Friday, October 23, 2009

MBA

昨日は、我が母校、INSEADの同窓会に出席した。年に一回、フランス支部の活動内容等を報告して、其の後のカクテル・タイムには、老若男女ネットワーキングしましょう、という趣旨のもの、と少なくとも私と夫は理解していた。

なのに、報告部分が長いこと!「もう、カクテルあきらめて、御飯食べて帰ろうか」とロビーに出ると、シャンパン、カナッペがずらり並んでいる。私達同様に、報告会うんざりでロビーに出た人達と顔を見合わせる。互いに思っていることは同じ。「腹減った!シャンパン旨そう!」
では、と皆、そろりそろりと勧められていないシャンパンに手を伸ばし、勝手にパーティの蓋を開ける。「長すぎるよね」「喉も渇くさ」と自分達の正当性を主張し、カクテルタイム、スタート!私が話した相手は、近年の卒業生で、「不況の折、思うような職に就けなかった、折角、向上心持ってMBAを取ったのに、日々の雑用に追われて動けない」と、よく聞く話。私もそうだし、そもそも、ドリーム・ジョブを手に入れた人にあったことがない。

シャンパンを二杯飲んで、メトロに乗る。夫とMBAって何だったんだろう、と話す。夫は、「クラブ・メッド?(彼の計算では、似たようなコストだったらしい)」・・・私の場合は、もっと勉強したくって、其の先にはもっと良い生活が待っていると信じて頑張った一年だった。最高に楽しかった。夫もうなづく。
そんなことを気持ちを思い出して、あらためて、ドリーム・ジョブ、あきらめずに頑張ろう、と思った夕べであった。

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