Sunday, January 24, 2010

ブレス産の鶏

昨日は夫の誕生日ということもあり、ちょっと奮発してブレス産の鶏のローストにした。
鶏といえば、結構お手頃な食材なはずなのだが、夫は安い鶏は口に合わないという、なんとまぁ、な人なのだ。
普通の鶏は1キロ6ユーロ位、BIO印のはキロ10ユーロ、ブレス産は14.5ユーロである。一番小さいのを選んでもらったが、それでも1.4キロ位あったので20ユーロ!ステーキよりも高いのだ。日本の地鶏もこんな値段だろうか。

さて、お味、美味しいことは美味しかったが、初めて食べたときの感動はなかった。こうやって人間は奢っていくのだろうか。ちょっと悲しい・・・。

そんなブレス産が14.5ユーロの底力を見せるのは鶏がらスープのとき。我が家では皆の残した骨も集め、スープを取る。鶏の骨、子猿らは「ルイーズ(管理人さんの犬)にあげるの?」と聞くので「そうよ」と応えるが、実は君達の夜御飯なのだ。このスープ、味わい深くって本当に美味しい。人参と月桂樹の葉っぱと玉ねぎと茹でるだけなのに、他の鶏ガラでは出せない味。

バースデー・ボーイの夫は出張の疲れで首が回らない。四十らしい誕生日だね、と茶化したら、「四十一だ」とのこと。なにはともあれ、おめでとう!

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