Sunday, January 31, 2010
松本清張、眼の壁
松本清張の本は三、四冊しか読んでいないが、どの本でも登場人物がしっかり仕事しているのが嬉しい。刑事も、ツアー・コンダクターも、新聞記者も、人間だから間違いや見過ごすこともあるが、基本的には仕事に対して真摯で、その人格も善き人間であろう、というところから作られていて、昭和中期の一面を垣間見る感あり。今時の本は多くの場合、ふざけた人間が事件のキーだったり、想像を絶するような病的、猟奇的な話が多いが、これもご時勢なのだろう。
昭和の女でございます、と自嘲気味に言ってきたが、これからは誇りを持って言い切ろうと思うアラウンド・フォーティー、日曜の朝。
Saturday, January 30, 2010
車社会
昨日は、家から半径15マイルの行動にとどめておいた。それでもここは都会と違い、どこに行くにも車である。図書館と道を隔ててはす向かいの銀行に行くにも車で行こうと考えている自分に気づいた。これは、さすがにまずいと思い直し、歩くこと往復3分。えらいえらい。
Friday, January 29, 2010
パリ、今日は雨
しとしと、ざあざあを交互に繰り返し、気まぐれでお日様が出たかと思ったらまたしとしとざあざあ。でも傘は差さない。ベビーカーを押しているから差す手がない、というのも一つの理由だが、それよりも海外が長くなると、傘は差さなくなるものである。ちょっとやそっとの雨ならフードを被って、後はジャケットの肩が濡れても構わない。風も強いような悪天候であれば尚のこと傘は役に立たないし・・・。
おしゃれ度ゼロの赤いアノラックに身を包み、雨の中、色々出かけた。ランチ、お茶の席にて新しく何人かの方々と知り合うことが出来た。皆さん、素敵な方々で話も楽しかった。そして子猿らを幼稚園、託児所に送り迎えするのに計30キロ(グラム)くらいをベビーカーに乗せ、計4、5キロ(メートル)ほど、押した。それも終始和やかな笑顔で、である。
よくやった、と自分を誉める金曜日。皆様、よい週末を!
Wednesday, January 27, 2010
Ipad発売
そんなことから、お風呂につかりつつ、Ipad→電子ブック→著作権→Youtube→テレビ、と徒然なるままに考える。子供のころはテレビ番組の放映時間に合わせてご飯を食べたり、歯を磨いたりして、そして、海外に出てからは日本の番組が見られないのが寂しかったりしたが、今はYoutubeがあるから、束縛なく好きなときに好きな国の番組を見られる。もちろん、画像提供者に頼っているが。
テレビも将来そういうシステム、すなわち個々の視聴者のデマンドに対応できるようになるのだろう。(ある程度は既になっているのかもしれない)メディア技術の進歩を見ていると何でもできるような気がする。
そうすると、広告収入の取り方も、また芸能界でメジャーになって成功するための方法も、全て変わるのだろう。
個々の視聴者のデマンドに合わせる、といえば本はそれをクリアしていることに気づく。好きなときに手にとって、好きなときに閉じる。PCより携帯が楽で、画像は個人の好きなように創造/想像してよい。今までは、海外にいるときは日本語の本、日本にいるときは海外の本が気軽に手に入らないことが不自由であったが、Ebookが普及すればそういうこともなくなるだろう。
Tuesday, January 26, 2010
一人時間
そんな今朝、もくもくとコンピューターに向かい、ふとスクリーン向うのテーブルの反対側に座るチビ子猿に目をやると、奴ときたら一人静かにバカダンスをしている。パンをくわえているから音声なし、セサミストリートのクッキーモンスターが椅子に座って踊っているのをイメージして欲しい。そう、今朝は一人時間を邪魔されてしまったのだ。それでもチビ子猿一人の時は害が少なく、朝ごはんさえ用意すれば静かな奴で、ついつい存在を忘れてしまったのだが、彼も私の存在を忘れていたようで、一人バカダンスをして悦に入っている。
私はというと割と高尚な経済・教養ブログに読み入ってたのに、我が子猿のあまりのおばかさんぶりに思考が停まってしまった。おや、二匹目も登場。あぁ、私の一人時間・・・。皆様、また明日!
また雪です
こんなに雪が降るなんて、パリではめずらしいのよ、と管理人さんが教えてくれます。
そういえば、何年か前に、初めてパリに移り住んだときも、大雪でした。
確か暦では初春の頃だったのに、連日雪が降って、街中真っ白、街路樹の小枝も雪化粧され、幻想的な気持ちになりながら一人散歩したのを覚えています。あの時、お腹には長男がいたのですが、今朝のように雪が降って気持ちがしんとすると、あの子の横顔が思い浮かぶのは、胎教ならぬ、母教でしょうか。
Monday, January 25, 2010
Je t'aime
Ipod と鼻歌
私も一人で歩くような機会がある時は、プセットを押したり、子猿がぶら下がったりしていない時があれば、Ipodで音楽を聴く。そして、身体を充満する音楽と一緒になって歌を口ずさむ、リズムを取る衝動を抑えるのに苦労している。皆さん、そんなことないですか?
