もう、日本は新年を迎えている。ここフランスは残すところ2時間弱。新年の歓びは日本ならではだし、でもフランスはまだ大晦日、気持ちはどっちつかずの、そんな優柔不断な一日を過ごした。
まず、義理両親と一緒のお昼は、フランス風に豚のローストにしたのだが、付け合せに白いんげんを煮て、おせちには一日早いのだが、「まめまめしい一年を」と掛けてみた。夜はフランス風にシャンパンで乾杯してから、前菜をミニ年越しそばにして、「長寿」を願い、フルーツバスケットにはクレマンティーンという、香り高い蜜柑を入れ、「代々」子孫繁栄でしたっけ?を願ってみた。お正月と言えば、の凧揚げは一昨日したし。年末・新年の行事、一日二日前後するが、OKということにしよう。
大晦日くらいは大酒くらって、小猿達も夜更かしさせて、家族で陽気に夜を明かしたいと思っていたが、予定外に登場した義理の両親がお疲れの様子なので、小猿たちを連れ部屋に退散した。ベッドに小猿をいれ、「明日、パリに帰ったら日本のおばぁちゃんに電話しようね」と話して寝かした。そしてインターネットで長いこと興味のなかった紅白のニュースを読んで一人お正月気分を盛り上げる。そわそわの師走はもうじきお仕舞いで、明日からはしんとした気持ちがお似合いの新年が始まる。そして明日からしばらくは「明けましておめでとう」という挨拶をするのか、と思うと嬉し恥ずかし。
皆さん、今年もご愛読いただきましてどうもありがとう。明日からも宜しくお願いいたします。
元旦の明日、素晴らしい朝日でありますように。
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