Monday, February 2, 2009

サラーム!カタール便り、イスラム教的生活

カタールは西洋対応が進んでいるドバイなどと違って、結構イスラム教の戒律を守る国です。イスラム教でない外国女性にまで黒装束(アバヤと呼びます)を強制し女性は車を運転することができないサウジほどは厳しく無いけれど、それでも多くのアラブ女性はアバヤ姿で顔、手すら見せず、夏はとても暑そうです。お酒は基本的にダメで、一部レストランと、外国人のみは自宅で飲むことは許可されています。しかし買うのも面倒くさい。まず会社から手配してもらってお酒を買える免許を入手し、国唯一の国営酒屋まで買い出しにいきます。そしてとても値段が高い!その他、毎日日の出から5回、お祈りの街頭放送があって朝は煩いし、豚肉は存在しません!

ところで昨年だったと思いますが、同じイスラム教国、スーダンでとある悪気のない、太ったイギリス人の女教師が、学校でクラスのアイドルのテディベアを「偉大なる預言者」マホメッドと名付けたため、それは侮辱だ!投獄されそうになった話は世界的に報道されたのでしょうか。マホメッドなんて、10人いれば8人はマホメッドという位、良くある名前なのに。さて、私はドーハ(カタールの首都)で英国幼稚園でにわか先生をしています。子供達は何かというとシールや「よく出来ました」スタンプを要求してきて、公文式の普及も困ったものだと思っていたりします。そんな先日、なにかの練習プリントを終えた折、アシスタントのインド人の女性に、「子供達にシール、あげていいよ」というと、「シールは面倒だから(指先が不器用な人です)代わりに星印を書く」とのこと。が、後ほどふとその星印をみるとそれはイスラエルの星!大急ぎでアシスタントにその旨を告げ、「きゃー、知らなかった!!こんなことで投獄されたくない」と、彼女と二人大慌てで星の上からシールを貼りました。

そんな感じですかね。私とイスラム教の接点は。ではまた行きます。

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