Friday, February 19, 2010

カミング・アウト

最近、日本語のブログとか、インタビュー物を読み機会が多く、新しい外来語を色々ピックアップしている。
その中で、日本人、結構面白い言葉遣うなぁと思ったのが、「カミング・アウト」
Wikipediaによると・・・
カミングアウト
Coming out)とは、これまで公にしていなかった自らの出生(部落在日)や病状(特にHIV感染症)、性的指向レズビアンゲイであること)等を表明すること。カムアウトCome out)とも言う。逆に、他人の秘密を暴露することをアウティングOuting)という。もともとは「(引きこもっている)クローゼットの中から出る(カミング・アウトする)」という意味のアメリカの隠語から来ている。

とあるが、今や、もっと軽く使われているようで、「自分でも今までは気づかなかったけど」的な告白と解釈している。

さて、小生のカミング・アウト。昨日乳母車を押しながらスーパーで買い物に奮闘しているときに来た。ふと、「子猿がお腹に居た時から、現在に居るまでの約五年間は今までの人生の中で一番幸せな期間だ」と、気づいたのだ。母として、とか、そういうことは置いておいて、である。

何しろ私は一人の時間が苦手でしょうがないタイプ。鍵っ子で、一人暮らしも長かったせいか、そして、一人で海外をフラフラしたせいか、とにかく一人が寂しいのだ。友達や同僚には一人で上手に毎日を楽しんでいる人が多く、もう本当に尊敬する。もちろん、彼女らもそれなりの寂寥感はあると思うが、それに打ち勝つパワーと、音楽、スポーツや仕事等、何かにパッション、好奇心を持っていて、自由さを思う存分エンジョイしている。私も一人の時、色んな経験をする縁に恵まれたが、それでも常に寂しいという思いの方が強かったように思う。

そして、自分でも手に負えないと思うのは、一人も苦手だが、大勢の中に長く居ることもできないところだ。パーティーや、仲間と一緒だと益々元気が出る人、いるでしょ。私はあれでもない。疲れてしまう。我がままな寂しがり屋なのだ。

そんな中、子猿達といつも一緒の今日この頃は寂しくなくって、でもこうして小説やブログを書いたりする時間もあって、もう本当に、神様、有難うございます!
Jubilancerさんの言うように、まもなくすると巣立たれてしまって、Empty Nesterになるのだろうが、このひと時を忘れないようにしよう、と思う母猿なのである。

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