分解するので、実験では水素ガスのような爆発は起こりません。このガスのエネルギーでエンジンを動かし、オートバイも走ります。こういう技術を実用化して、被災地を新しいエネルギーの町に復興させ、その技術で儲け東京も元気になるという流れいかがでしょう?以下にテレビでの紹介があります。http://wakuwakumessage.blog97.fc2.com/blog-entry-77.html
ReplyDelete水からエネルギーを作るというのは素晴らしいですよね。日本に水は無限にあるのですから。このような代替エネルギーの開発は今後進んで行くべきだと私も思います。今までは一番安いエネルギーとして原子力に頼ってきましたが、こうなるとコストの高いエネルギーですから。nemoさんの言うように、日本がこの機会に代替エネルギー開発に拍車がかかることを私も期待しています。それができなければ、いつまでも怖い原子力に頼りながら、かつ、増やすことは出来そうもないから、長期間にわたって節電、節電では元気が失われますからね。。。
ReplyDelete英国王のスピーチ、面白いんですね。見てみようかな。
ReplyDelete代替エネルギー、探せ探せ!ですね。日本の研究者たちなら、見つかると思う(もちろん、日本人じゃなくてもいいんですが)。
美容師さんとの会話ですが、彼が帰省した際に泊まったホテル、当然、ウォシュレット。男性一人だから、便座に座ることも殆どないし、プラグを抜くと、外出から戻るたびにまたブラグ・インされていて、電力垂れ流し。
タオルも、毎日ご丁寧にプラスチックバッグに入って取り替えられている。
日本はエコなようで、全然違う面が多すぎ!と。
あのウォシュレットって必要なのでしょうか?病人ならまだしも、昔ながらに、座ったときにヒヤッとして、「あぁ、冬が来たんだ」って思うのもいとおかし(?)だったのに。Totoさんは、水力でも使って電力の要らないウォシュレットを開発すべきだと思う。
夏にプリンスホテルに泊まったときは、「連泊の場合、タオル・シーツの取替えが必要ないお客様はその旨フロントに知らせる、その場合は1000円の館内で使えるクーポンをくれる」と言うサービスをしていて、なんだかとても得した気分になったけど、そこまでしないと、「あのホテルは、ケチ」と言われてしまうのでしょうね、日本って奴は。
代替エネルギー+本格的な省エネ、この機会にそうなって欲しいです。
英国王のスピーチ、感動ものでした!是非見てみてください!
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