Monday, February 21, 2011
メンマ
皆さんメンマは好きですか?メンマの原料はシナチクと呼ばれる食用の竹でラーメンに入っている、あれである。ラオスで農業法人を立ち上げだSさんが先週から日本に来ており今日シナチクのサンプルをもらった。シナチクと呼ぶだけあって、現在日本は100%中国から輸入している。この食用の竹がラオスやタイには自生して、タイ人も食べるけれど日本のタケノコと同様に小さいうちしか食べず、大きくなったら誰も見向きもせず放置されているのだそうだ。日本では150センチぐらいに伸びたシナチクを茹でて味付けをして食べるのだ。こうやって書いていると、なぜ日本人がラーメンにシナチクを入れるようになったのか不思議に思う。中国ではこんな習慣は無いらしく日本オリジナルだそうだ。 ところで、竹のいい所は毎年切っても翌年勝手に伸びてくるから種を毎年植える手間は無く繁殖力旺盛だから無くなる心配もない。サンプルをもらった理由は、今年1月に一緒にラオスを視察旅行に行った友人が、関西を中心に開華屋というラーメンチェーンを経営していて、このラオスのシナチクに興味を持っているからである。ラオスのカントリーリスクはどうなのか?きちんと加工ができるのか?量が確保できるのか?輸出はできるのか?英語は通じるのか?等など山程の問題があるが、中国に供給を頼っている食料品は例外なく近年値上がりしており、アジア諸国が豊かになるにつれて値段だけではなく量の確保も難しくなってきているから、中国以外の供給地を持つことの意義は大きいと思う。私は食の素人だけど、関西のラーメン屋さんが使ってくれるならシナチク屋にでもなるか。。ところで、今日はシナチク以外に、ショウガとその加工品であるガリのサンプルもらった。すでにガリはドイツやポーランドに輸出しているらしい。ヨーロッパ人もガリを食べるなんて驚き!しかも国によって好みの味が異なるというから面白い。ガリは廻る寿司をやっているMさんに見てもらおうと思う。今日はもらえなかったが、はちみつや、ハーブ石鹸、ニンニク、コーヒー、ゴマ、アロエなどまだまだ沢山あるらしい。ハーブ石鹸などは面白いかなと思う。ラオスやタイの女性は高い化粧品など買わずハーブ石鹸を使っているから皺が少ないという説明だった。確かにこれが手頃な値段だったら日本人も興味を持つかもしれないと思い、次回サンプル持ってきて!と頼んでおきました。
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メンマ、大好きです。メンマといえば桃屋で、確かメンマのやわらかいのだけを扱ってラー油につかっているのがあったと思うのですが、そういうバラエティーも作るとよいと思います。私は酒のつまみに食べるのが好きです。
ReplyDeleteそして日本のラーメンにしか入っていないのですね。ほんと、面白い。
ハーブ石鹸とかも売り方しだいだし、今はその売り方も多様化しているから売れるかもしれません。ぜひ入手してその効果をお知らせください。
日本ではニンニクといえば高い国産か安い中国産しか見かけず、なんとなく国産の方が安全そう、という理由で国産を選んでいます。ラオス産ニンニクって農薬とか使っているのかな。
ReplyDeleteハーブ石けん、興味あります。
ラオスはとても貧しい国なので普通は農薬も肥料も使うことができません。その結果土壌汚染がなく、有機栽培が可能な土地としてカンボジアとともに注目されている地域です。なので、中国のような薬の心配はありません。。。
ReplyDelete土壌が汚染されていないってすばらしいです。薬の心配がないだけで、主婦としては買いです。よく、ポスト・ハーベストなど、輸入の途中で防かび剤にどっぽんとかもないことを願いますが、生のニンニクはどうやって運ぶのでしょう?
ReplyDeletenemoさんの疑問の通り、いくら無農薬で作られても輸送の時に薬を撒くケースもあるようなので、有機の認証マークをお金を払って取得して、輸送自体も薬を避ける方法が必要です。実際には難かしいので、加工品にして輸出をしています。
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