Saturday, May 8, 2010

パリ便り

昨日、土曜日の午後は、親戚の子、ルイ君の初めてのCommunion (聖体拝領)を祝うパーティーに出かけました。ルイ君は8歳。幼児洗礼を受けている子供などは、ルイのように、7歳か8歳になると聖体を与ることを許されます。やっと君もここまで成長したね、という思いも込めて祝うのです。

場所はシックなパリ郊外、ベルサイユ宮殿近く。この手の午後の集いは「Goûter(おやつ)」と呼ばれ、ポテトチップスに手焼きケーキのカジュアルなもの(ウチはこれ)からアップスケールなものまであるようです。

昨日のは、シャンパン+結婚式?って思うような、豪華なケーキまである、華やか、にぎやかな集まりでした。右端に映っている冠を、今まさに取り外しているのはルイ君です。

主催者であるルイのお母さんは、夫の従姉妹で、絵に描いたようなブルジョア風マダム。でも、そんな上品な見かけと違って、「ガハハハ」笑いの気さくな人。そのギャップが可笑しくって、普段フランス人のパーティーでは緊張しがちな私も、彼女といると笑ってばかりです。彼女の家族はいつ会っても自然体で健やかなオーラに包まれている気がします。これには彼女のガハハ笑いが一役買っているに違いない。


彼女は4人の子持ちで、前回、会ったのはカタールに行く前だから3、4年前。あの頃はみんな子供だったのに、ルイは幼児だったのに、今回会ったら、長女、次女は私より大きくなっていて、もう立派なYoung lady!夏に再会予定のJubilancer家の甥っ子、姪っ子もこうなのでしょう。心の準備をしておかなくては。嬉しいショックでした。

そして、写真づいている私。これは拙宅前。もう、全仏テニスのシーズンなのですね。うちはローラン・ギャロスの近くで、テレビで試合を見ていると、観客の反響が一秒の時差で聞こえてきます。このあとウインブルドンに移り、そして夏、バカンス。これがこちらの季節の風物詩ってところでしょうか。

標識後ろは今満開のマロニエの街路樹。見ていると気持ちいいけど、花粉よ、もういい加減落ち着いてくれ!

良い日曜日を!

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