Wednesday, October 14, 2009

がんばれ女性達!

今日は長くなります。悪しからず。

昨日、フランス人女性数人と昼食を一緒にする機会があった。歳の頃は50代前後と思われる。私以外の皆は、美術関係(出版、キュレーター、Etc)の仕事をしている、していた、という縁で友達になったらしい。

其のうちの一人の最高齢(60近い?)とお見受けした人は、随分なブランクの後、再就職した、とのことでその苦労話を明るく、ユーモア混じりに話してくれた。金融関係の仕事で、当初は二十代、三十代の若造に、コケにされ、傷ついたけど、確かに彼らの方が仕事が速かったり、彼女にはないアプローチ法で業績を挙げるので、何も言えず、トイレで一人、すーっと涙を拭くのよ、でも、私、ガンバルの、と言う。うんうん、ガンバレ~、と皆で声援。

其の後は、それぞれの知人の「ブランク後の再就職苦労話」を持ち合う。ルーブルなどの美術館は結構陰湿な世界のようだ。
隣にいた女性と仕事について話す。彼女は十年以上仕事をしていない。旦那の海外赴任をきっかけにワーキングマザーを辞めたとのこと。いざ、専業主婦になってみると、家族がスムースに回り始めたように感じられたので、そのままでいると言う。
「共働きのときは、マシーンかのように、働きまくっていたの。それでも仕事が残ってしまって、それが嫌でフラストレーションが溜まっていてね。夫は家庭のことを気にせず、仕事が終わるまで思う存分仕事して、すっきりと家に帰ってくるけど、母親としてはそうもできないからね。」ふむふむ、それはそうだろう。
「でも、問題は今よ。子供達がティーンエイジャーになってね、『ママ、なんで仕事してないの』とくる。先日は宿題を手伝ってあげることがあって、そしたら『へぇー、解けたの。意外!』だって。馬鹿にされているのよ、とほほ」とのこと。ありがちな話だ。フランスでもそうなのか。そんな子供は張り倒して、くじけずに頑張って欲しい。

帰りのメトロの中で、束の間の一人の時間を無駄にするものか、とIpodで桑田さんを聞く。あまりの素晴らしさに、あぁ、頑張ろう、と思う。

家に帰ると、日本の友人から、とても前向きなメールが来ていた。リストラにあった後、逆境をチャンスと受け取り、毎日習い事を楽しみながら、就職活動、そして婚活にと、真摯に取り組んでいたようで、その成果が少しずつ現れているようだ。ガンバレ、ガンバレ。

Jubilancerさんも、起業に向けて静かに、そして大胆に動きが始まっているようで、今後の展開が楽しみである。頑張ってね!応援しています。

小生も、何ができるかわからないけれど、とにかく、外へ出て、動いていようと思う。そういう気持ちにしてくれるのは何といっても人との出会いなり。アリガトウ!

No comments:

Post a Comment