Saturday, January 16, 2010

インターネットと一期一会

昨夜は摩訶不思議な出会いの連続であった。

セ・モア(cest-moi.fr)というソーシャル・ネットワーク・サイトのリアル(ウェブ上ではなく、現実世界での)パーティでのことだ。20人位だろうか、日本人に混じり日本贔屓のフランス人も何人かいた。

当サイトはフランス在住、もしくはフランスが好きな方 が集まったウェブ上の「社交の場」である。運営メンバーの方にプロジェクトの関係でお世話になっているのだが、まだお会いしたことがなかった。メールのやり取りだけだったのだ。昨夜はその方にご挨拶すべく出かけていったのだが、会ってみてびっくり、その方は何と、毎日子 猿の学校で会釈しあっているお父さんであった。お互い、ネットではそんなこと露知らずやり取りをしていた。2回出会って、喜びも二倍なのである。

その次の驚きは、6、7年前にすれ違った方との再会。その方は独身時代に夫が住んでいたアパートの同階の方で、夫から「日本の人でしょ、声かけてみれば?」と言われながら、機会なく終わっていた。昨夜はご挨拶でき、本当に良かった。縁とは不思議なものである。

そして偶然隣の席にいらしゃった方は、私の知人の中で、唯一映画「コンタクト」を観た事のある方だった。以前このブログでも書いたが、この映画はロマン度ゼロの私 をも宇宙のロマンで包んでくれた秀作。その興奮は観ていない人とは語り合えないので「観てみて」と押し売りしているが、反応はイマイチなのだ。

それなので「うん、観たよ、ジョディ・フォスターね」と返答があったときは、「やっと出会えた!」と感動もひとしお。この方は色んな引き出しを持っていらっしゃる方で、特に彼女のアート活動の話http://www.energyfield.org/、そしてその写真集は素晴らしかった。

その他にも共通の友人を持つ方、ご近所に住んでいらっしゃる方など、偶然がごろごろ。楽しい夕べであった。



2 comments:

  1. まあ、面白そうな会ですね。
    つい先日も某デートマッチングサイトにアクセスした男女が
    ヒットしてみたらなんと同じ会社、しかもお隣さん同士だったとかいう話をきいたところです。世間というか、自分にちかいオタク度のネットワークは狭いのかもしれません。私も昔、カッコイイ為替ディーラーのお兄さんと意気投合してオタク漫画、新世紀エヴァンゲリオンの映画を見に行ったら無念、前日で終わったいたので
    仕方なく「コンタクト」を見ました。ところがあまりに面白く二人ともはまって、周りの友達にに宣伝しまくったものです。確かあの日は雇用統計の日でお互い話に花を咲かせつつも夜のオフィスに戻ったのでした。懐かしいです、DVDで見てみようかな。

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  2. 蝶々夫人殿もコンタクトをご覧になっていたのですね。やっぱり縁があるんだわ、と単純に感動しています。

    セモアは地域が限られているから、Mixiなどよりも、お友達が探しやすいし、関心ある情報に出会う率も高い、探しやすいので気に入っています。

    デートサイトで出会った人が、隣の同僚だったら私はショックです!歴代「隣席の同僚」は貧乏ゆすりする人、食べるときに恐ろしい音を立てる人、鉛筆一本でも彼の机に転がるときーっとなる人などでした。一方彼らからは「君、いつも何か食べているね」と言うコメントを貰っておりました。

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