Sunday, August 22, 2010

民族大移動

ニースからサンフランシスコへの民族大移動を果たし、小さめの家に荷物の25%位を詰め込み、高校生の子供たちは学校も始まった。一週間でここまでこぎつけたのも引っ越し慣れした一家だからこそ。でも、背中と腰が痛い。飛行機の乗り継ぎで行方不明になったスーツケースも届き、今日はプールに行って錆付いた体を元の状態に戻す努力までしてみた。かなり苦しい。

フランスに2ヶ月ほどいた後で戻るカリフォルニアのカルチャーショックは面白かった。息子は、なぜこんなに車がいっぱい走っているんだ?なぜこんなに人がいるのかと車窓から外を眺め、しまいには「とんだ田舎者発言だな。」と反省する。私も、鼻をくんくんさせない嫌味のない洗いざらしの真っ白なTシャツのようなカリフォルニア人の大らかさに改めて感動したりする。そして今日は日曜日。トゥール・ド・フランスのような格好で自転車をこぐ人々、スポーツ・ブラにショーツで走る女性を横目にゴールデン・ゲート・ブリッジを渡る。セールボートやヨットが港に点々とみえる。車もフランスに比べて格段に大きい。同じ西洋でもこれほど違う雰囲気の国を行き来すると、面白い。

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