Monday, July 5, 2010

私も落ち着いてきました。(東京便り)

日本に来てちょうど一週間の昨夜、初めて夜中に目を覚めることなく朝まで熟睡しました。
ようやく自分のペースに戻ってきた感じです。今日は電車で文庫本など読んだりして、ローカル色も着いてきたし。

それにしても、経済停滞長い日本ですが、知らない電車は一杯あるし、ビルも新しいのが目に付くわ、有明のほうはマンハッタン対岸のニュージャージー州のような、近未来地区していて、着実に動いているじゃん、と感心感心。そしてレジのつり銭から、風呂沸かし器、何でも自動化されていて、カイゼン、カイゼンと進化していてこれまた感心。

その中わたしは、電子マネーSuicaにPasmoに、もうわけわからず、人との温もりを求めるおばあちゃんのごとく、車掌さんのいる改札で、Suicaを渡して操作してもらったりで、我ながらかなりマズイと思っています。

一方では、変わらないものも沢山。

昨日は友人と一緒に、子猿らを連れて近くにある区立の児童館に行きました。隣には昔通った区民プールもあり、その変わらないことに驚きました。昔は巨大に見えたプール、50メートルあると思っていましたが、25メートルでした。(いやいややはり50メートルあるらしいと判明しました。)

息子が通いだした幼稚園も、私が約40年前に通っていた頃と変わらないこと、びっくりするほどです。園庭も、教室も、横の教会も、見事に同じ。手入れの良さも去ることながら、昔のものは品質がよかったのでしょうね。セメントと石を混ぜて作られた滑り台や、木で作られたアスレチック・ジムなど、全くガタがきていない。
ふと、日本出発前にパリのIKEAで買った家具たちは、あと何年持つことやら、とその安っぽさを思い出したり。


そして、昨日の児童館。雨の中、近所の子供や学童保育の小学生達が館内を元気に走り回り、幼児用の遊戯室には、カタールにもあった室内遊具、おもちゃが沢山。子供の笑顔と興味は世界共通なのですね。

今朝はINSEAD時代の旧友とおしゃべり、明日の夜はコメント欄でお馴染みのBiscoさんとミニ・オフ会をします。新旧の出会い・再会が嬉しい帰省です。

2 comments:

  1. 日本の滞在を楽しんでいられるようで、良かったですね。蒸し暑さや猛暑は体にこたえるけれど、日本の夏は素晴らしい。独特の空気を家族で肌で感じて、覚えて、目いっぱい楽しんでください!

    ReplyDelete
  2. ありがとう!

    昔日本に住んでいた(特に少年時代を)人と話すと、多くの人が、あの暑苦しい夏が懐かしくてたまらない時がある、って言っていました。

    私自身も、梅雨のむしむしも懐かしくひそかに喜んでいます。これも、部屋に逃げ込めばクーラーがあるからなんですけど。パリはそういかないから、カタール帰りにはかえってつらい、と夫がぐちっています。

    ReplyDelete