カタールでは歩行者などいなかったから、恥ずかしげもなく大声で歌って、そして砂漠というか、荒地というか、そんな中を突っ切るときは一人リズムに乗って、と、自由気ままで気持ちよかった。偶にその姿を隣人に見つかって「Rock'n Roll?」と冷やかされたり・・・。
パリジャンはどんな音楽を聞いているのか知らないが、皆クールに、ちょっと不機嫌な顔をしてIpodしている。
今朝は、我慢できずにちょっと鼻歌したら、道すがらのゴミ収集中のおじさんに笑われた。でも気持ちよかった!頭の中では一人、ギターを持って歌っているような世界に飛んでたような。ギターはまだ弾けない。
サンフランではどうですか?
Sunday, January 24, 2010
子沢山
とにかく大変という実感だけは満喫している。甲斐もその内実感したい。
図書館とカッパ巻き
今夜はアスパラガスとシメジだけと鶏肉のブルーチーズ・グラタン。新しいチーズを買ったらとたんに人気のなくなったブルーチーズを無駄にしないための一工夫なのだが、美味しいといいなあと内心不安ではある。ブルーチーズが終わるまで新しいチーズをあけるなと命令する父親に娘たちは反抗ぎみ。すると、夫はハイチに子供たちのことを思え!と、一喝。昔、我が家では、好き嫌いの激しかったわたしに母は、アフリカでは子供がご飯も満足に食べられないのに、あんたって子は!というようなことを言っていた。ところが、おすし屋さんに行くときだけは、卵とカッパオンリーのわたしをかわいいと思ったらしい。30過ぎてお寿司が好きになった私は未だに損したなあと、時々思う。
ブレス産の鶏
鶏といえば、結構お手頃な食材なはずなのだが、夫は安い鶏は口に合わないという、なんとまぁ、な人なのだ。
普通の鶏は1キロ6ユーロ位、BIO印のはキロ10ユーロ、ブレス産は14.5ユーロである。一番小さいのを選んでもらったが、それでも1.4キロ位あったので20ユーロ!ステーキよりも高いのだ。日本の地鶏もこんな値段だろうか。
さて、お味、美味しいことは美味しかったが、初めて食べたときの感動はなかった。こうやって人間は奢っていくのだろうか。ちょっと悲しい・・・。
そんなブレス産が14.5ユーロの底力を見せるのは鶏がらスープのとき。我が家では皆の残した骨も集め、スープを取る。鶏の骨、子猿らは「ルイーズ(管理人さんの犬)にあげるの?」と聞くので「そうよ」と応えるが、実は君達の夜御飯なのだ。このスープ、味わい深くって本当に美味しい。人参と月桂樹の葉っぱと玉ねぎと茹でるだけなのに、他の鶏ガラでは出せない味。
バースデー・ボーイの夫は出張の疲れで首が回らない。四十らしい誕生日だね、と茶化したら、「四十一だ」とのこと。なにはともあれ、おめでとう!
Friday, January 22, 2010
雨上がり
雨が上がってみると、我が家の窓がとてもきれいになっていることに気がつく。夜空がとてもきれい。これは、窓が自動的に汚れをチリにして、剥がれ落ちるようになっているからなのだが、雨で洗い流されてとてもきれいだ。
久しぶりにプールにも行ってみた。背泳ぎしながら見る三日月はとても落ち着きがあって心を和ませてくれる。
Wikipedia と肝硬変
肝硬変に関して知識もなく、その症状、病状について専門用語が多いのでどうなるかと思いましたが、困ったときのウィキペディア、素晴らしいです。殆どの言葉の和訳、説明が見つかりました。正確さを欠くこともある、と言われているようですが、今回のケースのように時間との競争(3週間以内にお金を集め、米国の病院に払い込まないと間に合わない)の場合、大枠を説明できることの方が大切ですから、大変助かりました。
ウィキは情報提供者も情報テイク側も無料で、これも希望が持たせてくれる話だと思います。
Thursday, January 21, 2010
青天の霹靂
こんなことも2年もすれば笑い話になるんだけど、現在形はつらい。
