Monday, March 7, 2011

児童書がマイブーム

「トムは真夜中の庭でTom's Midnight Garden」という児童書を読みました。フィリパ・ピアス Philippa Pearce というイギリスの作家の本です。名作らしいのですがご存知ですか?
読んでみると、割とありがちなプロットで、幻の裏庭があって、そこは過去への入り口という、児童書ファンタジー=裏庭ってくらい、よくある設定。英語名だとピンと来る人、います?私も昔読んだことがあるような、ないような。かなり翻訳が気になりましたが、なんとか読めます。もうちょっと詩心ある方に訳してもらいたい。

でもそれでもよかった。時ってなんだろう、永遠って幻想じゃないのかも?そんなこと想ったり。

「大人は昔の子ども、子どもは未来の大人」って誰かが言ってましたが、ホントホント。なんだろ、日常生活でくるくる回ってるハツカネズミ状態から、一瞬だけ人間に戻ったような気がしました。

児童書、これから凝りそうです。

4 comments:

  1. 読んだ読んだ、12歳のころ。
    とても感動した覚えがあるけど、詳細は忘れた。

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  2. やっぱりそうか。見たことある題名だった。
    クライマックス、凍った川をビュンビュンスケートしていくシーンは冷たい風が頬を切るのを感じます。そうそう、岩波書店も対象年齢11から12歳ってあったから末っ子殿に読ませてあげてください。きっと将来のJKローリング、長女さんも好きだと思う。

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  3. 小さい頃に見た絵本って印象深く残っていますよね。最後のシーンの感じを聞いて、ちょっと読みたくなってきました。時間について考えさせるなんて、児童書って哲学的。
    私が好きなのは、やはり裏庭が出てくるモーリス・センダックのロージーちゃんの秘密。センダックさんの作品のちょっと寂しい子供に共鳴しちゃうからかな。

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  4. Nemoさん、
    ロージーちゃんの秘密、これがタイトルですか?今度本屋で探してみます。
    さびしい気持ちって、多くの子供が持ってますよね。それが一瞬のコもいれば、いつもそうなコ。そしてやはり裏庭なのですね。どうしてなんだろう。面白いですね。

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