Thursday, June 3, 2010

浪合キャンプ



三月頃のエントリーで、日本版サマーキャンプをオーガナイズしたらいいのに、と他力本願なことを書いたら、コメントを良く下さっているメノンさんより、浪合キャンプというのがあるらしい、と教えていただいた。そのときは何故か、このリンクが見つけられなかったが、今日、無事見つかったので、ここにご紹介。
昨日は実際にこの浪合キャンプにご子息を送っていらっしゃる方にお会いし、その方も満足されている様子だった。NYの国連国際学校で日本語を継承語として教えてらっしゃる方がオーガナイズされているとのこと。プログラム見ても、非常に興味深い。Jubilancerさん、どうでしょ。

その他、この浪合村は、村おこしの一つとして、都会の子供に田舎体験をさせてあげる、というメニューもあるらしい。グッド・アイデア!

ちょっと前に、友人より宮崎はやおのアニメ、「トトロ」をお借りした。
ワタクシ、マンガは好きだけど、アニメはそんなに興味がなく、宮崎氏、そしてそのグループ、ジブリ社の作品はしっかりと観たことがなかった。
「トトロねぇ、うちの子供達にはながすぎるんじゃないかなぁ」なんて思っていたら、とんでもない。もう、はまるはまる。それも、長いの苦手な3歳児の方が気に入って、「トットロ、トトロ♪」と鼻歌まで歌っちゃって。
観ていない方にざっくりと説明すると、田舎に引っ越してきたお父さんと姉妹がいて、姉妹は4歳くらいと7歳くらい。お母さんは病気で入院中。二人は田舎の自然に大喜び。そんなある日、トトロという大タヌキ風のお友達ができて・・・といったところ。日本の美しき田舎風景、夏前の風情がアニメで巧く再現されている。

仏人の夫はこれをみて、「この夏の日本はこんな感じで過ごせるの?」
私「・・・・」
できればこんな体験させてあげたいんだけど、私は田舎がないし、なんて諦めていた。浪合はトトロっぽいのだろうか。そうであって欲しい。そして、うちの子猿らが対象年齢になるころまで、続けていて欲しい。

東京の人混みや喧騒のみが彼らの「日本」として刻み込まれるんでは、旅費と苦労が水の泡ってもの。日本の良さはそういう一面と、そうでない、ZENなところとのバランスなはず。

そして、都会育ちには都会育ちならではの感受性や良さがあると思うけれど、やっぱり、自然を原風景として持つ方が人間として正しいような気がするのは、都会育ちのコンプレックス?

PS
冒頭の写真は「都会の自然」として、昨日初めて行ったパリはど真ん中、パレ・ロワイヤルにあった公園で撮った写真を載せました。緑の回廊が綺麗でしょ?端にはカフェが並び、ご馳走いただいたケーキ類のおいしかったこと!誘っていただいた友人らのお陰で母子共にパリらしい午後を過ごすことが出来ました。

5 comments:

  1. なみあいキャンプ、良さそうですよね~。
    座禅や廊下のぞうきんがけもやるみたいだし。
    もう少し短くて安いプログラムもできると良いのだけど。
    今はパリも緑が素敵ですよね。

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  2. 本当だ、もっと短いのがあったら嬉しいです、うちも。このご意見、エトランゼの外国語を子供に、のコミュに載せさせてください。先生方も見てくださるようですので、参考になると思うので。
    なみあい、ご存知でしたか。子供達には日本のよい所を伝えたいものです。

    昨日からまた夏めいて来ましたね。今度こそはこのまま夏まっしぐらなのでしょうか。

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  3. トトロは、80年代にアニメ映画が出てはじめて見たとき、まだうら若き私は、さつきとメイのお父さんに一目ぼれし、こういう人と一緒になりたい、と思いました。
    その夢は実現したでしょうか。

    写真、素敵ですね!

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  4. めのんさん、あのお父さん、人気者ですね。メイちゃんのお父さんと結婚したかった人、したい人、私の周りに沢山です。ちなみに私も好き。今はああいう人を草食系と呼ぶらしいです。

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  5. 写真、素敵です。メイと五月という姉妹の名前は単純でよろしい。おそらく5月生まれなんでしょう。ところで、神奈川とかはこんな風景だし、長野とか栃木って2時間もかけずにいけて、あんな感じだと思います。ばったとかトンボとか捕まるし、夜は蛙がクワッカッカと鳴いたりすると思います。

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