Sunday, May 8, 2011

コンピューターのない生活と母の日

ここしばらく音信普通で申し訳ない限りである。皆さんのすばらしい寄稿をいまさらながら読んでいるのも、ラップトップがぶっ壊れたからであり、しかも、ひどい修理屋に出したもんだから一週間で戻るはずが一ヶ月もかかったからである。
修理屋との交渉で思ったことは、日本のサービスの質の良さと、アメリカの自助努力の必要性の大変さである。何事も交渉しないと泣き寝入りになってしまうこの国は、強い者のための社会である。やっと取り戻したPCは充電しないという問題があり、これも苦情の電話でとうとうとひどいサービスの物語を30分かけて説明する。ちゃんとノートとってね、また説明するの嫌だからと、言わなければいけない状況、しかもこんなにはっきりリクエストしているにもかかわらず、きっと明日マネージャーに話す時には一から説明しなおさなきゃいけないんだろうなあという確信が、アメリカである。何事も自分でやらないと始まらない生活は結構めんどくさい。

ところで、先週はワシントンDCとニューヨークに行ってきた。DCには人間がいないという発見と、NYには人間が多すぎると感じる自分の田舎者ぶりへの発見をした。日本人がたくさんいるSFなのに、日本食のおいしいところが少ないので、NYに久しぶりに行ったのを機会におすしを連続2回と居酒屋にもいってきた。

そして、5日ぶりに戻った自宅。食べ物に困らないようにと、出発前日に買い込んだものは大方腐って冷蔵庫に入っている。怒髪天をついてしまう。連日同じカレーとマーボー豆腐、しかも冷凍の野菜をつかったらしいを食べたと言う。新鮮なアーテイチョークもほうれん草も青梗菜も鳥2羽も、鞘インゲンもみーんな腐ってしまった。あんたらは、一体Quality of Lifeってえもんを考慮しないのかと怒鳴ってみる。誰も反省をしていない。母の日なので、ちょっと期待をしたが、誰も食事を作ってくれない。仕方ないので自分で作ってみた。みんなおいしいおいしいといって食べるので、あんたたちね、と前置きをして、来年の母の日にはお願いだからまともな食事を作ってくれない?と頼む。残り364日は私が作るんだからさ、と掛け合うが、暖簾に腕押しとはこれ然りである。

2 comments:

  1. jubiさん、お帰りなさい。やっとウェブの世界に戻ってきましたね。以前メールアドレスが数日間使えなくなってしまった時に、自分だけ皆と連絡が取れず孤立してしまった感じがしましたが、今やPCにつながらない日々というのはとても不安な感じがしたことでしょう。久しぶりの東海岸は如何でしたでしょうか。ビンラディン殺害のニュースとかに沸いている感じなのでしょうか・・・

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  2. お疲れ様~。もったいなかったね、食べ物。こんど出かけるときは、空っぽにしていくといいよ。缶詰だけ買っておいて。

    私もネット・ワールド中毒だから、ない世界なんて辛い。義両親と一緒の田舎も、PCをもって行くようにしてからは、ストレス開放のよきツールとなってくれています。

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