Sunday, May 15, 2011

大学生

最近不思議なことに忙しくなった。ひょんなことから、スタートアップの会社の雇われパートのCFO(財務部長)をすることになったのだが、不思議なことに一社引き受けると芋づる式に何社からかお声がかかり、お断りするのがもったいなくて、全部お引き受けしている。まるで、国語、社会、算数、理科と言う感じで頭の切り替えが大変である。そんなわけで、今週末はエクセルを前に20時間ほどすごした。今日も気がつけば5時というのに、シャワーも浴びず、ヨガにも水泳にも行かず。。。これじゃあ、いけないと遅ればせながらシャワーを浴び、夫と高校2年生の息子と一緒にサンフランシスコにいってみた。夕方の7時半から9時半まで、スタンフォード、ハーバード、デューク、その他2校の説明会なのだが、最前列に座ってみた。特に熱心なわけではなく、早くついたからなのだが、超満員の会場のプレッシャーを感じないには結構得策だった。うちの次男は、優等生なのだが、小心者なので、後ろをチラッとみて、「うわ~、すごい競争だ」という。こんなのは、日本の受検を経験してきた私には全然たいしたことないのだが、田舎育ちの息子は人波にびっくりのようである。話を聴きながら、いいなあ!これから大学に進み、好きなことを何でも探求できるのは、と思った。大昔大学受験をした時はそんなことを思う余裕はまったくなかったけど、本当に大海が目の前に広がっていたことに気がつかなかった。

そして、家に帰り、三人で簡単なご飯をすませ、「もう一回大学に行けたら何を専攻する?」と夫に問いかける。「そうだな、応用科学系のバイオ医療とか面白いかな。」という。確かにふむふむ、面白いけど一体どこから手を付けたらよいものかと答えると、「じゃ、君は?」ときかれる。「う~ん。」と考えてから、「園芸とか。。。」と答えてみる。そんなものでは大学に行かないらしい。でも、庭の花の名前を全部言えたら結構すばらしい気がする。夫は、弾みがついたようで、海洋学とかもダイビングできて面白そうだと言う。とっさに寒そうと考えていると、次男もLandloverを自称し、それは嫌だと意見を表明するので、母もまったく持って同感である!と、強く合意してみたりする。

医学部で勉学に励む長男は先月誕生日を迎えたが、プレゼントに昔理科室に会ったような骸骨を珍しくねだられ贈ってみた。将来をになう大学生は本人は大変だろうけど、いったんそこを通り抜けてきた者からみると、本当に楽しそうである。

2 comments:

  1. 骸骨がプレゼントだったんだ・・・。夢があるんだかないんだか、だね。是非彼には、英TVシリーズの「Silent Witness」を観てもらいたいです。解剖医のドラマ。

    ほんとほんと、未来は貴方のもの!っていうの、すごいよね。いいなぁ、と思うと同時に、臆病者の私は大海に浮かんでいる状態、恐くないかな、ちょっとかわいそうだな、とも思う。

    私はやり直すのなら、心理学を専攻して、Criminal Profilerになりたいです。結構適職な予感。

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  2. 骸骨のプレゼントは初めて聞きました。今、日本も解剖医の本が売れていますよ。なぜかシンクロ。
    このブログを読み始めて数ヶ月の間にjubiさんの世界がどんどん変化して広がっているのを見させていただいています。多岐に渡ってビジネスされているのは、行動力+何を専攻されていたのでしょうか?気になります。
    大学行けたら何をしたいか?の質問わくわくしますね。私は宇宙人とのコンタクトの仕方を研究したいですね。そんな分野作っていけたらいいです。

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