日本の職安に行ったことはないが、今日カリフォルニアの職安に行ってきた。NYのよりも明るい気がする。お給料から毎月一定額が失業保険に天引きされるので、ここぞとばかりに失業保険の申請をしたものの、一度小切手が来たあと、抽選で職安に呼び出された。さすが週の13%が職を失っただけあって、裏からこそこそ入るという雰囲気はまったくない。それでも、ジャガーで乗り込むのは少し勇気を要した。でも、まるで大学のキャリア・アドバイス・センターのような感じでみんなとても感じがいい。毎日でもここに来て、コンピューターやら、コピーを利用していいらしい。ふふん、と感心しながら、なぜ毎週の小切手が途切れているのか問い合わせる隣で、60代の女性が声を震わせて、小切手がなければ11月5日には家を追い出されてホームレスになると懇願しているのを聞いて世の不公平を実感した。年齢、性別、教育のうちで自分で変えられるのは教育のみ。せめて子供たちには教育をしっかりしてあげたい。今日の抽選で大当たりして召喚されたグループはみんな高学歴のようで、ちょっとしたビジネス・スクールのスタディー・グループのような共鳴を感じ合ったりした。
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