昨日の日曜日は、過ごしやすい日でした。雨も午後まで持ってくれたし、気温も26℃くらいだったのでしょうか。
そんな中、近くにある目黒庭園美術館経由で、自然教育園なるものに行ってみました。
都心にある「自然」だから、まぁ、そこそこなのだろう、と思っていったのですが、いやいや、立派な森でした。旧白金家の御料地をそのままに保存しているとかで、中世からの木々が幹を太らせ、深緑の枝々を茂らせています。
・・・話はちょっと反れて、日本と言えば老齢化社会。骨と皮だけの老いた方々が歩行補助機を使って歩いているのが目に付く東京ですが、ここの樹木は老いて益々強靭なようで、この生気を都会の人間に分けてあげてほしい、と思ってしまいます。
ここの樹木は、凄いですよ。黒松の太々としていて、力強くうねっていること!物語の松と呼ばれているようですが、この物語はディズニーではない、妖怪系だと一人確信したり、もみじの群生に、下手なカメラを向けたり、ひょうたん池では、声に寄ってくるのか、亀が泳いで集まってきて、隣にいた可愛い女の子が色々と話しかけていたり。
トトロが出てきてもおかしくない、ちょっとおどろおどろしていて、でも緑の深さが圧倒的で、白金にこんな世界が広がっているなんて、意外。
そのあと、ブックオフに寄って、駅ビルのユニクロによって、程よく冷房の効いた部屋に戻る。何でもあります、東京。パリに居残っている夫からは、猛暑なのにアパートにはエアコンがないのでカタールに居たときより寝苦しいとメッセージが入っていて、その格差が面白い、と余裕を持って洞察できるのは涼しい部屋にいるからですね。
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