Saturday, February 26, 2011

激動の中東

今朝、わざわざ郵便受けにEconomist誌を取りに言ったのは、日ごろから政治経済に関心が高いがためでなく、日々激動している中東情勢に、あまりにも疎くなっている自分が気になっていたから。そしてリビアの気狂いカダフィーが1000人以上も市民を大虐殺しているというのの、終焉はいつなのか、世論を知りたかったから。

ことの発端がウィキリークという説は本当なのでしょうか。だとしたら、やはりウェブ進化論じゃないけれど、その存在はすばらしいな、と思います。賛否両論なのもわかるけれど、個人のプライバシーを侵害しないのであれば、OKでしょう。世間の「知りたい知りたい病」はもう止められないのではないでしょうかね。

それにしても、年末からのチュニジア、エジプト、バーレーン、そして今リビア。イエメンも、サウジも危ういとか。我がかつての居住の地、カタールはかなり嘘くさいけど、一応民主的にやっているからOKということなのかしら。イランはイスラエルをチクチクやっているようだし、実はすごい歴史の一ページに生きているんだな、と思う今日この頃。でも、ヤフーJapanニュースの10トピックには、殆ど取り上げられずにいる・・・。まぁ、確かに地震やら、ローカルな事故とか、色々毎日起きているから、わかるんだけど、ちょっと近視的にも思える。

フランス的視点からの中東情勢について、友人のMirabelleさんがブログに書いておられます。
ぴらぴらパリの紙切れたち 

一滴でも流血の少ない民主化でありますように。

3 comments:

  1. 中東の民主化デモが始まってから、一気に石油が高騰しはじまりました。この騒動で誰か儲かっている人々が確実にいます。中東の王族達が、中国、ロシアと経済的交渉を始めたり、砂漠の緑化、フリーエネルギーの開発への投資を前向きに検討し始めたことに対する米連銀の反発からこのような騒動を起こした、とする人もいます。
    石油の利権をどうしても守りたい人々が起こしたことであっても、このデモが真の民主化に繋がり、本当に利益の分配が行われる世の中になっていくといいです。
    闇の勢力に興味のある方は、ベンジャミン・フルフォオードさん(もと日本フォーブスの編集長だったが、9.11をきっかけに裏の勢力の存在を確信し、そのような情報を集めている)のホームページをご覧下さい。  http://benjaminfulford.com

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  2. 世の中の森羅万象は、風邪が吹けば桶屋がもうかる、原因があって結果が起きるという、因果関係で成り立っていますね。ウィキリークスもface bookの力も凄いけど、この地球のつまみ食いも、複数の国に住んでる日本人が、あーでもない、こーでもないと適当なことを言い放っているだけに見えるけど、もしかして、大きな潮流を作るかも!?

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  3. 発端がwikileaksというよりは、アメリカ外交官の大使館電報の内容が公になったことにより、チュニジア国民が「あーやっぱりこの国はマフィア政権に牛耳られているんだ」と、タブーの裏づけが取れた形になり「表現してもいいんだ」と行動への自信へと繋がったことは確かでしょう。昔、学校でJoseph Nyeのソフトパワーについて学びましたが、それに当てはまるような目に見えない力なのだと思います。 

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