友人夫婦が離婚することになった。年齢差30歳で、夫の癌を乗り越えて素晴らしいと思っていたら、ある日、彼女が目覚め、『私はまだ若いので、あんたのような老いぼれじゃなくてもっと若い人と人生を歩む』と言ったらしい。逆のパターンは五万と聞くけど、これは新しい。しかも、だんなさんは本当に素晴らしい人なので、びっくりがっかり。すると、だんなさんは3ヶ月説得にかかったが埒が明かず、寂しいので新しいガールフレンドみつけた!というじゃないですか?あっぱれ~~~75歳である。こういう七転び八起きの人にあやかりたい。
こんな出来事がきっかけで、子供らの友人の離婚夫婦の子供のことに話がおよび、大変だねということになった。そう?と,聞く娘に対して、息子は憤り、母なる私は、大変だよ、あんたたちだって突然パパとマミーが離婚するといったら動揺するでしょ?と聞いた。すると、確かに、という答えと、私はマミーと暮らすと断言するこどもや、黙りこくる子供。。。離婚の影響は子供にとってはとても大変なのである。幸い、我が家はその予定がないので安心。
地球儀をみて
起きぬけの子猿に状況を説明するのに、地球儀のスィッチをつける。明りが灯ると国境線と国名が浮き上がる、つけないと大陸、山脈、そして海の名前のみ表記される。
久々に見る地球儀、面白い。なるほどインドは大きい。デリーがこんなに北端でヒマラヤ山脈に近いとは知らなかった、霧も立ち込めるだろう。
フランスは大きいと思っていたが、それほどでもない。小国日本と思っていたが、もっと小さい国が多いこと。ポーランド、ウクレイナが思っていたより大きかった。
子猿が「青いのは水だよ」と教えてくれる。そう、海なのね、と応えると、じぃっと見つめていた。その大きさに感銘を受けているかのように。
カタールを探して教えたが「どこ、どこ、わからない」・・・本当に小さい。なのに全世界の15パーセントの天然ガスを埋蔵しているなんて、面白い!
Out of Africaの舞台を探すと地球儀にあの大自然が浮かび上がります。
朝から雄大な気持ちになりました。空の安全を祈りつつ・・・。
Wednesday, January 20, 2010
村
面白いもので、チャーリーも嵐は嫌いらしい。外に出て前進するかのように四肢を動かしているのに何故か後退している。諦めて中に入れてくださ~いと、いう顔をしている。
ちょっと雨が上がった折に、郵便局に行くと、同じ了見の人間がたくさん列をなしている。いつもプールで会う名も知れぬリッチそうなマダムと挨拶を交わし、今日プールに行ったか、プールのヒーターが壊れたようだ、じゃ家に帰って運動するよ、と言い合って別れる。まるで村のようだ。
Tuesday, January 19, 2010
JAL
さてさて、JAL破綻のニュースはフランスでもフィガロ誌の大きく扱われている。仏人の間ではJALファンも多いらしく、好意的な声が聞かれる。それはそうだ。仏人はエール・フランスと比較するから、JALのサービスに軍配も挙がろう。
何週間か前に山崎豊子の「沈まぬ太陽」を読んだ。フィクションの形を取っているが、JALが舞台であることを隠していない。まったくもって酷い話であった。まるでやくざの世界のようである。経営陣と国との癒着、子会社、組合、代理店、皆腐っている。そして今歴史が繰り返されているようである。沈まぬ太陽でも、御す鷹山の後の経営危機にあたり国の要請で他業界から会長を招いている。今回は稲盛氏が就任した。本の終わりは「末期癌」との戦いに新会長が敗れて終わる。今回は一回死に絶えるJALがどう復活するのだろうか。余り期待はしていない。
Empty Nester
雨続きで、心配症のお母さんたちが防水スプレーを荷物につけるといいと話をしているのを嘲り笑っていた私なのに、気の優しい先生が「みんな無事についた。」「みんな楽しんでいる。」というメールを送ってくれるのにすがる心境はまさに重症である。他の子達は、母と子の(おそらく母の一方的な感情だと思う)心情を笑い飛ばし、この4日間で成長することだなって言い放ったりしている。
ああ、酷。
失職と幸福
この頃、Insead(フランスにあるビジネススクール)の同期達が公私様々な人生のリセットをしているようだ。2001年卒だから、皆アラフォーだ。
