Thursday, April 24, 2014

Carpool

サンフランシスコ郊外に住む私の周りには公共の交通手段があまりない。金融街(といってもニューヨーク、ロンドン、東京に比べれば豆粒ほどの威力のもの)に通勤する人のための
フェリーと、近所の学生や貧乏人のためのバスのみ。貧乏人なんていうと、なんて失礼?!としかられそうだけど、実際にそうなのだ。家政婦さんや、レストランの従業員やスーパーで働く人くらいしか利用しない。あとは、み~んな自家用車。
そんなわけで、放課後にクラブ活動をする子供たちのお迎えは、カープールなのだ。同じ活動をする子供で、尚且つ近所の子供たちの父母が交代制でお迎え当番をする。うちの末っ子は水球と水泳をしているので、お迎えは何時もカルキ臭い。子供たちの会話を聴きながら、ふむふむほほ~そういうことだったのか。。。とか、この子の親はこんなことを言ったのかとか、大抵は子供の発言から推測できる。親の影響力ってすごいなあと、恐ろしくなったりする。フランスには「子供のお蔭で首吊りの目にあう。」ということわざがあるらしいけど、大人同士無難なことを言い合っていても、ひとたびカープール・ママをすれば親の本音はすぐばれる。
怖いこわい。

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