Thursday, January 20, 2011

女性パワー

今年に入ってまた女性パワーに感服しています。

まず、年始のカード・手紙・メールから既に感動の嵐です。
皆パワフルにがんばっていること!いや、パワフルという言葉はしっくりしないな。なんだろ、しっかり着実に一歩一歩を踏みしめている、一日一日を大切に生きているって感じです。
大変なことも多いけど、進むしかないのよ、って感じ。
そうだ、そうだ、がんばれ~!と年賀状に向かって声援を送ってしまう。

最近の、パリに住む友人らとの会話も、
「迷いはある、沢山ある。四十にして不惑なんてウソ。迷ってばっかり。でもそれで立ち止まっているわけには行かないから、今の私にできることからやっていくの」
「ポジティブ・ポジティブってバカみたいだけど、でもブルーになってても始まらないから、ウン(運)気も(この方は、先日犬の○×○を踏んでしまったらしい)自分の捉え方次第でネガティブからポジティブにできるってもの、ハッハッハ!」
「クールにシニカルに構えていても、何にも始まらない。斜に構えずに、謙虚に、正面から行くわ」
「リスク、ネガティブ要素はわかっている、でも、それでもやってみたいの、だから、『えぃやー』ってやってます」
「私はまだ勇気が出ないの」「まだ対象が見つからなくって」という人達も、「でも、こういうのは形からって思って、名刺だけ作ってみた」「そうそう、その調子!私も作ってみる!見せて見せて~」キャッキャと、女3人集まれば姦しいというのは何歳になっても変わらないようで。

こんなおしゃべり、する人も聞く人も、「うんうん、そうそう」と真摯なまなざし。
とにかく、皆さん賢いんです。そして辛抱強い。で、現実的なのに、夢は捨てない。いつか、自分のやりがいある仕事に出会う、手に入れられるはず、と前進し続ける。回り道でもいい、という覚悟もできている。
今日泣いたとしても、それは明日を笑顔で迎えるため、って感じなんですよ。

フランスも不況だし、日本は相変わらず閉塞的だし、アラサー、アラフォー、アラフィー+の女性を有効活用してくれる企業・ポストって少ないと思う。で、男性より女性のほうが起業体質のような気がする。よって、今後は女性の起業家が増えるんじゃないか、というのが私の読みです。
そんな中、こんな人のニュースを読みました。中国に、東洋医学を学びに留学したTokyoPandaさん、中国のネット・ショッピングで買った安い服を「東京コーディネート」してブログに載せたら、大反響で、今や中国女子の憧れらしいですよ。ビジネスもやってるのかな。

がんばれ女の子!(もちろん、男の子もね)

3 comments:

  1. 先日永年の知人の美由紀さんがなくなった。昔から拒食症だった。ついに力尽きたそう。美由紀さんは、ネガティブ、恨み、悲しみ、憤りを糧に私の知る限り15年を過ごしてきた気がする。能天気がトレードマークの私の正反対を行く女性で、お弁当の買出しをしても、ご飯に誘っても、9・11の時に我が家で過ごすことを勧めても、何もかも拒絶された。これは彼女の天性なのか、環境のなせる業なのか、わからない。せっかくこの世に生まれてきたのにもったいないと思うのは間違いなのかもしれない。肉体的な病で絶えるのも精神的な煩いで絶えるのも同じことかもしれない。美由紀さんは、昇天して幸せを見つけられたのだろうと思う。

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  2. そうでしたか。NY時代の友人だよね?昨年、拒食症の人の精神世界を書いたフィクションを読んだけど、葛藤、葛藤、の日々で毎日が戦いみたいでしたよ。外部の、能天気組からみれば、流せることでも流せないの。

    みゆきさん、永眠に就かれて心の平安を得られたことを祈るばかりです。

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  3. 生き物としてこの世にいる以上生きようとすることが良いのだと思います。環境も運も全てそれぞれの人によって違いますが、やはりそれらを拒絶ではなく受け止めて行くのが自然の在り方のように思います。能天気というのは、素晴らしい才能なのだと心から思います。

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