Thursday, October 6, 2011

神無月

昨日、子猿達が日本語補習校でカレンダーを作ってきました。毎月第一回目の授業でその月のカレンダーを作るんです。

もう、10月なんですね。
お 盆と関連して神無月と命名された10月だったかと思いますが、私としては、God is loveなのに、心が寂しい、時の流れの早さに、その残酷さに胸を刺される、Where are you, my Lord? って感傷的になるのが得てして10月辺りだから神無月なんだなって解釈しています。

だって、あと2回暦をめくったら年末なんて、心臓がドキッとするほどショッキングな発見ではないですか。この前新年だったはずなのに。 

時が過ぎることが、とても悲しいと感じるのは、先週はまっていたSix Feet UnderというHBOのTVシリーズのせいかもしれません。ロスの葬儀屋を舞台にしたコメディーなんだから悲しくならなくたって良いのですが、ま、10月なのがいけないんだと思います。
毎エピソード、冒頭に死があって、その方の葬式をめぐってのコメディ・ドラマが繰り広げられる。面白くて止まらない→でも、そのうちに、「あぁ、人は必ず死ぬんだなぁ」と言う、普段なるべく意識しないようにしている事実が脳裏に刻み込まれる。
ドラマのメッセージとしては、死ぬからこそ、今を精一杯生きろ、ということなのでしょうが、気づくと、やるせない、無常な気持がじわじわと心に広がリ……。
なので、このドラマ、しばし観ないことにします。(単純な解決法)

作者不明なのですが、しばしお貸し下さい。あまりにも悲しい気持が伝わってくる作品なので。
そんな今日、世界で多くの人が悲しい気持でいることでしょう。
「Stay hungry, stay foolish、人生に対して、貪欲でいろ、夢をみることを忘れるな」
スティーブ・ジョブスのスタンフォードでのスピーチを覚えている方も多いのでは。
彼はどのような気持で永眠に就いたのだろう。
Requiescat in Pace・・・

あぁ、人は最期の瞬間に何を思うのだろう。

旅立ちは、送る方、送られる方、ともに辛いですね。

Stay hungry、Stay foolish、

忘れないようにしたいものです。

3 comments:

  1. 私も人生の最期をよく考えます。その時に、あ~、悔いのない人生だった、と思えるようにしたいと思います。だから、貪欲になんでもやってみるのがいいんじゃないかな?自分にとって、意味のない無駄をしないのも大切なことで、最近は意味ある無駄しかしないようになりました。

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  2. どうせ死んじゃうんだから、やりたいことを、という気持ちがある一方で、自分の死って、なんだか捉えようがなくてよくわかりません。私は自分の死と同様に、というかそれ以上に他人の死が怖いです。

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  3. 私の場合、何が恐ろしく、悲しく思えるかと言うと、皆とお別れすることです。そういうことから、Soraさんの言うように、人の死もすごく恐ろしくて悲しい。

    悔いのないよう、やってみる価値あると思われることはやってみようと思います。こういうことを真剣に思えるのが、亀の甲より年の功ってやつなのでしょうね。

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