その中で失職というリセットをしたリオにいる友人と久々にチャットした。卒業してからは石油メジャーに勤め、ワークライフバランス、ゼロ、彼女と話していても、いつも仕事の話であった。それが先ほどのチャットでは職活の話もしたが、もっとプライベートなことや、絵文字を使って遊んだり(SkypeのEmotioconesって可愛い!)学生の頃に戻ったかのような、軽くもあり、深くもあるチャットであった。彼女は、この失職を機会にもっと幸せな明日が待っているような気がする、ほら、もう、気を張らずにいられる自分がいるのよ、という。本当にそんな予感がしたチャットであった。
それにしても、マダムの登場で当ブログもにぎやかになってきて嬉しい限りです。読者の方々もドンドンコメントしてくださいね。
マダム登場
今日から3泊4日の林間学園に出発する末っ子は、昨夜お風呂にも入らず、夕食後お茶を飲みに来た隣人のおじさんの近くにぺっとり。明日から出かけるから早く寝なさいというのに、気がつくとまたぺったり。そんなにこのおじさん好きだったのかと、頭をひねってひらめいた。お茶を飲む部屋にはテレビがあり、ここ3日間我が子が夫と凝っているFawlty TowersのDVDを見ようと待っているのだ。
これは昔イギリスではやっていたTVシリーズで非常に下らないコメディーなのに笑えてしまう。
Mr. Beanみたいな、いかにもブリティッシュ・ユーモアなのだ。落ち込んでいるときにはお薦めである。
でも、明日からきっと友達とわいわい遊んで疲れるであろう息子は、昨夜はDVDを見ずに床に就いた。
JAL,小沢VS特捜、X Japanのトシ、自己破産。なんと暗い話題ばかりだ。
でも、日本人はまばゆく輝くサクセスストーリーより、不幸なネタが好きなのかも。
こんな不幸な人がいるのだから、私はまだマシと安心するのかもしれない。
最近の大学生は新聞どころか、本も読まないらしい。ニュースはワイドショーと
携帯から情報収集。某大手広告代理店が新入社員に向かってヒアリングしたら
新聞を読んでる人はゼロだったそうだ。そもそも親がとってない場合が多いらしい。
また今日の新聞では、新入社員に取ったアンケートが載っていた。
人より多くは望まない、食べていければそれで十分と答えた人が半数近いらしい。
ワークライフバランスを勘違いしていて、男子までもがゆるくラクに働き、
プライベートを充実させたいと考えているらしい。
ちょっと待ってよ、22でそんな考えでその先どうなるの?おばさんは怒っている、が、
無関心だからだれも反論しない。最近はおじさんも無関心、おこっているのはおばさんばかりだ。
NHKで昔、進化した蛇が自然妊娠して卵を産んでという番組を見たが、
人間にもそんな時代がくるのかもしれない。
女性だけの世の中はどうなんだろう?
楽なようで、案外強烈にハイテンションで疲れる世の中かもしれない。
今日も夫のやさしいマクロビ食に癒され、シアワセをかみしめながら金儲けをたくらむ私。
いやいや、やはり愛は大事です。
感謝をこめて心穏やかになるためにヨガでもやって落ち着こう。
もし日本へいらしたら是非オススメなのがカズヤ先生。
http://kazuyayoga.at.webry.info/201001/article_7.html
彼はいつも穏やかで慈悲深く、同じ人間とは思えないくらい清らかな人。
何もねだらずして、周りのひとがどんどん自発的に動き、彼の夢を叶えてくれる。
ついに、念願のインドへ旅立ったが、直前のクラスでは生徒さんが号泣
だったらしい。でもね、たった2ヶ月の旅に出たのだけどね。
ナマステ☆
Monday, January 18, 2010
Out of Africa
前にも書いたが、夫は大の出張嫌い。飛行機がイヤ、一人で旅立つのがイヤ、ホテルもイヤ。子供みたいでしょ。出張前夜はそれはもう、大変な落ち込み方で、子犬のような瞳をウルウルさせているのを見ていると、優しい言葉を掛けないわけに行かず、正直言って迷惑なのだ。
今回の出張は短いし、彼の落ち込みの介添え役を避けるべく、昨日は朝寝坊+昼寝の寝たフリ作戦、そして夜は楽しい推理小説に没頭し、夫の落ち込みに気づかない振りをする計画だった。・・・夕方までは順調であった。そこで気を許し、夫が選んだDVDを観ることに賛同してしまったのが失敗!
