Saturday, February 26, 2011

起業とイノベーション

今週は珍しくアカデミックな活動をしてみた。米国の国務省、日本の経済産業省、JETRO,NEDOそしてスタンフォード大学の共催する起業とイノベーションを日米でコラボレーションするというシンポジウムに出席、そしてほんの少しだけ企画に携わった。官民そして学会の重鎮が意見交換をし面白い発言がたくさんある中で、一番印象に残ったのは、シリコンバレーは場所ではなく文化であるということ。移民が一身出世するとスーパーヒーローになる文化が、出る杭は打たれる日本文化をはたして感化することができるのか?その反面、これからのイノベーションの核となるクリーンテク、グリーンでは、優れた技術を持つ日本に欠けるのは、英語圏で英語流にマーケティングをする能力だという発言も面白かった。

ま、そんなわけで、昨日娘が数えただけで10の起業活動を母なる私はしている。シンポジウムで着眼点は悪くないことが確認できたのは嬉しい。ビジネス英会話に、日米進出のお手伝いをするビジネス、ソーラー金融スタートアップのパートCFOなどは、いかにもシンポジウムに「良くできました」マークがもらえそうな気がする。でも、一番楽しいのは、あえて言うなら、Sustainable Clothingということで無理やりグリーンな、着物をバッグに作り変えるNagomi Shantiのバッグである。「母さんが夜なべをして~」と口ずさみながら縫い上げたのが写真のバッグ。起業家とイノベーションは地味な活動の積み上げだと理解するには、こういう草の根の起業を経験するのが一番のような気がする。



5 comments:

  1. すごいね。きれい。

    ・今はいいけれど、将来的には、タグをもっとプロっぽくしてもいいと思う。今のは、私には、ちょっとワードのWordArtに見えるかも。フォントかな。
    ・あとパッケージはSustainableなので、再生紙利用とか、わら半紙系がいいかも。中に詰めるものも、なにか、自然もの(枯葉じゃないけど)を使うとか。・・・と頭に浮かんだことを一応投げているだけで、言うは易しですよね。

    でも続けます。

    ・そして流通だけど、時々見かける、ブランド合同サイトみたいなのの、バッグ版ってあるのかな。そういうのに参加するのも手。
    ・自分でも作ってもいいよね。誰か知っている方でバッグ作っている方いたよね?そういう、スモールビジネスでバッグやっている人何人かと一緒にアソシエーション作って、サイト「Bag.com」を作って、売るとか、見本市なども一緒に出して、InspirationとEconomy of scaleを狙うとか。
    ・あと、かばん作りを趣味としていて、プロ級の人とかいるでしょう。そういう人に彼女のバッグを売る手段(上記のBg.comとかの)を提供する、
    ・OR バッグ作り玄人はだしの人に、Nagomi by (仮名)Miki って風に、Nagomiのデザイナー扱いするとかもできるかもね。

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  2. 好きなことを仕事でしていると、身の入り方、アドレナリンの沸き方が違うよね。うまくいくといいね。がんばってね。

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  3. 作品の数が増えてきましたね。とても鮮やかで美しいです。着物をバッグに作り変えた後に残った端布で、筆入れやメガネケース、bag in bag などの小物も作ってみたらどうでしょうか?今日、池袋にある高村という和紙の専門店に行ったのですが、和紙だけでなく、和紙を使った小箱や、小物、カード、本カバーなど沢山の可愛いものを見て感動しました。和柄の美しさ、かわいらしさを再認識しました。是非、世界に広めてください!地道な活動の積み上げは大変ですが、これをやるとやらないでは天と地ほどの違いですよね。。頑張って!

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  4. LazyさんもSoraさんもありがとう。いいアイデアですね、Bag.comと言う連盟を作るというのは!!!

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  5. バッグとってもかわいいですね。そして、この広がるアイデア、溢れるバイタリティに、こちらまでワクワクしてきます。10ものビジネスを手がけるパワーはどこから湧いてくるのでしょうか?刺激受けています~

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