以前、コンタクトという、映画を観て、星の世界に行ってしまった、というのをここで書いたが、今日は其の続きのようなもの。
先日、友人といつもの気の置けない会話をしていた。話題は宇宙について、人間の存在について。宇宙といえば、と、コンタクトについて説明しようとしたが、話しながらも、自分でも府に落ちないあらすじになってしまった。
其の週末、夫に、友人との会話について話したら、「だったら『コンタクト』を貸してあげればいいのに。あれって、こうでこういう話じゃない?」とドンピシャリなまとめ方をする。私ってば、肝心なことを落とし、どうでもいいことを「あらすじ」に含めるので、ズレズレになってしまったのだろう。
ふと、思い出すと、子供の頃、母が家に帰ってから今日あった面白い出来事を話してくれるのだが、何が言いたいのか、どこが面白いのか、全然わからなかった。まとめるのが下手な、そのDNAが私にきているってことか。
あらためて、インターネットでコンタクトのあらすじを探すと、私と違う見解のが幾つもあって、人の感じ方は千差万別なことを再確認。昔、Le Grand Bleuを観て、ハッピーエンドと受け取った友人もいた。映画では主人公が死のダイブに行くところで終わるのだが、その友人は「そのあと生還するんだよ!」という、自作プロットを信じていたのだ。私もオメデタイ奴だが、この人にはかなわない、と思ったものだ。
コンタクトを観てない、観る予定がない方に、ネットで、一番私の理解に近かったのをコピーさせてもらいます。
それは、宇宙の声からはじまった。
天文学者エリーは、幼い頃からある答えを求めて続けてきた。「なぜ、我々はここにいるのか。我々はいったい何者なのか」。やがて、そんな彼女の願いが本当に天に届いたかのように、そのメッセージは宇宙から送られてきた。科学者として、女性として、人間として、エリーはたった一人でそのメッセージに答える決心をする。大宇宙を舞台に、人間の存在について考える、人間のための物語。原作はカール・セーガンのベストセラー小説。
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