なんとアフリカの大自然の美しいこと、野性動物のシーン(特に猿)では何故か昼食時の我が子供たちを思い出してしまったり、最後の旅立ちのシーンでは滝のように涙を流し、カタールを発った時の様々な別れを思い出したり・・・。
まったく!楽しい週末の終わりは出張前の夫以上の悲しい気持ちでベッドに就く羽目になった。小生、悲しいのは大の苦手だ。どうしてこんな映画を観てしまったのだろう。隣で夫はスッキリした顔でいびきを掻いていた。
一夜明け、今朝夫はインドへ発った。悲しそうな顔をしていたので、背中を叩いて笑顔で送り出す。実際、単純さがウリの私、朝起きてみると悲しさも忘れていた。そして、冷静になって思い起こすと、なんて美しい映画だったのだろう、としみじみ。原作は作者の実話だという。メリル・Sもロバート・Rも本当に美しく、素晴らしい演技であった。
人間はあんなに完成度が高い芸術作品を作ることができる、と知ると、胸が希望で一杯になったりする。
Saturday, January 16, 2010
インターネットと一期一会
昨夜は摩訶不思議な出会いの連続であった。
セ・モア(cest-moi.fr)というソーシャル・ネットワーク・サイトのリアル(ウェブ上ではなく、現実世界での)パーティでのことだ。20人位だろうか、日本人に混じり日本贔屓のフランス人も何人かいた。
当サイトはフランス在住、もしくはフランスが好きな方 が集まったウェブ上の「社交の場」である。運営メンバーの方にプロジェクトの関係でお世話になっているのだが、まだお会いしたことがなかった。メールのやり取りだけだったのだ。昨夜はその方にご挨拶すべく出かけていったのだが、会ってみてびっくり、その方は何と、毎日子 猿の学校で会釈しあっているお父さんであった。お互い、ネットではそんなこと露知らずやり取りをしていた。2回出会って、喜びも二倍なのである。
その次の驚きは、6、7年前にすれ違った方との再会。その方は独身時代に夫が住んでいたアパートの同階の方で、夫から「日本の人でしょ、声かけてみれば?」と言われながら、機会なく終わっていた。昨夜はご挨拶でき、本当に良かった。縁とは不思議なものである。
そして偶然隣の席にいらしゃった方は、私の知人の中で、唯一映画「コンタクト」を観た事のある方だった。以前このブログでも書いたが、この映画はロマン度ゼロの私 をも宇宙のロマンで包んでくれた秀作。その興奮は観ていない人とは語り合えないので「観てみて」と押し売りしているが、反応はイマイチなのだ。
それなので「うん、観たよ、ジョディ・フォスターね」と返答があったときは、「やっと出会えた!」と感動もひとしお。この方は色んな引き出しを持っていらっしゃる方で、特に彼女のアート活動の話http://www.energyfield.org/、そしてその写真集は素晴らしかった。
その他にも共通の友人を持つ方、ご近所に住んでいらっしゃる方など、偶然がごろごろ。楽しい夕べであった。
Friday, January 15, 2010
フューチャリスト宣言
当対談ではGoogleの社会的意義の高さを絶賛しているが、Googleが当たり前で育った世代の私にはピンとこなかった。が、Youtube礼賛については大いに賛同。
私レベルの理解だが、酒井法子の覚せい剤事件も、文字で読んだものより、彼女がドラッグハイになっているときのYoutube上の映像ほど、インパクトの強いものは無かったと思う。メディアが、そして彼女が作り上げたイメージなど、一瞬にして消えた。観たもの皆が、ドラッグの怖さ、下らなさを見取ったことと思う。
Youtube、誰でも映像を投稿できて、誰でもアクセスできる、好きなときに観られる、メディアの統制もない、そしてタダ、本当に素晴らしいと思う。「著作権云々という問題は料簡が狭い」、と言う著者の見解にも同感。映像、音楽、文章などは、何をさておき、多くの人に鑑賞してもらうことが大切なのだと思う。
今後のウェブのあるべき姿は「共有」される存在であり、オープンであること、と説く。小さなパイや利益に目くじら立てるより、この二つの原則を守り、コンテンツがよければおのずとお金は儲かる。Gにせよ、Youtubeにせよ、あとWikipediaにせよ、この原則に則られていて、大成功している。そして皆の生活向上に貢献している。これは人類の進化だ、という。爽やかな評価だと思う。
起業家考察
午前中に夕食の仕込みを出来てしまうというのも、会社に勤める人には出来ないことだ。今夜は持ち寄りディナーで友人家族総勢6人もしくは10人がくるので、我が家とあわせるとかなりの人数になる。ここ2~3回はコック・オ・ヴァンとか、ブッフ・ブルギニョンやカレーといった西洋煮込みが多かったので今日は大根とおイモ、ゆで卵、肉団子と豆腐などを味噌田楽で食べるあっさり系にすることにした。
アメリカにありそうでなさそうなものが、豚のひき肉。トリひき、牛ひき、ターキーのひき肉まであるのに、何故豚引きがないのか不思議。自前で豚ひきを作り、生姜やたまねぎ、それに余っている牛ひきも入れて肉団子を作ってみた。
こうしてじっくり煮込みをしかけておいて、さあこれからまた一仕事なのだ。背中を鍛える運動をしながら作業にかかる。人目はばからずに運動が出来てしまうのも、会社勤めの人にはなかなか出来ないこと度と思う。
Thursday, January 14, 2010
日本人気質
この二人は私が日本人であることを意識して、というか、いつも思いやりを持って私に接してくれる。そんな後押しがあるせいか、私もいつも以上に日本人っぽさが前に出る。例えば、手料理が褒められる度に、「そ、そんなことないです、畏れ多い」「塩がきつすぎましたね」と否定してしまう。社交辞麗とわかっていても恥ずかしさからこうなってしまうのだ。西洋流に素直に「ありがとう」と流せない。
ふと、昔読んだAmy Tangの小説、「ジョイラック・クラブ」出てくる、麻雀好きなおばあちゃんと同じじゃないか、と我ながら可笑しくなる。この小説は、サンフランシスコのチャイナ・タウンにおける、移民一世の母親と二世の娘世代間のカルチャー・ギャップがテーマだったと思う。
母親は自分の料理に自信を持っているくせに、人前では謙虚(建前だけ)に「腕が悪くって・・・。塩が足りなかったわね」という。まだまだ中国人なのだ。それを娘の白人ボーイフレンドは、額面通りに受け取り、「そうですね」といって醤油をジャブジャブかけてしまう。娘は笑っている。母親は顔面蒼白、そんな場面があったと思うのだが、違いましたっけ?
