Monday, January 23, 2012

世界市民

昨日は、友人の誕生日ランチに招かれて行ってきた。面白いことに4夫婦みな国際結婚で、配偶者の国籍をとる苦労話に花が咲いた咲いた。恒例のお笑いは私。ニューヨークにいる頃、ほんじゃフランス国籍とるか、フランス人4人産んだことだしと思い立った。半年Alliance Francaiseのフランス語初級コース10回コースの半分通った。フランスの要件はフランスに融和(ということすら矛盾なのだが)できるかということで、ニコニコしながら領事館の担当面接官と談笑。そして、Madameといわれ「ぺらぺらぺらぺらCarte..」ときかれたので、あ~とうとう合格してあとは費用を払うのみ!とVisaカードを出したところへ、夫がやってきた。「。。。!なにをしているんだ?」と、聴くので、「カード欲しいらしい」と答えたが、欲しいのはCarte d'identite
(身分証明)だったらしく、笑ってごまかし、めでたくフランス人。

イギリス人と結婚したロシア人は、仕事の都合上、旅すること頻繁。なかなか帰化できないので様子を聞きに行くと当人も移民のインド系担当官に「国籍をとりたいのなら、今のHanky Panky出張やめなきゃ」といわれ、切れて怒鳴りまくって、「本当の」イギリス人と直談判したという話。

アメリカ人と結婚したイギリス人は米国入国にてこずり、わが子3人のAu Pairとして入国まで考えたという。

そして、フランス人と結婚したアメリカ人は義理の息子(フランス人)が米国の移民局に足止めを喰らい、奨学金をもらった修士課程につくことができず、一年間アルバイトを強いられたという。

4家族のうち3家族は子供と親の姓がことなり、国境でいつも問題になるという。昔、子供が幼かったころは、出生証明やら、配偶者の承認やら色々持って旅にでていたのを思い出した。世界市民といいながら、やはり国境は厳しいのである。

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