Monday, November 21, 2011

ティーンの死生観

昨夜の夕ご飯での会話。

13歳でフランスに留学中の姪っ子に、本について意見交換、というか、夫と私が好きな本を斡旋してるこの頃。その中で、どうしてそういうトピックになったのか(多分ハリポタ)、「子供は死ぬのが怖くない」、本当か。姪っ子は、初めて死を恐れたのが8歳のときだったから、「本当じゃない」といいます。

私「どんなときにそんなこと思ったの?」
姪「忘れたけど、死んだら悲しい!って思ったの」
私「そうだよね、私も死んだらもう逢えない、と思うと悲しい」
姪「それは思わない。絶対また逢えるから」
私「(あれ?無宗教だと思っていたけれど、キリスト教のように天国でまた逢えるってこと?それともリインカネーネーション?)死んでから逢うの?」
姪「え?ううん、カリフォルニアの友達とか、みんな小さな村だからまた会える。え?死んだらだって?あぁ、先の話ね、っていうか、まだ現実感ないからさ」

若さってすごいパワーです。前進し続けるパワーというか。ピチピチ、スイスイ、すがすがしい、みずみずしい。
毎日、エネルギーを頂いています。

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一方で、昨日パーティーであった知人。電話で外してかえってきたら、少し動揺しています。
「今、知らされたんだけど、従兄弟の18歳の息子が自殺したって。理由がね、『幸せすぎる、この先生きていく価値がない』って。不幸だから死ぬのならまだ分るけれど、幸せすぎるからって命断つってどういうこと??」
最近、フランスかベルギーでも似たケースの若い自殺があったそう。

ちなみにパーティーは生後二ヶ月の新生児の洗礼式のため。
お母さんの腕に抱かれて眠っていたべべの神聖な清潔さ、美しさ。
夫も一瞬涙目になるほどむき身状態の「生命」。

命を大切にしてほしい。守ってあげたいけれど、ある時点からは自分でやってもらうしかないですから。

1 comment:

  1. 複雑ですね。つまらないから麻薬やお酒に走る若者も増えているそう。

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