このところ、「引越しなんだってね」「忙しそうね」とメールを頂くことが多い。やはりこのブログが共有ブログだというのが明記されていないのが原因なのだろう。最近は、この多重人格と勘違いされるのも面白い、と思ったりする。読み手が頭を捻りながら、「この人、よくわかんないのよね」なんて、想像すると、エイプリル・フールを成功したような。
えー、引越しするのはJubilancerさんで、もうすぐロング・バケーションでコート・ダジュールに発つんですよね。お会いできるのが楽しみです。Bon voyage!
私はというと、こちらも何故か忙しいような気がする。7月の日本帰省が近づいているので気がせいているだけかも。
Alors,昨日はrue de l'Etoile(星の道)という名が皮肉としか思えない、陰気で変な臭いのする道で待つこと1時間半。隣には「Euroーasia ユーラシア?」という、セピア色の看板が掛かっているの中華カフェがあって、沢木耕太郎している。
好きで行ったのではない。フランス滞在ビザの関係で、そこにある警察署の外国人デスクに行かなくてはならなかったのだ。20人くらいの行列、ありとあらゆる人種、貧しそうな人が殆どであった。
その中に一人、「あんた、役者になったらいい!」と思うほど、悪人顔の男性がいた。チンピラ風で、すねて、貧相で、凶暴・・・役作りしなくてもこんなにネガティブな要素を網羅している人、そうそういない。
そいつ、子供が4人一緒にいて、黒装束のアバヤを着ている奥さんを怒鳴ってばかり。奥さんはそれにニタニタ笑って返す。そして、子供がちょっとバカなことをすると、思いっきり御尻を叩いたり、そのうち、小突き回したりする。
前夜、子供に暴力を振るって死なせたという刑事者シリーズ(Silent Witness、知ってますか?面白いです)を見たばかりだったので、もう、子供らが可哀想で。May lord be with you、と神頼みし、チンピラ男に睨みを利かせることしか出来なかった。
夜は、週末にある幼稚園のお祭りのためのPTAの会合。初めて、PTAものに参加したが、出席者がこんなに少ないとは。私が良く話すのは日本人ママらで、彼女達は嫌々ながらも出席しているから、そういうものだと思ったけど、フランス人の親御さんたちは皆ぶっちしているようだ。それにしても司会進行役の人の段取りの悪さ。チャーミングな笑顔でジョークをまじえ和やかに進むんだけど、だらだら、だらだらと詳細ばかり決まっていく。コレがフランス式?ねぇ、何人来るの?何時開催なの?雨天決行なの?チケット渡されたけど、何枚もらうの?・・・「自由に決めていいよ」という。そういうものなのでしょうか。
そして私の担当はCanapeche(?カモ釣り?)スタンドです。とほほ。
そして、もうちょっと前に遡ると、週末はオペラ座にある三越に出かけた。こちら、なんともうすぐ閉店するとのこと。旅行慣れした人が増え、もう敢えて三越で買い物する観光客も少ないのであろう。時代の波を感じた。
そんなところだろうか。今日は長男の誕生日。昨夜寝る前に、「5年前の今頃陣痛が始まったんだよなぁ」なんて思っていたらお腹が痛いという夢をみた。夢でよかった。
Jubilancerさんのように、私も今夜のシャンパンをゴールに今日を乗り切るぞ。
長男猿くんに会うこともなく、5年もすぎたとは。。。
ReplyDeleteお誕生日おめでとう。