Saturday, December 25, 2010

メリークリスマス! Joyeux Noel!




今年のクリスマスはサルト州にある、義理の両親の田舎のシャトーに来ています。

昨夜は、聖夜のミサから帰ってきて、義母お手製のフォアグラとボンゾーというソーテルヌみたいに甘いワインで食べました。
今日25日のメニューは、フォアグラと、義父が狩人さんからもらってきたキジと、庭師が摘んできてくれた、マーシュ(羊草?)のサラダという、田舎ならではの野趣に富むもの。わが結婚式の時のシャンパーニュが残っていたようで、それを開けて飲み干しました。
このランチョン、子供達も同席させてもらいましたが、こちらのしつけとしては、子供は食事中、会話してはいけないのです。チビザルは何か言うたびに、周りから「シッ」といわれ、戸惑っていたのがちょっと可哀相と思う母猿。まぁ、これもお勉強だし、がんばってね~。

さて、メールをチェックしたり、他の方のブログを観ていると、タイ風そばとか、和食とか、美味しそうなこと!今夜はまたフォアグラか、明日はまたロティ(ロースト)か、と思うと「パリに帰ったら、先日友人からもらった秋田ラーメンとやらをゆでて熱々を食べよう」と心に決めちゃいます。

写真は、ラーメン、といいたいところですが、今朝のシャトーの風景です。

皆さん、よいクリスマスを、そして、Happy Holidays!良い年越しを!

3 comments:

  1. 素敵な写真だけど、不思議なのは、なぜテーブルクロスの上にテーブルマットを重ねるのかということである。テーブルクロスを洗わなくてすむから?

    ReplyDelete
  2. 狩人さんからもらったキジというのは驚きです。普通の人が野生のキジを料理して食べるなんて凄いですね。フランス料理ではキジとかうさぎとかを料理するようですが、どんな味がするのですか?ところで田舎のシャトーというのは、お風呂とか、トイレとか、暖房とかはどんな風になっているのですか?古い建物で幽霊が出たりとかってことはありませんか?

    ReplyDelete
  3. 今回のマットは義母なりに、クリスマスを意識して引いたのだと思う。でも、義母のところ、何かとランチョンマット+テーブルクロスっていうの、やってますね~。ご主人がぼろぼろこぼすのが腹立たしいらしいです、彼女。

    キジは、ドライな地鶏って感じです。殆ど脂肪分がないので、多分、丸ごとより、切り分けて、バターや鴨の油を使って焼いた方が美味しいんだと思う。そして、今回はクリスマスということもあって、シャンパンで食べましたが、あれはやっぱり上等な赤のブルゴーニュワインで食するのが正しいように思われます。

    田舎のシャトーは、大きなシャトーだと、普段使う部分だけ、小さいシャトーであれば、普通の家同様全体に、近代化した暖房その他を完備し、それプラス薪をくべる暖炉を使っていることが多いようです。でも、都会のセントラルヒーティングに慣れている身としてはちょっと寒いのでセーターを着込む感じです。

    幽霊、ありえると思います。義理の両親のは小さめなシャトーだし、私は霊感、六感度ゼロの人間だから不思議な体験していませんが、一度おじゃました、多分フランスで常時人が居住しているシャトーとしては一番大きいといわれているChateau du Ludeというところは、あまりに壮大で、何が出てもおかしくない雰囲気でした。あそこを舞台に、色々な骨肉の争いや、暗い歴史が幾度となくあったでしょうから。

    でも西洋のお化け、とくにシャトー付きのは、陰陽師とかにでてくるのより楽しげではありませんか?
    ・・・と思う私は漫画キッドボックス世代なのかもしれません。

    ReplyDelete