Monday, February 28, 2011

草食系男子

種のF1種というのをご存じだろうか?私たちがスーパーで食べている野菜のほとんどがこのF1種の種からできている。F1種からできた野菜の種を土に埋めても芽は出てこない。形を一定にしやすい、収穫量が多いなどの品種改良をしていくうえで、雄しべなどに改良を加えるために、花粉が機能不全になるそうだ。だから農家は毎年種子を買わなければならない。知らず知らずのうちに自然の本来あるべき姿、循環するということから離れたものをいつも食べていることになる。種なしぶどうや柿など不自然と感じながらも、食べやすいからとつい買ってしまう。何十年も食べているこの種の野菜からくる影響が身体にないはずはない。確かに最近は草食系男子が増え、女の子のように美しい男子のアイドルが増え、男性の疲労症候群の原因が男性ホルモンの不足とくれば関係がありそうに思えてくる。元気のない日本が作り出されているようだ。とりあえず、夫の実家から送られてくる自家製野菜や、自分のベランダ菜園では固定種をなるべく使っていくしかないかと思う。エジプトや中東の熱いエネルギーは、きっと野菜の固定種、原種を食べているに違いない。

4 comments:

  1. 自分で生産手段を持たない都会人は安く大量に食糧が供給される仕組みがなくなると飢えてしまうし、どうしたらよいのでしょう。以前ある人からのアドバイスで野菜は全て火を通して食べる方が安全だと言われましたが、とても面倒くさくて実行できませんでした。自衛するしかないのでしょうが、なかなか徹底することは難かしいだろうな、と常々思っています。

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  2. F1種を食べるしか仕方がないので、なるべく愛情をもって育てられいる野菜を選ぶとか、「おししい~」と言って感謝して食べてエンドルフィンを分泌させて、余計な作用を体にさせないなどで対処したいと思います。
    生野菜も酵素など重要な働きを持っている成分が含まれているので必要だという人もいます。きっと身体が食べたい物をおいしく食べるを基本に、ちょっと意識して選んでいく、くらいのスタンスで行きたいと思います。

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  3. 中東の熱い血・・・。アラブ料理は意外に野菜をよく食べるんですよね、それもパセリ、にんにく、たまねぎ、からし、豆類、ロケットにいたっては野草そのものだし、紫のほうれん草っぽいのとか、モロヘイヤも沢山。どれも滋養がありそうな野菜ですよね。これらの野菜は沙漠というか、荒野というか、コンクリートの割れ目などで、肥料もへったくれもない、日はガンガンあたる、そんな荒れくれた条件で育っているのが多いと思います。

    こんな悪条件でも育った野菜を食べ、遊牧の末、〆られた羊に香辛料ガンガンかけて食べて育ったら、確かに男くさいほど男になりそう、女はムンムンするほど女っぽくなり~の、でも、ここら辺の事情には抑圧されたイスラム教が絡んでいるような気もするけれど。

    先日、ちょっとだけ、日本のセックするレス・カップルについてリサーチをしたのですが、草食男性の草食ぶりに、世紀末的なもの感じました。女の人は元気なのにね~。
    ニッポン国の次世代背負う子供たちには有機野菜を食べさせるという国策を推奨したいです。

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  4. 本当に国策が必要ですね。生命力のある野菜を食べているのがうらやましい。カタールに住んでいらっしゃっと書かれていましたが、いつかそちらでも生活のことなどぜひ聞かせてくださいね。

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