Saturday, January 29, 2011

音楽

フュージョン界の大御所ギタリスト、アール・クルーが来日している。ギターが大好きな友人に誘われて、ブルーノート東京に聞きに行った。私自身は外国のミュージシャンとか音楽に詳しいわけではないのだが、生の演奏を聴くのは大好きだ。私は、練習もしないくせに音楽や楽器に近い生活がしたいのだ。思い起こせは、小さい頃から、ピアノ、歌、ソルフェージ、ドラム、ブラスバンドでのホルンと才能もないし努力もしないのに、いつも必要であれば楽器に触れることができる生活をしていて、ここ10年程はクラシックギターを習っている。かつて仕事に忙殺されていた20代後半から30代前半は楽器から離れていたのだが、その頃は音楽に関わる時間も取れない程身体も心も仕事に奪われ、仕事以外の活動に時間を捻出できない自分の要領の悪さ、意思の弱さを不満とし、早く音楽を生活に取り戻さなければと焦っていた。だから30代後半になってクラシックギターを始めた時、ようやく自分の生活を意志的にコントロールし、人並みの生活を取り戻した感じがして嬉しかった。だから私にとって音楽をやることの意味は技術の上達ではないのだ。今の私には音楽を習い、発表会の練習をしたり、夜遅くから音楽を聴きに行こうと誘ってくれる友達がいる。だから音楽を手放さないようにしようと思う。それにしても、日本には結構外タレが出稼ぎにくる。きっと日本はいい稼ぎ場なんだろうなぁ。

3 comments:

  1. 私もライブ大好きです。ロックでもクラシックでもジャズでも、生で聴くと振動まで伝わるので、身体に浸透するんですよね。確かに、今はCDが売れない時代だから、コンサートが一番儲かるって聞きました。

    私はそらさんより、更に縁遠くも音楽と近づきたいと思っているので、お気持ちわかります。ホルンを吹いていたのですね?フレンチ・ホルンというやつですか?きれいな楽器ですよね。うちの夫がやってます。一番難しい楽器といわれているんだ、と言い訳しながら吹いています。

    バンド、いつかライブされるのなら聞きに行きたいです!

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  2. 私もTiger Momのステレオタイプにならいピアノとバイオリンをやってみたけど絶望的で断念した。最近の音楽は鼻歌だけどこれも我が家で禁止になった。気づかずに脈略のないメロディーを口ずさんでいるようで、考え事をしている夫は考えがとまるらしい。とても怪しいのは、鼻歌なんて自分でも気がつかないくらい小声なのに気になるという夫は、普通の声で話すと、聞こえないという。これはわざとではないかと思う。

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  3. はい、フレンチホルンという楽器です。金管楽器の中では柔らかい音がでます。マウスピースが小さいので音のコントロールが難かしいと言われていますが、目立つことが少ないので、ホルンを吹く人は、みんな聞かれてもいないのに、一番難かしいという形容詞をつけるのですが、これは日本もフランスも同じですね。。
    ところで、鼻歌を歌う人をあまり見たことがありません。自分もあまり歌った記憶がありません。Jubiさんの面白い癖の一つかもしれませんね。

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