やはり私は昭和の女、と再確認の夜でした。
ソルド、ユニクロ、ブックオフ
それでも入ったのはユニクロ。人こみは凄いのだが、店内が白が基調で明るいのと、店員さんが多いのと、アイテム数が少ないので見易いのと、単にユニクロのビジネスモデル、存在に興味があって、展開を追いたいという好奇心に後押しされたのだ。ジーンズ風のレッギングを買ってみた。店員さんは皆、盛んに「日本人サイズだから大きめを」と勧めていたが、履いてみるとそんなに小さくないぞ。日本人も大きくなったのだろうか。
あとはCylliusで子供服を買った。前にも書いたが、今や大人用の服が半分以上売り場を占めていて、子供服は二階にある。子供服目当ての客はやる気満々なので、上まで持っていける、だからこそ一階に婦人服なのかもしれない。Anyway、漫画「Tin Tin」好きの子猿ら用に、それ風のズボンと帽子を買ってみた。
本来、オペラ界隈迄来たのは古本屋、ブックオフが目当てである。ありました「フューチャリスト宣言」、2ユーロ也。サザンのCD4ユーロも買った。帰り道に韓国食料品店で豆腐も買った。パリは素晴らしい。
不思議
我が家の10歳の末っ子は毎朝東京に住む長男(19歳)とグーグルチャットでチャットしている。こうやって手軽に交流を保ち合える技術のある現代は素晴らしい。私もSkypeで、世界各国の友人とタダで交信できるのがうれしい。その昔、国際電話は特別な時だけだったけど、今はいつでも手軽に、しかもタダ同然でできてしまう。
本当に技術は不思議である。
Wednesday, January 13, 2010
男の子ママの会
さて、類は友を呼ぶ、パリで出合った友人は男の子ママが多い。大体自己紹介するときに、「うちは二人とも男の子で」と何故か悲哀を込め、お宅にお邪魔するときは部屋汚くなりますよ、という申し訳なさを込めた声になってしまうのだが、先方も「えぇっ、お宅もですか!ええ、知っています、うちもそうですから」と、まるで同じ問題を抱えた同士にあったような喜びと、家族の中で唯一の女性であることの悲哀と日々の疲れを体言した声で返答があって、可笑しい。
昨日もそんなママ友らとの会話。最近は御飯の減りが凄くって、夕飯の席で、皆がこういう勢いで食べているってことは、私の分はこれだけ?とショックと共に遠慮してしまう、ほっそりお母さん。駄々をこねられるとすぐポテトチップスで丸め込むお母さん(私)、日に日にやんちゃぶりを発揮する兄弟が「先を思うと、私本当に怖いんです」と畏怖するお母さん。男の子は動物本能で行動する傾向があり、時折勃発的に愛情表現してくれる。気持ちは有難いが、飛びついてくるときの痛いこと!幼児でも既に骨太でがっしりして、重たいのだ。高齢ママはもう、ふらふら・・・
現在セール期間中だが、男の子ママの着眼点は皆一緒 「丈夫で破けない服」 色、デザインなんて二の次、だたひざ当てがあればいい。(意外とないのだ)
あぁ、また一日が始まる。シリアルの箱が二日でなくなってしまった今朝。何を食べさせよう・・・
地味
最近は、お化粧もせず、着飾ることもない代わりに魂を売ることも強いられず、心は豊かな気がする。でも、食べ盛りの子供たちを抱える我が家は、心が豊かなだけでは暮らしていけない。この心とお金のバランスはとても難しい。バランスを模索し、ヨガと水泳真実を探求している。
でも、こう書いていて、とてつもなく田舎!!という感じだ。都会でずっと育った人間がここまで田舎じみた感慨に浸るのは、そろそろまた都会に引き戻すべきというシグナルかもしれない。今宵も夢判断に任せよう。
社交バタフライ
月曜日に在仏邦人中心で作られているC'est Moi(http://cest-moi.fr/)と言う、ソーシャルネットワーキング・サイト(SNSと略するらしいですね)に登録した。今後、小説の連載、このブログの書き込みも載せていく予定である。
火曜日はフランス人有閑マダム、ランチの会に参加してきた。モンマルトルの古き良き時代の風情が残るカルティエで、有閑マダムらの海外旅行の話、新しく購入した絵画の話、夫殿の狩りの話など、シャンパン片手に聞いた。フランスらしいでしょ。
今日、水曜日は日本語学校のあと、4歳猿のクラスメートの誕生会に立ち寄る。
木曜日は、親しい仏人カップルを招き、ディナーを催す。すでにブッフ・ブギニヨンとチーズケーキの仕込みを終えた。このご主人はグルメでワイン好きなので、高級ワイン(彼に結婚祝いに頂いたもの)を開ける予定。あぁ、楽しみ!
