Tuesday, April 13, 2010

水難

今年は水の災難続きである。連日の雨で雨漏りがした。大工やら窓の製造元やらみんながみんな責任のなすりあいをし2ヶ月たったが、相変わらず雨漏りがする。こうなっては自助努力である。ビニールを窓に張り、実験を続けようやく今日は問題の窓をつきとめみんなに確認させて一山超えた。明日はその窓の修理を終え、その後は雨漏りで痛んだ天井を張替え、ペンキを塗る。

ああ、良かったと一安心する間もなく、末っ子がプールの水が減っているというので、あわてて外にでると、なるほど、プールが栓を抜いたお風呂のような状態になっている。今朝プール管理のおじさんと挨拶を交わしたばかりではないか!電話をすると、2時間離れた自宅で奥さんの誕生パーティーの最中という。指示にしたがって色々なレバーをいじるが一向に止まらない。仕方なく消防署に電話をかけると、消防隊が親切に駆けつけて色々試してくれる。それでもどんどん水が出て行く。丘の上に住んでいるので、下の隣人宅に流れないかと心配になる。ワインを煽りながら、我関せずの子供らに八つ当たりする。消防隊の若者一人が、友人のプール関係者に話をしてくれ、オフタイムに戻ってきてくれた。色々いじって、ようやく水が止まる。よくよくきくと、我が家の土管を引いてくれた人の息子さんらしい。ガールフレンドが病気なのに、お使いの帰りに寄ってくれたといではないか。ルックスもいい。悲しいかな、最近はこういう青年をみるとときめくどころか、自分の息子たちのような気になる。消防隊員も完璧にばあさん扱いである。"Ma'am"と、丁寧に呼んでくれる。最初に言われたのは10年ほど前で、かなりびっくりしたが、最近はすっかり慣れてしまった自分が少し悲しい。

No comments:

Post a Comment