久しぶりに夫が出張で留守である。楽できるような気がして喜んだ罰か、寝付けなかった。そんな夜は・・・
宮部みゆきの最新刊、「英雄の書」というのを明け方近くまで読みこんだ。
これは宮部みゆきのSFもの。彼女は時代物でも、もちろん現代ミステリーでも、人の孤独や、社会の歪みなどを、程々のユーモアを混ぜて上手く書くので大好きのなのだが、SFは小生のイメージ力不足のためか、イマイチ小慣れていないような気がしていた。プロットもシンプル過ぎるかな、なんて。でもこの「英雄の書」はいいような気がする。ネバーエンディングストーリーの大人版というか、怖い版というか。まだ半分過ぎたところだが、どこに連れて行かれるのか、楽しみだ。
週末にパリもぐっと冷え込んだ。歩道を歩くと一面枯葉の絨毯でサクサク音がする。これから春まで、街路樹も裸んぼです。
皆様も風邪など召しませぬよう、ご自愛くださいね。
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