金曜日は新しい人々に出会うべく、上記SNSの新年会に行くことにした。
土曜日はロンドンより友人がディナーに来てくれる。久しぶりにお会いする、とても素敵な方なのでとっても楽しみである。
まるで出産後にホルモンのバランスを崩し、ハイパーになっている産後婦のようなスケジュール、と思うのは、普段何もしていないからだろうか。人と会うとエネルギーも使うが、受け取る量も沢山で、それが楽しみである。
Tuesday, January 12, 2010
Google Translation
When I stayed in a friend's house in Tokyo recently, 』to『 out for everyone to try the bacon into the refrigerator had been concerned about the chosen, and sometimes strangely satisfied. So it seems that Japanese people live longer and smaller. Bacon of the U.S. Yet compared with that of Japan is riding a fat thickness is a very delicately.
With the prime, or even a home is quite bold. Among people in Japan even after the presentation of such to become legendary is all too common.
"This is her son. The translation is a literal translation so when you read it, it's a little like a Mad Lib."
"これは彼女の息子です。翻訳は直訳ので、ときに読み込まれると、それはマッドlibに少し似ている。"
ベーコン
ドリア
15年以上もフランス人と一緒にくらしていて、つい先日まで気づかなかった私もひどいが、日本語になっているフランス語で一番面白いのはアベック。フランス語であることすら気がつかないくらい日本語になっちゃっているけど、本来は『一緒に』のavecなのだ。腰を抜かす位びっくりした。
Sunday, January 10, 2010
ヨガ用語
松本清張
松本清張、兎に角、凄い。面白いし、上手い。今まで読んだ作家らの短編の中で一番面白かった。
この短編集は宮部みゆきが選んだ短編集ということで、色んなジャンルの話があり、その中で松本清張の幼少の頃の自伝も入っていた。彼は北九州で貧しく、愛薄く育ったようだ。
ふと、井上靖の幼少期の自伝的小説、「しろばんば」と比べてしまう。しろばんばは爽やかだけど、松本清張のは暗かった。井上も松本同様、祖母の愛情を受け育ち、兄弟、両親とは縁が薄い少年時代であったようだ。が、井上靖は静岡の海の近くで、のびのびと育ち、つつましくも貧しくなく育ったのが良かったのだろうか、バンカラで爽やかだし、笑いもある。松本清張のは深く暗い。
両氏とも、同時代に生まれ、2年の違いで共に芥川賞を受賞して、共に多作で知られている。
よく、子供時代の記憶、体験が後々の性格形成や人生への向かい方に影響すると聞く。井上靖の小説と松本清張のを比べると、本当にそんな気がした。井上靖の小説はやるせない話でも爽やかであるが、松本清張は重く深く、暗いような予感がする。また、井上靖は普通の外見だったが、松本清張はかなりすごい顔立ちだったことも、性格形成、ついては作風に影響していたかも。
松本清張、ちょっとこれから凝ってみようかと思う。
メアリー・ポピンズ
話を戻しまして、今朝の会話でした。
「私の思い出の映画は『メアリー・ポピンズ』『サウンド・オブ・ザ・ミュージック』あたりかなぁ」「『メアリー・ポピンズ』ねぇ、観た記憶はあるけど、どんなのだっけ」「どれ、Youtube・・・」
ありました、ありました!いつも有難う、Youtube!Chim Chim Cherry♪からsupercalifragilisticexpialidocious♪、何でもあります。Let's go fly a kite♪の場面を観ていたら涙が溢れてきて、大変な朝です。ジュリー・アンドリュースの歌声は正統な美しさです。記憶の通りです。
映像も途切れ途切れですが思い出のまま再現されています。それを観ていて、そうか私はこの家に憧れて後年ロンドンに住んだときも高い家賃を払って似たような家並みの通りを選んだのか、と気づいたり、私が初めて自分の意志で選んだ本は「メアリー・ポピンズのお料理教室」だったっけ、と。それは確か渋谷の東急ハンズに母と姉と行った時に、最上階の書籍売り場で買ってもらったと思うのですが、そこの本棚の並び方、埃っぽい空調まで一緒に戻ってきました。
「サウンド・オブ・・・」は、クリスマス前後に決まってテレビで放映されていましたね。何回見ても素晴らしかったです。冒頭のThe hills are alive♪を聞くと鳥肌が立つほどの感動を受けたものです。
皆さんの思い出の映像は何でしょう?
