Tuesday, October 4, 2011

フランスの教育、変です

13歳になる姪っ子を預かって1ヶ月経ちました。フランスでいう、コレージュ4年生、日本では中二くらいでしょうか。

公立の中学(コレージュ)はRectoratという機関が統括しているけれど、こことのやり取り、大変でした。とにかく、コミュニケーション取れ ないのです。「電話しても録音だけだった」と文句を言うと、「そうそう、あの電話はいつも鳴っているから誰も取らないのよ、ほっほっほ」とかいう始末。

そして、公立では教科書は全部支給されるべきなのに、1ヶ月経った今も半分くらい未受理。「数が足りなくって追加オーダーしているのよ」。だか らってコピーをとってあげるわけでなし、姪は友達のを見せてもらって、授業受けながら、必要なことを書き写しているらしい。それも勉強になるかもしれない けどさ。

で、時間割。日によってマチマチで、ある日は半日だったり、別の日は8時から17時まで。こんなに長い一日、勉強の効率悪そう。もっと、頭の構造を考えた時間割りにしてあげたらいいのに。

続いては給食。1時間近く並んで、そのために午後イチの授業は遅刻するけど、それは了承してくれるんですって。それなら遅刻しないように、給食を高等部と中等部、時間分けするなり、考えれば良いのにね。

で、不味いものを出すそうです。よくわからないんだけど、メニューも、ポテトとラザニアと、とか、ご飯とクレープとかで、何だか偏っているんですけど。一回3,4ユーロくらいで、レストランに比べれば安いけれど、栄養価考えて欲しい。

何故、文句を書こうと思ったかと言うと、姪っ子がまたフラーっと帰ってきたのです。体育の先生が来なかった、15分待った挙句に、帰っていいことになった。どうやら、演劇のクラスの付き添いで外出しているらしい、だって。
あれ、先週もそうじゃなかった?
やたらに、休講が多いのです。帰っていいこともあるし、自習してなくてはいけないときもあるらしい。

でも、先生がこんなにいい加減に働いたり、働かないことになったり、ストがあったり、ストでも出てきたり、ってやっているのを観て育つ子達は、勤労ということをどう思うのでしょうか。

働くっていうのは、適当でいいんだよ。今日はストだしぃ、っていう態度になりませんかねぇ。実際そんな感じの社会ですよ、フランスって。

変なの変なの!どう思われますか?

2 comments:

  1. フランスというのは随分自由ですね。よく皆文句言わないで、やらせていますね。どうしてそんなに寛容なのですか?自分も好きにやるから他人にも口出ししないという感じでしょうか。日本は逆に過干渉ですから、こんなことしたら間違いなく多方面からお叱りを受けるに違いありません。どっちがいいのか・・・

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  2. そういわれると、確かに、保護者としてブツブツ言っているけど、文句言いに行く気になりません。私としては、「どうせフランスの公務員、何を言っても改善なんてしないでしょうし。」っていうことから動くきにならないのです。

    過干渉でモンスター・ペアレントが問題になる日本は確かにやりすぎかもしれないけど、それは、上辺だけでも、打てば響く日本はフランスより少しましな気がします。

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