Sunday, December 4, 2011

オープンなこと

アメリカの良いところはオープンなことだと、昨日は実感した。ビジネス・スクールにはメンター制度というものがあり、今年は私もメンターとして立候補してみた。ブランチで学生400人、メンターのボランティアが400人集まった。なぜか私にあてがわれたメンティーは、教育関係の非営利を目指す青年。私のような営利追求型になぜ?と思いながら話をする。先日の入学候補生もパキスタンの教育を改善する組織に所属する若者で、ビジネス・スクールというところは自分以上に、私のことを見透かしているのかな、などと考える。アメリカの良いところはオープンなことというテーマにもどると、実はベイエリア特有のことかもしれない。素直な質問を素直に聞ける雰囲気があるように思う。お互いにコアになる部分まで踏み込んだ話しができる。私のメンティーは恵まれない子供のために教育を普及したいという。彼自身はLearning Disabilityを持ちながらも両親が裕福だったためにこれを克服する援助をしてもらったけど、世の中にはこういう恩恵に預かれない人がたくさんいる不公平を良くないと思う。私も同感だ。娘も同感だ。だけれど、あんたまだ若いからそういうけど、ビジネス・スクール出て10年もすれば、クラスメートには億万長者になっている人もいるはず。その時に、非営利に携わる君に起こるかもしれないねたみの感情とか、愛する者に与えられない葛藤とか考えなきゃね、と話し合う。これはオープンだと思う。

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