Friday, January 8, 2010
Soldes!
例えば、三年前までは子供服で有名だったCylliusは一階は婦人服だけ、子供服は二階に押しのけられていた。過当競争でもう、子供服では収益が上がらない時代なのであろうか。
Zara、Gap、H&Mはあまりの混雑で入る気になれなかった。
あと気づいたのは、今時、ウール100%を探すことが難しいと言うこと。今は何でもかんでもカシミアのようだ。カシミア山羊はそんなに居たのか。
カタールで知った店で最近気に入っているのはZaraグループのMassimo Duttiというブランドである。昨日もそこに行ってきた。結構品質もデザインも良いのに値段が安いのが気に入っている。それにしてもZaraもそうだし、他のチェーン店でも思うのは昔と比べて衣服の値段が安くなっている(元の価格も)ということ。同じような品質でも、10年以上前、スチュワーデスとしてパリに飛んでいた頃の方がモノの値段が高かったように感じる。これも世界の工場、中国の影響なのだろうか。
そんな中、スチュワーデス時代に買った某フランス・ブランドの高級腕時計の修理を依頼すべく、そのブティックに立ち寄った。そして、な、何と、600ユーロ以上の修理費になるだろう、と言われた。元値は900ユーロもしなかったと思う。今さっき、35ユーロの全シルクのカーディガンを買うかどうか、深く悩んだ私は頭の中の物差しがグラグラ。そんな私の表情を読んだのか、担当の日本人女性は「600ユーロあれば色んなもの買えますね」とつぶやく。そう、この店は日本人客がメインなのだろう。いまだに日本人はリッチなのだろうか。ユニクロな時代ではなかったの?
プライシングって、面白い!
PS. もちろん、時計の修理は止めにしました。スワォッチで十分です。
Tuesday, January 5, 2010
ぷるん
Monday, January 4, 2010
明けましておめでとうございます!
それにしても、忙しかったです。クリスマス前辺りからラストスパートを賭け、気づいたら仕事初めの今日に至った、そんな感じです。記憶に残るかぎり振り返ってみると・・・
24日 日中は子猿部屋のペンキ塗り。そして真夜中過ぎてもプレゼントの山は裸のまま・・・。子猿うち一匹は発熱中。ペンキが臭い殺伐とした空気の中、夫とひたすらプレゼントを包む。
25日 筋肉痛と共に目が覚める。埃だらけの部屋の掃除をして、義理両親宅での前菜担当なのでその材料を持ち、子猿達をおもちゃから引き離し、いざ出発。それにしても疲れてる~!どれ景気つけに、と、玄関口で夫とシャンパンを開け、取り急ぎのJoyeux Noel!
26日 掃除、洗濯、クリスマス・プレゼントの返却でバタバタ。そのあと、田舎の家に行く準備をした。夜がどっぷり更けてからの出発。
27日~30日 義理妹が不機嫌なこと!夫曰く、いつもそうらしい。元モデルだったくらい綺麗な人なのに、最近は華がない。知性の大切さを知る。
そして、色々勉強にもなった。ご主人は家事・育児に関して、使えないタイプなのだろう。だからといって、四六時中、小突きまわしたり、厭味言わなくたって、いいじゃないか。私がご主人だったら思い詰めてしまうと思う。
教訓、自分の手が一杯でも、夫にものを頼まない。また彼の自主制にも期待しない。家族が皆元気であること以外は望まない。
31日 義理両親がいらした。なにやらお疲れのよう。夜8時頃、気だるい空気の中、シャンパンのコルクが虚しくはじける。子猿らが煩そうなので早々にベッドに連行した。
静かな大晦日。除夜の鐘が聞きたい。
1日 パリに帰る。夫と開口一番、「家はいいね」
明日、新年を祝いなおすべく、シャンパンを開けることを決め、深い眠りに就く。
2日、3日 だらだら。シャンパンを飲んでも、水のように消化してしまう自分が怖い。そうそう、だらだらだけでなく、子猿部屋の改装で自信をつけたので、他の部屋のペンキ塗りの下準備から始まって、壁を拭いたりの、にわか大掃除。5年分の汚れにキリキリしそうになったが、その一歩手前で雑巾を放棄!教訓が生きているのだ。部屋、汚くたっていいモンね。皆が笑っていれば。
今年も明るく、楽しく、夢一杯の一年でありますように!
Friday, January 1, 2010
一年の計は元旦にあり
遅くに起きると、あっという間に真昼間になることを元旦に学ぶ。4時には近所の家に招かれ新年のシャンパンをいただくので、瞑想という大義名分で昼寝をして備えることにしよう。今年は、無理せずあせらず心身ともに健康な一年を目指すことにした。今年もどうぞ宜しく。