Friday, May 20, 2011

出会い週間②

今週の出会い週間の続き。
おっ、いきなりカタール時代の写真が混ざったのか。


それとも、モロッコに小旅行?

いやいや、これはパリ5区にある、モスクなんです。もう素晴らしいったら。
まず、レストラン
クスクスが美味しかった!
そしてハマムと呼ばれるサウナ
でもあかすりは痛いらしい。

もう、ここに来れるなら、海外旅行しなくっても好いか、って思わされるほどの異国情緒。
こちらは、モスクも見学させてもらえました。思えば、カタールでもオマーンでも異教徒ということで、モスクの中を見たことなど殆どありませんでした。モスクは小中学生が社会科見学で訪れています。これはドンピシャリの意義高いお勉強ではありませんか。
「どうぞ君達の時代には、戦争やいさかいなどしないでね」と心の中で祈ります。

外のテラスでは、ミント・ティーや水タバコもいただけるようです。
いやいや、こんな場所があるなんて、パリは奥が深い。




そして、昨日は、ビジネススクール時代の友、パウラとプティ・パレでランチ。パリのベーグル・サンド、初めてだけど、美味しいです。

パウラは、絵に描いた陽気でガッツのあるブラジル人、リオから来ました。
もう、楽しい楽しい、しゃべるしゃべる。気づくと、もう子猿達のお迎えの時間になっちゃって、折角のプティパレなのに、絵一枚観る時間なく帰ってきましたよ。
それにしても、なんだろ、パウラの善意には、生涯裏切られることはないだろう、という確信があります。とにかく圧倒されるほどに善人なのです。信頼しきれる友がいるって恵まれたこと+


別れの時には、涙を流し、「Saudade(サウダ-ジ)」とつぶやきながら熱き抱擁。
「Saudageは、ポルトガル語以外の言語にはない言葉で、ノスタルジーよりももっと切なく、やるせない、憧憬、懐かしい気持ちを表す言葉なの。ミキと会う度に出会った頃からの二人の友情の軌跡がワーッときちゃうのよ」と説明しながらまたポロポロ。

明後日また会うんだけど、パウラったら大げさ。
・・・と、思いつつ、帰りのバスに揺られ、5分も経つとパウラが隣に居ないのがさびしくなり。

出会いがあれば別れがある。
Saudage・・・、つぶやくと胸が苦しくなる言葉だわ。

Alors、今夜はGirls night out、明日はビジネススクール10周年同窓会、出会いはまだまだ続く。
感動の量と人生の重みは正比例ですからね、別れを恐れず出会いまくろうと思います。

皆様良い週末を!

5 comments:

  1. 海外での出会い週間は、国籍もさまざまでなんだか、テレビの番組みたいですね。でも本当に「サウダージ」といって抱き合って別れを惜しんだのですか???日本だと、こっぱずかしいことが、海外だと、素敵!になるのはどうしてなんでしょう。。先週の私は、出会いの中でも、悪い出会いの尻拭いをしていました。でも良く考えてみると悪い出会いでも、何らかのことを学んだりして、会ったことが100%悪いとも言えません。いいことも悪いことも出会った人からもたらされるのが人間社会の面白く謎の多いところですね。。。サウダージ。。。

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  2. いや、こんなにコッパズカシイことできるのは、外国人でもパウラ位だと思います。でもサウダージという言葉、サザンの歌で知ってたけど、意味は知らなくて、こうしてつぶやくと、ノスタルジーの深いのには確かにサウダージって言葉がぴったりだと思いませんか。ポルトガルの言葉が語源の日本語っていくつかあるようですが、ポ語は日本人の肌に合う言語のような気がします。

    尻拭いお疲れ様でした。人生何事も勉強・・・、そう思えないときは酔っ払ってごまかしています。

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  3. 確かにちょっと、小っ恥ずかしいかもしれませんが、信頼し切れる友と心が通じ合っていることを実感できれば最高ですね(^-^)/羨ましいです。まさに、人生の目標でもあり、生きて行くための原動力みたいなもんですからね。それにしても、人は生涯でそんな心が通じ合える友や恋人に何人逢えるのでしょうか?そして、心の底から『サウダージ』と言える人と…。それから、Lazyさん、『トリックスターから、空へ』読み始めましたよ。太田光って本当に鋭いですよね。読み進めて行くほどに、自分の頭で考えて理解することの大切さを改めて感じさせられます。

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  4. Atlasさんもトリックスターを気に入っていただいてうれしいです。マボロシは、まだ入手できていないのですが、影絵作家と一緒に絵本にする、というニュースの中に、短編小説の説明があって、いじめにあっている高校生のプライドを書いた話などがあるようですね。めちゃくちゃ読みたいです。そして、この話などは、桑田さんの「飛べないモスキート」からインスピレーションを貰って書いたのではないか、などと推測しています。
    おっしゃるとおり、太田光の書いていることは、多分多くの常識ある日本人がうっすらと思っていたことをきれいな文章で明確に記しているから、ドキッとして、共感するのだと思います。うっすらではなく、しっかりと考える癖を身に付けたいです。

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  5. パウラさんはとても優しい感じですね!一度Lazyさんの結婚式でお会いしましたが、その時もとても優しいと感じたのを覚えています。

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