Thursday, January 6, 2011

我が家の夜ご飯改革

わが夫、近年体調不良なのです。
彼是5年前から、夜間むかむかする、眠れない、首が回らない、と次から次へと出てきます。
病院にて検査すると、「40歳でこんな人、滅多にいない、普通は年配層に出る症状」といわれる病状(これは首が回らないことについて)などで、生死の問題ではないけれど、原因がはっきりしていなかったり、特効薬がない症状ばかりです。

特に気になるのは、夜間むかむかする、ってやつ。逆流性胃食道炎というらしいのですが、胃と食道の間にある弁のようなものが磨耗しているか、開いているとかで、夜横たわって寝ると胃酸が逆流しちゃう。英語・フランス語ではRefluxとか言われるようです。
これに関しては定期的に胃カメラを飲んで粘膜チェックもして、今のところ、大事には至っていないようですが、気をつけていないと、癌・潰瘍などを引き起こしやすいらしい。

そこでこのたび一念発起して、食生活改善をすることにしたのです。
もともと暴飲暴食する人ではないのですが、こうなったらとことんいきましょう、ということで、夜は基本流動食、アルコールはビール・ウィスキー禁止(炭酸は良くないらしいし、ハードリカーもね)。白身魚のおじややポタージュ、これとパン、グリーンサラダ、お供には赤ワインちょっと、こんな献立です。
ちなみに、胃酸過多には、乳製品、糖分、揚げ物など重い食べ物は良くないらしいです。野菜も繊維質の多いのは良くない。消化に良いものを食べ、食後一時間は横にならない。
確かに、夫のムカムカ、夜チーズを食べないようになってから、少しマシになりました。食べ物と人の身体って本当に蜜なんですね。

さて、この老人食、一緒にお相伴してみると、意外と美味しい。
私の場合はアペリティフというか、食事の準備しながら既に飲んでいるので、テーブルに就く頃は既に胃が水分欠如状態になっている。そこに、この暖かいスープを飲むと、やさしい味わいが染み入る染み入る!それに、ちゃんと満腹になるのに食後にゲプッとしないし、本当、快適。
夫も、夜に胃のむかむかで起されることがなく、順調そうです。

年寄り臭い話ですみませんでした。でも、歳とったんですね、私。
甘そうな巨大なケーキとか、フルコースのフランス料理なんて聞くと、「食べたい!」ではなく、「食べられない、招かれたらどうしよう。」ってなっちゃうのです。和食なら幾らでもいけるんですけどね。

ではまた行きま~す!

3 comments:

  1. 毎日の食事は本当に大切ですよね。私も冬になると、生姜を切って天日で2-3日乾燥させ、細かく潰し、それにゆずやレモンの果汁、蜂蜜大さじ一杯を加え、最後に熱湯を入れた生姜ドリンクを飲みます。生姜は生で食べるのに比べ乾燥させると、ショウガオールという酵素が10倍に増えるそうです。これが体温をあげ、免疫力が上がるのだそうです。生姜ドリンクはお手製漢方薬といったところです。決しておいしくないですが、毎日効能を信じて飲んでいると不思議と体調もよくなってきます。数年前に中国に行った時北京市内の大きな比較的高めのレストランに行ったら、「無毒野菜」という名前で野菜の蒸し料理を出していました。じゃ、他の野菜はどうなのよ!って感じですが、凄く普通に受け入れられている感じでした。こわい。こわい。

    ReplyDelete
  2. ストレスで首が回らないことは良くあります。胃が痛いのもストレス。お気の毒。

    ReplyDelete
  3. そう、ストレスもあるけれど、最たる敵は遺伝だと思う。夫のおじいちゃん、今思い返せばやはりスープ夜ご飯で、胃が悪かったらしい。

    しょうがジュース、美味しそうですが、おいしくないのですね?でも冷え性だからやってみようと思います。
    どうやると有毒野菜になるのだろう。カタールにいるときは選択がなくって中国製野菜を結構食べました。

    ReplyDelete