Sunday, January 23, 2011

トラ母は優秀?

大好きなブログ、カリフォルニアのばあさんブログで、「中国人のスパルタ教育」というタイトルで、Battle Hymn of the Tiger Motherという、中国系アメリカ人のお母さんが書いた本についてコメントがあります。

この本は、「何故、中国人が優秀かって?それはスパルタ教育しているからよ」という内容らしく、これでもか、これでもか、と子どもをしごいて立派にする、という、そういえば、うちの母も長兄に試みて、「こりゃだめだ」とすぐあきらめた前時代的な教育ママゴン式スパルタ教育を中国ではやっていて、だから、世界的な音楽家や天才児が生まれるのだ、っていうことらしいです。

決して肯定する気にはなれないけれど、これで子どもの可能性が引き出せるのなら、ちょっとよろめいたりもする。私の知っている中国の人は、なんというのですか、大志いだき、猪突猛進型、気位高く、負けない、負けても認めない、涙なんか見せない。私と正反対のタイプで、自分にないものを子にあげたい、母親心理がくすぐられます。

みなさんはどうですか?

3 comments:

  1. アメリカ中のアジア人母がこの人のために、「あんたもTigerか?」と問われている。この人は、頭はいいけど想像力がないような気がする。私もどちらかというとタイガー派ではあるような気がする。でもこれは、昨今の「You are special」という親の子供を部下にもつ不幸に見舞われたからかもしれない。友人の韓国人は人に聞かれ、Amyは中国人とユダヤ人夫婦という組み合わせがパワフルだが、韓国人とメキシコ人ス際ほど子供に尻に敷かれる組み合わせはないと弁解している。確かに。。。彼女は自分の子供だけでなく、私の子供の送り迎えを毎日させられている。

    ReplyDelete
  2. そうなんだ、アメリカではこの話題、もう浸透しているんだ。
    中国大陸の中国人は一人っ子対策の影響で、子供褒め倒し系が多いらしいです。

    私は子供時代は恐ろしいブス・デブだったけど、両親が哀れんで「あんたは可愛い、人がなんと言っても可愛い」って言い続けてくれて良かったと思う。幸い正直な姉が「可愛い?そんなことないよ」と現実もささやいてくれたから、調子に乗らず、一方、程よく、自尊心が保たれた。
    これがトラ母だったら、「あんたはブスなんだから勉強で見返せ」とか言われて、でも勉強もできなかったから、とことん追い詰められて、根っから暗い子になったと思うし。

    トラ母戦略がワークするかどうかは子供によりけりだよね。

    ReplyDelete
  3. 過干渉の親が近くにいたら?と考えるだけで鬱陶しいです。自分には子供がいないせいかも知れないが、子供の教育にあまりに熱心な親を見ると、ちょっと可笑しい。心の中で「カエルの子はカエルだよ」と思ってしまうのである。。。

    ReplyDelete