復活祭(イースター、フランス語ではパック)の聖月曜日、フランスは祝日です。時刻は午前7時18分、気温8度、静かに晴れた朝です。窓の外、車の音もあまり聞こえてきません。
木曜の夜から昨夜まで、義理の両親のメゾン・ド・カンパーニュに行っておりました。田舎の空気も、パックのご馳走も美味しかったですが、今朝家で飲むコーヒーにはかないません。どこにでもあるパリのアパートですが、やっぱり家が一番いい。気持ちがキューッと平常心に引き戻されます。田舎の帰りの車の中で夫は、「子猿達が大きくなって手狭になる前にもっと広いところに引っ越そうか」とか、「郊外の庭付きの家はどうか」と聞きます。毎度のことです。が、我が家に帰ってベッドに入る頃には、「うちが一番。引越ししないぞ」と言います。これも毎度のこと。最初からわかっている結論なのに、何でいつもこのトピックを持ち出すのでしょう。
子猿達も、自分の部屋に走りこむと、直ちにおもちゃ箱をひっくり返してレゴに没頭。夫に、「田舎もいいけど、うちが一番」と言っているのが聞こえます。全員一致ということで、良かった良かった。
ああ、家庭って、そうやってつくられて行くんですねー。うちの子どもたちは、カザニエ(casanier)が一人と、外でパワフル発散タイプが一人いるのでお出掛けが大変です。今日も、せっかく遠出した公園に着いたとたん「お腹がいたい」と言いだし帰ってきました。私がジョインする暇もなく。家に戻ったとたん、カザニエのお腹はすぐ治りました。おかげで、もう一人はフラストレーションいっぱい、その後は想像にお任せします・・・
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