民族大移動を果たしたが、航空会社の手違いで犬のチャーリーがSFで置いてきぼりを喰らい、大変だった。といっても、大変だったのは、早朝電話でたたき起こされ、大きな犬を急に渡された友人のスコットとあけみさんである。そして、その偉大な尽力と寛大な心のおかげでチャーリーは、今頃ニューヨークに到着し、そこからニース行きの飛行機に乗り移る頃である。明日、空港に迎えに行くのが楽しみである。
さて、アメリカとフランスは同じ西洋文化でありながら、こんなに食文化が違うのかとびっくりする。子供たちは、出発前から南仏の地元のパン屋さんのクロワッサンを夢見てよだれをたらしていたが、到着翌日から早速夢にまでみたクロワッサンの買出しに行ってきた。「やっぱりパンはフランスだね。」と珍しく意気投合。その後、近所のカルフールという巨大なスーパーに買出しに行く。ここはあまりに大きくて店員さんがローラーブレードで移動する。
初日は、メルゲーズmerguezという羊肉のソーセージをランチに食べる。これににんじんのサラダ http://www.750g.com/recettes_carottes_rapees.htmを添える。
昨日はマスタードとクレーム・フレッシュのソースのパンタードpintadeを作る。この鳥http://www.la-pintade.com/は、日本でいう雉なのではないかと勝手に思うが、お肉が柔らかくてとてもおいしい。アメリカでは、よっぽどのグルメ・デリにでも行かないと、手に入らないものばかりだが、フランスはさすが食に対する情熱が感じられる。
食の違いとともに実感するのは資本主義と社会主義のもたらす店員さんの態度の違いである。サービスでは、日本にかなう国はないと思うが、アメリカにも「お客様は神様である」という思想は一応ある。フランスでは、こういう発想は皆無である。とは言っても、みんながみんな悪態をついているわけではなく、とても優しくニコニコ振舞う人もいる。でも、それは職業柄というよりは本人の天性の問題のようだ。
ほろほろ鳥?
ReplyDeleteそんなかわいい名前の鳥を食べていたとは。。。。でもおいしい。
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